YouTubeのサムネイルは大喜利のフリップと似ている。

お世話になっております。
政光真吾です。
コロナの影響で劇場や営業での仕事がほとんど吹っ飛んでしまいましたが、今はインプット作業に注力できると楽観的に考えております。

さて、タイトルの件です。
最近は4月に公開する予定のYouTubeチャンネルの動画作りを行なっており、併せてサムネイルもイチから作っているのですが、サムネイルを作っているうちに「大喜利におけるフリップの使い方と似ている」と思ったので、筆を取った次第です。

まず、思い浮かべて頂きたいのが、お笑いライブの大喜利でフリップに書いてある文字をそのまま読みながら発表するタイプの芸人さん。
声に出して伝えているのですから、同じことを書く必要はありません。
全く必要ないとは言えないけど、上手くフリップを使えているかと聞かれれば答えはNOです。
YouTubeでこれに該当するのが動画タイトルと同じ文字をサムネイルに載せているようなYouTuberに近いと思いました。
まぁ、サムネイルを別で作っているだけまだマシだとは思うのですが、動画タイトルは動画タイトルで記入欄があるわけですし、せっかく視覚的に情報を届けられるツールなのですから、そこは上手く使いたいところですよね。
つまり、動画タイトルが大喜利で言うところの芸人さんが口頭で伝える言葉であり、サムネイルはその言葉の面白さを視覚的に引き立てるフリップである、とお笑い思考に置き換えることができるのではないか、と思ったわけです。

大喜利が得意な芸人さんのフリップの使い方を見ていると、口頭で伝える言葉に沿った絵を描いたり、言葉で書くにしても一言で簡潔に伝わるキーワードでまとめるなど、視覚的に伝えることをきちんと意識しており、フリップの無駄遣いをしていないのです。
YouTubeの話に戻りますが、いわゆるトップYouTuberとされる方々の動画を見ていると、サムネイルに無駄が無く、情報がすっきりとまとめられており、何を伝えたいのかがハッキリとわかる画像になっていました。

大喜利に自信が無いという若手芸人さんはトップYouTuberのサムネイルを見るだけでも色々と学びになるのではないでしょうか。
ひょっとしたら現在のYouTube人気が未来の大喜利をも変えてしまう予感すらしていますが、僕自身もその波に関われているように努力を続けたいと思います。

ちなみに、サムネイルで視覚的に視聴者へ訴求することはできますが、あくまでもサムネイルはただの画像でしかないので、検索で引っかかる為には動画タイトルからこだわる必要があります。
そこで、タイトルの付け方について僕なりに得たまとめを共有させて頂きます。

①検索に引っかかるキーワードが入っているか？
②内容とタイトルが一致しているか？
③キャッチコピー性（いわゆるワードセンス）
④生理的現象をくすぐるか？

検索して引っかかるかどうかは①の他にタグ付けなどのテクニックもありますので、そこらへんは解説書などを覗いて頂ければと思います。
意外と大事なのが②を守ることだったりします。
理由としてはタイトルで派手に煽って視聴者を期待させた結果、そのハードルを超えられていない動画が山のように存在するのですが、いずれも高評価よりも低評価の数が多くなっています。
当然、視聴者はそのチャンネルから離れていきますし、低評価が多くなればGoogleからの信用も低くなり、結果的に広告審査も厳しくなってしまうらしいです。
③に関しては有名なフレーズを引用したり、言葉のリズムにこだわったりすることで言語センスを磨くことができますし、紡いだ言葉たちが意外な層に届く可能性もあるので、あるに越したことはないと思います。
④はそのタイトルを目にしただけで飛びつきたくなるようなタイトルが付けられるかどうか、ということですね。
例えば「誰でも簡単に月30万円稼げる方法」なんて書いてあったら、誰でも飛びつきたくなりますよね。
人間が本能的に「これは見なきゃ！」と思わせるタイトルを意識することが再生数増加に結びつくはずです・・・が、ここで注意しなければならないのが上にも書いたハードルを上げすぎて超えられない問題です。
本能に強く語りかけるメッセージなだけに、その期待を裏切ってしまえば信用を失ってしまうので、言葉の扱いには注意が必要ですね。

タイトルの付け方についての考え方をまとめてみましたが、これらの項目を意識してタイトルを付けて、さらにそのタイトルを活かす為のサムネイルを活かすことができれば、より良いYouTubeライフ、より良い大喜利ライフが送れる気がしてきませんか？
えっ？「そういうお前は良い生活が送れているのか」って？
まだまだでした。

共に頑張りましょう。
乱文失礼致しました。