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ハーモニック13を考える

使えないとあきらめる前に

自分のハーモニック13には特筆するような合はないと、今まで思っていました。なので、ここ数年、改めて見ることはなかったのですが、もう1度見てみると、オーブはゆるいものの、冥王星と水星の合、それから太陽と月の合がありました。

私が自分のハーモニック13に特徴はないと思っていた理由は、まず月は出生時間が本当に正確でない限り使えないと聞いていたから。倍音は1度違うだけでもどんどんずれてゆきます。私の生まれた時間は14時9分と記載があり、これは14時ちょうどとか、10分などと書かれているものより、正確なようにも思えますが、昔の時計は電波時計ではないので、分針がずれて間違っている可能性もあります。
そして冥王星と水星の合は、オーブが7度もあるので、これも使えないと判断したのです。

昔の私は自分で検証せずに、聞いた話に当てはまらないからと諦めたわけですが、今の私は使えそうなものは何でも発掘し、たぐり寄せたいので、この2つの合にあらためて注目してみようと思います。

13歳の時の出来事から考える

私は5~8歳ぐらいまでピアノを習っていましたが、そのあとはやめていました。13歳の時に、突然音大に行きたいと思い、自分で昔のピアノの先生に連絡をして、音大受験専用の先生を紹介してもらうという行動をしました。
紹介された先生は厳しく、私はブランクがあったので、吸収しなければならないことが多く、まるで修業のようでした。

私は人見知りの激しいほうでしたが、すでに交流のない、昔のピアノの先生に自分で連絡をして、ツテを紹介してもらうというのは、普段の自分よりは相対的に尖っており、ハーモニック13らしい行動です。これは太陽と月の合に現れていると思います。

太陽 蠍座10度 [親睦夕食会]
月 蠍座12度 [大使館の舞踏会]

親睦夕食会で自分のビジョンを話すと、協力者が出てきます。紹介されたツテは大使館の舞踏会なので、背伸びをしてがんばって張り合わなければならず、努力が必要です。
また太陽と月の合は公私がなくなるので、取り繕わずさらけ出すことで、周りに響き、支援が得られるし、蠍座的な濃い繋がりを築くという意味も出てきます。そして学業以外、公私がなくなるほど、朝から晩まで練習に費やすことにもなりました。

レッスンではピアノ以外にも、受験に向けた音楽の勉強があり、私にはどれもキャパオーバーでめまいがしそうでしたが、これは冥王星と水星の合でしょう。

冥王星 魚座28度 [満月の下の肥沃な庭]
水星 牡羊座5度 [羽のある三角]

冥王星からの未知の内容が水星に流し込まれます。冥王星と水星の合は、春分点をまたいでいるので、これは新しい地上サイクルに入るというより、13度らしく開いた穴から宇宙へ飛び出す体験になります。水星は羽のある三角なので、物質的なものではなく、宙に浮いた見えないものをそのまま理解しようとしていますし、冥王星からもたらされた内容を使って、三角形の創造性を発揮しようとしています。5度は挑戦する意欲が高いです。

私はこの時期に、練習している曲の作曲家がそばに来ることを知りました。
ベートーヴェンを練習すれば、私の左背後にベートーヴェンが来るし、ある時はグランドピアノの流線型の凹みの部分にモーツァルトが立っていましたし、ブラームスが私の肩に手を乗せたこともあります。
冥王星と水星の合は、それだけで強い集中力による知覚を表しますが、それがハーモニック13で発揮されれば、もちろん通常の知覚を超えて宇宙に飛び出すのではないでしょうか。

私はブランクがあり、ほかの生徒よりこなした曲数も少なかったのですが、ピアノの先生は「小さいころから継続して習っている子は、案外そんなに練習していない。だからあなたは毎日6時間弾きなさい。」というようなことを言いました。これを毎日実行することは、私の密かな反逆というか、今に見てろよという精神であり、ハーモニック13的だったと思います。

太陽の意図に合うものを月のステーションで探す

今日の夢では、写真に親戚が写っていて、この人たちについて詳しく教えてほしいと母に言うと、母は拒否しました。なぜかと聞くと、母は最近、この親戚がまた自分に繋がろうとしている夢を見ていて、それが嫌だというのです。そして私にはその縁を繋がせないようにする力がある、という夢でした。

この夢は、蠍座での太陽と月の合について、地上での縁にしないでほしいという意味だと思います。

太陽 蠍座10度 [親睦夕食会]
月 蠍座12度 [大使館の舞踏会]

13歳の時には、昔のピアノの先生から音大受験用の先生を紹介してもらうという、地上のツテでしたが、夢では、母はふたたび親戚が繋がろうとしているのを嫌がっており、このような地上的な縁とかありきたりのものにフォーカスしないでほしいということです。
私にはこの縁を繋がない力があるというのは、そもそも「13」は死神のカードとも同じで、地上の縁を切るところがあるし、ハーモニック13は飛び出して破れ目を作るのだから、地上との縁は結ばない。天上との縁をあらたに呼び出すことに使ってほしいということだと思います。それは太陽(地球)で意図したことを月のステーションで探すようなことでもあり、ピアノを弾くと作曲家が来るというのも、この体験でもあると思います。(でもこれも、ありきたりと言えばありきたりです。)

このように検証してみることで、自分にはハーモニック13は特にないという思い込みを払拭し、今後は新たに13の精神を燃やすことができると思いました。

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