EV所有者は充電を常に気にしているのか?
EVのことを調べるとやっぱり一番出てくるのは充電に関する話題。
このこともあり、常に充電を気にしていると思われがちかもしれない。
実際には、あまり気にしてはいないのだが、どうしてそうなるのだろうか?
そもそも自分自身も初めての体験で驚きなどもあるので話題にしやすい
みんな関心がありそうなので、記事とかにしやすい
といったところが原因だろうか。
いろいろ考えてみると、
基本は充電自体が未知な体験であるため、そこにはリスクや不安があることは事実。
本当にそこにあるのか?
駐車場のどの位置にあるのか?
空いているか?
故障していないか?
今後、1,2年の間にどう変わってしまうのか?
上記の不安はガソリンにはほぼない。
もう何十年も続いてきた状況ですぐに変わる可能性が低いからだ。
この点は、一度経験して解消されるまでは気にすることになるな。
それでも気にならないと思えるのは、充電問題は気にはしているが、購入時にリスクは受け入れているため問題にならない。
というのが正しい表現だろうか。
ただ、ガソリンスタンドに行かなくていい。家にガソリンスタンドがあるようなもの。というメリットと、値段、エコ、などのメリットにより、問題が相殺されている。というのも事実であり、そこはプラス要素。
その上で、すでに受け入れたリスクは心理的にはもうマイナスではなく、想定範囲内でゼロ。
と考えると、プラスだけが残り体感プラスになるというカラクリかもしれない。
あとは、やっぱりガソリン入れにいかないと、燃料タダの気分になるんですよね。電気代はかかるけど、元々電気代はかかっているから気分的に燃料費ただに感じるというのもある。
ただ、やはりガソリン車と比べたら燃料がなくなるリスクについてはちゃんと考えておかねばならない。
なぜなら、問題が発生した時の代替手段が少ないからだ。
ここが一番の問題かもしれない。
ガソリンスタンドなら、山奥とか行く時以外はどこかにはあるはずだから、わざわざ計画に組み込む必要がなく、通り道にそのうち現れるはずだから入りやすそうな場所に行けばいい。仮に行こうと思った場所が潰れていても数kmくらいの範囲内に大抵別のガソリンスタンドがある。
充電の場合、そうは行かない。
現状はまずないが、行こうと思っていたスーパーチャージャーが全て故障していた。とか、10台並んでいる。とかいう状況になったら、流石に困る。
おそらく、そうそう遭遇しないことではあるのだが。
起きない可能性は高いのだが、起きた時のリスクに備える。
まさかのときに保険に加入する。
という感情に近いのかもしれないな。
つまり、この逆で、リスクがあるからEVを買えない。という状況なのだろう。
という結論に至った。
少なくとも日本では。
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