2020年度 慶應義塾大学 看護医療学部 小論文試験 模範解答

問題1.
理由は大きく二つある。第一に、情報処理に必要な能力をどれだけ蓄えているかや、低下した機能を代償することが可能かどうかなど、「認知の予備力」としての認知機能の質や量が個々人によって異なるためである。第二に、加齢による脳の萎縮や損傷などの脳解剖学的な変化が生じたのちでも、損傷した脳神経が担う機能を別の脳神経によって代償する「脳の可塑性」というプロセスが存在し、認知機能の改善が可能なためである。(196字)

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