双極性障害と境界性パーソナリティ障害のこと

先日、元彼女に振られてしまった話をしましたが、その話の続きのような話です。
初めにお断りすると僕は専門家ではないので、実際に一緒に過ごして気がついたことだけです。
私の元彼女は、病名が双極性障害二型でした。障がい者手帳も持っていました。
初めに会った時は、そこまでのハンデは感じませんでしたが、付き合って一緒にいる時間が増えるごとに、気分が落ち込んで自傷行為なども増えてきて、僕自身も色々と大変でした。
しかし、僕自身は付き合っていた当時から彼女のこの双極性障害という病名に違和感がありました。
それは何故かというと・・
①気分の上下が短時間(数時間)で頻繁に起こること
②躁状態の変化があまり感じない
③孤独に対する恐怖感がとても多い
こんな点でとても違和感がありました。
それでもお恥ずかしながら彼女と一緒にクリニックに行った際にはそれに気がつけずに先生にもお話ししてあげられませんでした。

そして僕が彼女の病気は双極性障害ではなくて、境界性パーソナリティ障害ではないかと気がついたのは、別れて音信不通になってからしばらく経ってからでした。
きっかけは、僕自身のカウンセリングで別れた彼女の話をした際にカウンセラーさんが境界性パーソナリティ障害について教えてくれたことでした。

それによるといくつかの点で非常に彼女の状態に酷似していて、僕の中では確信で彼女の病気は異なるものだと思いました。

なんとかブロックされていなそうな方法で連絡をして、彼女にそのことは伝えられましたが、その後永遠の別れを告げられて、果たして病院でそれを言ってくれるかまではわからないまま終わってしまいました。

双極性障害2型と境界性パーソナリティ障害は、症状も似ていることが多くて誤診されることも多いとのことですが、治療法が異なります。
だから、せめても彼女にはそれに気がついてもらって、ちょっとでも元気になって欲しい、そう思っています。

パートナーの方でハンデキャップを持っていて、うまく治療が行かない方もたくさんいらっしゃると思います。
大切に想うなら、冷静に見て、気がつくことがあったら調べて見てください。もしかしたら、悲しいお別れをする前に、助かることもあるかもしれないです。


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