ヴィーガンになってから思ったこと
私は昨日ヴィーガンとなった。
動物愛護の精神をもとに、ヴィーガンになることを固く決心した。
ずっと好きだった焼肉、ラーメン、チャーハン、目玉焼き。
これらを一生封印することに決めた。
そして、周りも応援してくれていた。
しかし。
その時は突然訪れた。
ヴィーガンになってから18時間29分58秒68が経過したある時。
私は気づいてしまった。
私は「たまご蒸しパン」を食べていた。
蒸しパンならいいか
そう思い、いつものスーパーで買っていた。
よく見るとそのパッケージには
しっかりと
『たまご』蒸しパン
と書いてあった。
愕然とした。
膝から崩れ落ちそうになった。
そこで私は悟った。
「ヴィーガンはムズい。」
「まじ、普通にヴィーガンすげぇ」
ここで私の贖罪は終わりを告げざるを得なかったのである。
幕を閉じた。
ヴィーガンになりたいという昨日の人生が変わるほどの衝撃は、「ヴィーガンに対する尊敬心」となり形を変えてしまった。
私にはヴィーガンになるという、大きな挑戦、夢は叶えることができなかった。
明日からまた、普通に肉を食べようと思う。
ヴィーガンの方々への尊敬を忘れず。
おわり。