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聖書からその存在を消されたヤハウェの妻"アシュラ (阿修羅)"

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聖書からその存在を消されたヤハウェの妻
"アシュラ (阿修羅)
"
今も続くエロヒム戦
争!」バチカンの聖書翻
訳者マウロ・ビグリー
ノ&ポール・ワリス

(2023/12/17) https://eriqmapjapan.substack.com/p/673

ERIQMAPJAPAN
MAR 21

史上初、ヘブライ語聖書の文字通りの翻訳をおこなった、バチカン市国ローマカトリック教会のマウロ・ビグリーノ氏の動画の一部を翻訳しました。ビグリーノ氏の動画はいくつか拝見させていただいていますが、ここ最近の動画ではトゥレット症候群 (チック/けいれんのような症状)を発症されており、病状が氣になります。

ワリス:・なぜ女性のエロヒムはいないのですか?・エロヒムは人間の女性と性交しているようですが、女性のエロヒムはいないのですか?・彼らはクローンなのですか?・女性エロヒムがいないからイヴを創ったのですか?

以上が質問です。マウロさん、これにどうお答えしますか?

ビグリーノ:そうですね…まず第一に、聖書に出てくる女性エロヒムは一変態だけで、その名前はアシュラ(阿修羅)です。

多くの遺跡で、考古学者が、ヤハウェの伴侶とされるアシュラの名を記した碑文を発見しています。ナイル川のエレファンティネ島には、ヤハウェの妻アシュラを知るヘブライ人のコミュニティがありました。

彼女はそこで、アナト・ヤフー(Yahoo)という名前で呼ばれていました。

世界中の国々の神話や法律を読むと、パウロがしばしば語っているように、女性エロヒム、もしくは女性の神々のような存在がいたことがわかります。ヒンズー教、ギリシャ、ローマ、エジプト、シュメール、アッシリア、バビロニアなど、あらゆる古文書には、女性の神々の存在が記述されています。

ところが、聖書を書いた司祭は、女性神の存在を取り消し、男性神ヤハウェだけを残したのです。

この神性には、絶対的に女性が存在していました。イヴはアダムのためだけに創られたのであって、エロヒムのためではありません。なので、イヴはまた別の問題です。

ワリス:はい、今日の聖書やヘブライ語の聖典は男性優位であるため、これは実に興味深い話ですね。聖書の「創世記」の原典であると思われる古代シュメールやバビロニアの物語を読んでみると、そこには、他の物語的伝統とはある程度対照的に、シャムハットやナマやヌフサのような、女性の天空人の物語が書かれています。

聖書には、アシュラ (阿修羅)という名前が出てきます。ハシマイムには女性エロヒムのことが書かれていたと思いますが、たしか名前は無かったのではないでしょうか?しかし、たとえば預言者エレミヤに至っては、イスラエルの部族がいかにアシュラを肯定的に記憶し、そしてそれとは対照的に、ヤハウェを否定的に記憶していたかについてを語っています。わたしたちが見せられているのは、古代人類の接触体験の対極にある2つの神なのかもしれません。

アシュラは養育の経験であり、それは、フナプ・オラブ・ワリスやシャムハットの物語の別バージョンであり、人類が地球上で洗練された文明を持つようになるのを助け、育てるためにやってきた女性神の姿です。彼女は農業と医学を指導し、土地を肥沃にし、人々が豊かになるのを助けたので、感謝とともに記憶されました。

エレミヤは、城塞都市や駐屯都市から、あらゆる高い丘の上や緑の木の下に至るまで、アシュラが記念されていることとは対照的に、民衆がどれほどヤハウェの決めた法律を拒み、ヤハウェに支配されるのを嫌がっていたかを語っています。

エレミヤが述べているのは、これらの事実の要約のようなものだと思います。ペリシテ人のエクロンなどの他の共同体にも、多くのエロヒムがいたことがわかっているのに、彼が名を挙げたのは、この二変態の男女のエロヒムだけでした。

歴史では、しばしばリーダーについての話が語られています。そして読み手も、そのリーダーの従者やチームや支持者など、それらすべてを想定しなければなりません。なので聖書の中にも、たとえ名前が挙げられていなくても、女性エロヒムがいたのだと思います。シュメールの資料やユダヤ教のように、改造されなかった他の伝統に目を向けると、そこには女性エロヒムの存在があるのです。

しかし、旧約聖書の最終編集の目的は、ヤハウェを過大評価し、他のすべての人をできるだけ小さく見せることでした。

なので、ヤハウェの他に名前が残っているのは、人々がどうしても忘れることができないほどの、強烈な何かをおこなった者たちだけでした。 彼らの名前は認められたものの、それは単に、偶像崇拝の偶像として描かれ、聖書の編集の中で、意図的に忘れ去られてきたのだと思います。

非常に強力な女性エロヒムであるアシュラが残っているという事実は、氷山の一角に過ぎません。過去には男性も女性もいて、さまざまな存在の記憶があるのですから。

ビグリーノ:わたしの記憶が間違っていなければ、ソロモン王がアシュラを崇拝する場所を作っていました。

ワレス:その通りです。
ビグリーノ:はい…ポール、ちょっと聞こえませんが?
ワレス:はい、その通りです。ソロモンは、エルサレム神殿の中にエロヒムの支配を記念する美術品を所有していましたが、それらは、ヒゼキヤ王の時に汚されました。

ソロモンは大きなアシュラ神殿を建設し、アシュラを祀るために、エルサレム神官団を組織したのです。そのため、再編集者がこの物語を再話する際には、王の中で最も賢明なソロモンが、なぜアシュラやキモス、その他の存在を祀る神殿や神官を持つことになったのかを説明しなければなりません。そのため再編集者は、別のストーリーをでっち上げることになったのです。この話に関しては、ヤハウェが外国人の妻を持ったことが問題でした。

もし彼がユダヤ人の良妻と結婚していたら、このようなことは起こらなかったでしょう。 「ソロモンがアシュラ崇拝を奨励したことを、誰もが知っていた」という事実に対処するための方法として、こういうことがおこなわれたのです。
ビグリーノ:はい、その回答でいいと思います。

(END)


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