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大学講義「ナッジのきいた保健活動とは?」を開催!

こんにちは! PolicyGarage(愛称ポリガレ)事務局の赤塚です!
2021年6月22日、千葉県の淑徳大学看護栄養学部キャンパスへお邪魔し、当法人理事の髙橋勇太による講義を開催しました!

今回は、看護職を目指す大学2年生およそ100名の皆さんに、「ナッジのきいた保健活動とは~人々の健康生活をそっと後押ししよう~」というテーマでお話をしました。

学生さんが対象ということで、まずは「人の行動をどうやって変える?」という質問について一緒に考えました。そのあと、今回のテーマであるナッジについて、保健活動の場面での事例も交えながらお話ししました。続いて、ナッジを実践で活用するためのツールとしてEAST(※)を紹介し、それぞれの要素について具体的にどのように活用できるか考えました。

※ Easy, Attractive, Social, Timely(簡単・魅力的・社会規範に訴える・最適のタイミング)の略で、ナッジを取り入れて望ましい行動を実現させるために欠かせない考え方

赤塚さん写真2

学生の皆さんに講義の感想を聞いてみると、「日常生活の中で(ナッジを)使ってみたいです」、「もらったチラシにナッジが使われていないか、よく見てみようと思いました」、といった声を頂きました。
皆さんが気づいてくださった通り、ナッジを活用した仕掛けは、実は身の回りにたくさんあります。まずは、毎日の生活の中でナッジを探して、使ってみるのがいいかもしれませんね!

赤塚さん写真1

保健活動の現場では、「運動していない人に運動してもらう」、「健診未受診の人に受診してもらう」といった行動を変えてもらうための支援の場面がたくさんあり、実はより良い行動を促すナッジとは密接な関係があります。今回の講義を、これから学生の皆さんが出会う様々な方々の健康を支える機会に役立ててもらえたらうれしいです!
講義にご参加頂いた皆さん、ぜひ充実した学生生活をお送りください!!

(文・写真 赤塚永貴)

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