2023年12月第1週の振り返り(今週の買付銘柄・雑感)
〇今週の買付銘柄
11月27日(月)から12月1日(金)に買い増しした銘柄と株数は以下の通り。
全国保証に関しては、元々現物で保有していた100株を微益で売却後、信用玉を現引きしただけですので、保有株数(100株)に変更はありません。
〇雑感
今週の日経平均ですが、27日(月)に、取引時間中に一時7/3の年初来高値(3万3,753円)を上回りながらも失速。このパターンは先週24日(金)にも見られました。
28日(火)以降も、6月から続くレンジ(3万0,500円~3万3,000円台後半)の上限では推移しているものの、終値ベースでは上記年初来高値に届かない展開となっています。
日経平均を月足で見ると、7月、8月、9月、10月と4か月連続で陰線が続きましたが、11月にそれらを打ち返す大陽線が出現しました(月間で2628円・9%の上昇)。ちなみに、上昇トレンド中に、前月よりも下寄りの位置に陰線が連続して出た状態(7月~10月)を「つたい線」といい、そのつたい線の翌月(11月)に大陽線が出現した状態を「つたい線の打ち返し」と言います。
現状は、未だ方向感は定まっていない状態と思いますが、個人的には今月12月のローソク足がどうなるか注目しています。仮に、12月を陽線で終えることができれば、目先上昇相場が続く可能性が高まると考えます(あくまでチャートのお話ですし、チャートが全てを語るとは思っていませんが、それでもチャートをチェックする意味は大いにあると考えています)。
なお、米株式市場では、昨日NYダウが3万6425ドルを付け、今年の夏場につけた高値を上回って連日で年初来高値を更新。11月からは3164ドル(9.5%)上昇し、22年1月以来の高値となっています。
さて、散々報道等でも言われておりますが、日本株にはデフレ脱却や資本コストを意識した企業経営が広まりつつあるなど構造的なプラス要因があります。
特に、①賃上げを伴ったインフレと②中長期の腰の据わった外国人の買いが組み合わされば、まだまだ上昇相場が続くかもと期待する一方、やきもきする気持ちもあります(安く買い増しできないから)。本音を言えば、やきもきの方が圧倒的に強いのですが(笑)
とはいえ、世界に目を向ければ不透明要因も複数ありますし、今年3月のシリコンバレーBANK破綻のような誰も予期しなかった突発的な事象が発生するかもしれません。結局のところ、自分なりに複数のシナリオは持ちつつも、「正確な予測は不可能」と割り切っております。
個人的に大切にしているのは、①長期的な視点に立ち、②自分なりの判断モノサシに照らして(相対的に)割安と思うものを少しずつ買い、③受取配当金を積み上げることで着実に元本を回収していく、そして④ここぞという局面が訪れれば勇気を出して積極的に優良株を買うことです。
短期間でお金持ちになろうとはせず、上記①~④を踏まえて粛々と続けてさえいれば、時間はかかれど着実に資産形成が進んでいくと考えています。
私はまだ投資を始めて2年も経っておらず、大した実績もありませんが、お手本としている実績ある個人投資家さんの発信を見ると、「自分にもできるはず」と確信しております。
最後に、
11/28にチャーリー・マンガー氏(バフェット氏の盟友でバークシャーの副会長)が99歳でご逝去されました。以下、マンガー氏の言葉を一つだけご紹介します。
「成功とは、忍耐強く待ち、時が来たら、積極的に行動するということだ」
心よりご冥福をお祈りいたします。
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