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後アトランティス文化期の夢見(1)エジプト期

文化期について

12月下旬から後アトランティス文化期についての夢見が始まりました。
後アトランティス文化期(ポスト・アトランティス文化期)とは、シュタイナーがアトランティス崩壊後の文明期について分類したもので、1つの文化期はだいたい2200年ほどです。これはプラトン年(歳差運動の26000年)を12分割したプラトン月の長さにあたります。
シュタイナーは、古インド文化期はBC7227年から始まるなどと細かい年数を記していますが、以下は二桁以下の単位を四捨五入して、ざっくりと分けたものです。

第一文化期:古インド文化期(BC7200~5000年ごろ)
第二文化期:原ペルシャ文化期(BC5000~2900年ごろ)
第三文化期:エジプト・カルデア文化期(BC2900~700年ごろ)
第四文化期:ギリシャ・ローマ文化期(BC700~AD1400年ごろ)
第五文化期:ゲルマン文化期(AD1400~3600年ごろ)←今ココ
第六文化期:ロシア文化期(AD3600~5700年ごろ)
第七文化期:アメリカ文化期(AD5700~7900年ごろ)

ちなみにアトランティスの崩壊はBC11500年ごろと言われています。

以下の夢見は、アトランティスと繋がるための夢見をしたものですが、しかし夢の内容は第三文化期のエジプト・カルデア文化期に関係するものと思われます。それぞれの時代を生命体だと考えた時、アトランティスの時代は長大で、のちの7つの文化期のような2200年ほどの小さな寿命ではないため、アトランティス時代の記憶を遡るには、まずは7つの文化期を歩く必要があるのだと思います。
これは、全惑星意識に至るにはすべての惑星意識を揃える必要があるのと同じ原理です。

夢:死体を運ぶゴキブリ

実験室で、黄色と黒の縞模様のゴキブリの集団が飛んでいて、缶詰に入った死体を運んでいた。ゴキブリは、袋に入っている集団と、入っていない集団に分かれていたが、どちらも同じ缶を運んでいた。
私はゴキブリが気持ち悪くて「キティちゃんみたいな顔だったらいいのに」と言うと、ゴキブリが擬人化して男性になり、「いま何て言った?」とニヤニヤしながら詰めよってきた。男性はつり目で、細い眉に剃りが入っており、歯並びがよい。動きが速く、肌は焼けていて、肉体労働者のような身体だった。

解釈

この夢を見たのは12月19日で、今日は1月1日です。この夢が何を意味しているのか、はじめは判断するのが難しく、その後の夢見で徐々に解明されてきました。

ゴキブリはスカラベのことでしょうが、黄色と黒の縞模様というとプレアデスの蜂のイメージがあります。このことがまず初めの混乱でしたが、今思うに黄色と黒は光と闇を表し、エジプト文化期では光だったものが、別の文化期では闇のように扱われているという意味があると思います。
また、太陽神ラーは日の出の時にはスカラベ(タマオシコガネ)の姿をしたケプリになり、また夜はオスの羊の姿になると言われていて、これらもまた光と闇、黄色と黒を表しています。擬人化した時の顔は、目がつり目で頬は薄く、何となく羊かヤギのような感じがありました。

ケプリ(日の出の時のラーの姿)
Jeff Dahl - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3288138による

ゴキブリが沢山いるのは、様々な神がラーと習合されたりという、多神教を表しているのではないでしょうか。先日、カルナック神殿の羊頭のスフィンクスを見て、夢の中で擬人化したゴキブリ男性の顔とそっくりだと思いました。カルナック神殿はアメンを祀っていますが、アメンはのちにラーと習合してアメン・ラーとなりました。ゴキブリの集団は、このような習合や、多神教(星信仰)を表しているのでしょう。

では夢の中のゴキブリはアメン・ラーなのかというと、その一面もあり、さらにしし座の恒星の意味もあると思います。擬人化したゴキブリ男性は、羊やヤギのような印象でしたが、それ以上に獅子のイメージもありました。私は夢の中で「キティちゃんみたいな顔だったらいいのに」と言いましたが、それを聞いて男性は「いま何て言った?」と詰め寄ってきました。キティちゃんもライオンもネコ科です。私のファーストインプレッションでは、これはレグルスではないかと感じました。
しかし、ラーはアルニタクだという先入観があったため、夢見当初はこのあたりもかなり混乱した要因でした。ゴキブリの集団はさまざまな神を表しているのなら、その中にアルニタクもいるとは思いますが、擬人化したのは、アルニタクではないと思います。

缶詰の中の死体は何を意味しているのでしょうか。
おそらくこれは、この時代の私の記憶ではないかと思います。
私がこの世に生まれてきたのは今回が初めてだと思いますが、しかし天から降りてきて第五ゲルマン文化期(現代)に生まれるということは、当然そのほかの時代にも分割して降りているはずです。同時に過去にも未来にも生まれているはずで、この過去・未来の私を渡り歩くことが大切になってきます。
しかしまずは、第三エジプト期に関係することの夢見が今後も続きます。

これから、後アトランティス文化期の夢見については以下のマガジンにまとめてゆきます。

マガジン:後アトランティス文化期の夢見

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