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ポラリス(こぐま座)の夢見

夢1:教師に抗議する

ファミレスで教師と生徒が話している。私も生徒で、少し離れたところでそれを聞いていたが、内容が気に食わず、教師に大声で抗議して店を出る。

階段の踊り場で靴を履き替えていると、先ほど教師と話していた生徒が来た。その生徒は、私から借りた天然石の返却を、私が待っていたのではないかと気にしている。1つはまだ展示会に出していて返せないけれど、もう1つは今ここにあるからと私に返してくる。それは透明水晶のかち割り(ロッククリスタル)みたいな感じだけれど、魚眼石(アポフィライト)のような軽さとミルキーさがあった。

【解釈】
教師に強く抗議:
信念を貫くようなイメージ。そのために主張したり、戦ったり、強い意志で行動し、自分の生き残る場所を確保するような。
天然石の返却:私の夢の場合、天然石はいつも恒星を表す。しかしなぜここで2つの恒星が出てきたのか、しばらく分からなかったが、ポラリスは三重連星だと知って納得した。明るいAa星と伴星のAb星があり、その周りをB星が回っている。

(左)こぐま座とおおぐま座、(右上)ポラリスAとその周りを回るポラリスB、(右下)ポラリスAaと伴星のAb

夢の中で強い意志で先生に抗議した私は、一番光の強いポラリスAaだろう。これが一般的に有名なポラリスの性質だと思う。
展示中の天然石と、ロッククリスタルのような天然石は、どちらがAbでBなのかまだ分からない。さらに夢見が必要です。(→後日の夢見

夢2-1:傘を押し付ける青年

とても広い高層マンションの部屋で暮らしている私。全体的にお金持ち。ベッドの台は腰以上の高さがあり、そこから降りると、窓から隣の家の室内が見え、お隣さんと目が合う。目が合ってもずっと見ていたい。お隣は小さな一軒家で庶民的な感じだ。
私の部屋のキッチンは豪華で、広々としたスペースに、調理器具を見せるかたちで収納をしている。お玉と木べらをどこにディスプレイしようか考える。キッチンからもお隣さんを見たいので、視界を遮らないようにしたい。

外で物音がするので玄関を開けると、青年が私の部屋の玄関に錆びたビニル傘を置いてゆこうとしていた。やめて下さいと言うも、ドアの隙間から強引にビニル傘を差し込んでくる。傘を押し付けられ、追いかけようと玄関から飛び出すと、青年は90度向かい側の自分の部屋に逃げ込んだ。彼の友人がその様子を見ていて、「その傘、すぐ錆びちゃうんだよね」と私に言った。私と青年の玄関の前には広めのスペースがあり、大きなテーブルが置かれていて、その上には錆びていないビニル傘が何本か置いてあったので、私はそこに錆びた傘も置いた。

【解釈】
お金持ちの高層マンション:ポラリスAa星の押しの強さ、世界に介入して満足なポジションを確保するイメージ。高層なのはポラリスが天の高い位置にあることも同時に表している。ベッドの台が高いのも同じ。
隣の家の室内が見える:高層マンションなのに、隣の一軒家が見える不思議。マンションは大きくて広いが、一軒家は庶民的で小さい。私は隣人をずっと見ていたかったので、これはAa星の近くにあるAb星ではないかと思う。
お玉と木べら:2つの連星の象徴なのか、もしくはAa星の2面を表している。
錆びたビニル傘:傘は広げると天球のようになり、柄は北極星から影響が降りてきているように見える。傘を押し付けてくるのは、北極星のバトンを渡すようなもの。しかも錆びたビニル傘は北極星として機能しない(しにくい)ことを表すので、青年は北極星になる気がないことが分かる。これはおそらくB星だろう。青年B星はAa星に傘を押し付けるが、Aa星は錆びた傘などいらない。錆びていない綺麗な傘は玄関前のテーブルの上にある。

夢2-2:秘書兼召使い

傘の夢の続き。
玄関を出て共用廊下を歩いていると、小さな部屋を借りている人が友人だったことを知る。友人の部屋のインテリアはラブリーなフリフリだ。私は突き当りの部屋(夢1の部屋とはまた別)に友人を招き入れるが、玄関ドアの高さが通常の半分ぐらいしかなく、しゃがんで入る。玄関の上には窓があり、そこには小型犬がいて、私が帰ってきたのを嬉しそうにしている。
中は屋根裏部屋のような暗めの印象。どことなく向かいの一軒家みたいな雰囲気がある。友人が座れるようにソファと、クリーニングしたばかりのソファカバーを出して取り付ける。

友人と話していると、友人の秘書兼召使いのような人が部屋に訪ねてきた。「お嬢様がお世話になっているのでケーキをお持ちしたいと思っています。何がお好きですか?」とメニューを持ってきた。わざわざすみませんと言うと、秘書兼召使いは「お嬢様のことが好きなので、楽しさ嬉しさがあるから、ほかよりもずっと楽な仕事です。」と言う。私は気持ちがよく分かって泣いた。

【解釈】
この夢の登場人物はすべてポラリスAb星です。
私、友人、犬、秘書兼召使い、そして屋根裏部屋のような部屋も、友人の小さなフリル部屋も、ポラリスAb星を象徴しています。
部屋:屋根裏のような部屋は、住み込みの召使いが寝泊まりするイメージ。友人の狭くてラブリーなフリフリ内装の部屋も、現代のメイドカフェなどのイメージ。このことからAb星は秘書やメイドのような役割をすることがうかがえる。
喜ぶ小型犬:これも忠実な働きをするイメージ。また、ポラリスは「犬の尾」とも呼ばれていたことがあり、それはAb星の印象なのではないか。
秘書兼召使い:Ab星の擬人化イメージそのもの。サポートのプロ。この人の言葉には、支えることに徹する誇り、覚悟のようなものを感じた。

まとめ

ポラリスが三重連星だということを知り、それぞれ違う特徴を持つことが分ってきて、ポラリスの奥深さを知った。今のところ、ざっくりと以下のような印象。

ポラリスAa星:強い意志で成し遂げる。世界に介入する力。自分を押し出し、推し進める力。生存力の高さ、しぶとさ。
ポラリスAb星:サポート力。忠誠、忠実であることの誇り。有能な右腕。
ポラリスB星:北極星として地球に関与しない。すべてを無にするような印象。

次回から1つずつ別々に夢見してみることで、さらに理解が深まると思います。

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