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【映画】『あの頃。』を見て仲間に会いたくなった

最近は自分の中で邦画ブームがやってきていて邦画ばかり見ている。先日ずっと見ようと思って見れていなかった『あの頃。』をようやく見た。

誰にでもあるだろう【あの頃】

あの頃も楽しかったけど、今が1番楽しい、なんかこの結論に辿り着くのすごくいいなと思った。大人になると、学生の頃は楽しかったとかハタチくらいの時って楽しかったよねとか過去の楽しいに縋ってしまいがちだけど、きっと今のことも5年後には「あの時社畜すぎたし時間もお金もなかったけどそれはそれで楽しかったよね」なんて話しているんだと思う。

そして登場する“彼ら”はハロプロを愛している6人組。仲間って、友情っていいな大切だな素敵だなとも思った。ふざけ倒して好きな部分も嫌いな部分も全部丸ごと受け入れているようなそんな関係。クソニートに借金まみれに女を寝とるわ悪ふざけが過ぎるわ、どうでもいい人だったら近くで過ごしたくないし仲間になんかなりたくないような存在だけど、綺麗も汚いも全てを受け入れてしまうようのがホンモノの友情だと思う。彼らはかけがえのない友情を手に入れていた。

実はこの映画は友達と見ていたのだけど、ボソッと「ああいうのいいな、友達っていいな、ああいう友達欲しいな、自分は友達が少ないから」「ああいう経験あんまりないから羨ましい」と言っていた。正直私は友達は少なくない。もちろん親友と呼べる人がたくさんいるわけではないけれど、共通の趣味で盛り上がったり、定期的に集まって馬鹿みたいに盛り上がる仲間や頭がおかしいほど酒を飲める仲間もいる。私が楽しかった【あの頃】を持っているのは大切で大好きな仲間たちのおかげなのかもしれない。一度きりの時間を大切にしていきたいななんて、私にはあんまり似合わない感情が湧くようなそんな映画。誰かに会って騒ぎたくなった

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