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楽しい育児をするコツ 助産師を利用して母乳育児の近道を探してみよう


こんにちは。
助産師ぽれぽれです。

私は、長年母乳育児のお手伝いをしてきた助産師です。
母乳育児をしたいんだけれど、どうしたら良いのかわからない、そんな悩み多きママのお役にたてれば幸いです。


母乳育児って大変なの?


お友達にきいたんです


「友達にきいたんですよ。母乳で育てるの、とっても大変だったって。私、メンタルあまり強くないんで、そんなに大変なら最初っから母乳じゃなくても良いんですよね。」

うんうん、そうなのね。
お友達は、母乳育児でとてもつらい思いをされたのですね。
ただでさえ慣れない育児。
そんな中、赤ちゃんのためを思い、母乳でやっていこうと奮闘されていたお友達の姿が想像できます。

赤ちゃんのためだからって
必死に頑張って、
頑張って
頑張って
誰にも相談できないまま悩んで
もうどうして良いかわからなくて
こころが折れてしまうママって本当に多いんです。

確かにね、母乳で育てるのって簡単ではないんですよね。


自分の身を削って母乳をつくりだして、赤ちゃんを育てるんですからね。
特に最初の1~2か月は、夜も昼もなく、母は24時間営業。
お産や睡眠不足で体はボロボロ
それなのに、どうしてまだこんなに試練が続くの~?
そんなお気持ちになるのもわかります。


母親って偉大ですよね



自分が母親になって初めてわかるこの現実。
あ~ 
私もこうやって育ててもらっていたのね。
親のありがたみを、改めて感じる瞬間かもしれません。

育児をしてみて、気づくんですよね。


お誕生日って
自分がこの世に頑張って生まれてきた日、それだけじゃないんだ。

実はお誕生日って
母親が苦労をして自分を産んでくれた日だったんだって。

その昔、私が助産師学生で助産所実習をしていたときのことです。
そこで大先輩のおばあちゃん助産師に言われたひとことで、私はガーンと打ちのめされたような衝撃を受けました。

「お誕生日って、祝ってもらってありがとうと言う日じゃないのよ。
頑張って産んでくれた自分の母親に、『産んでくれてありがとう』って言う日なんだよ」

そうだったのかー
もう、目からうろこがぽろりです。

下からのお産であっても、帝王切開であっても、それは同じですよね。
どちらも母親が大変な思いをして、この世に私たちを送り出してくれた日なのに変わりありません。


お産より育児はもっと大変


世の母親って偉大です。

産み出すのも大変だけれど、その後の育児はもっともっと大変。
後から考えたらお産なんて、せいぜい1~2日の勝負ですよね。

そんなの、ちょろいちょろい。

その後の育児なんて、休みなくずーっとずーっと続くのです。
ノンストップです。
これがまたワンオペ育児なんてことになると、もう気が遠くなりそう。


思い描いていた楽しい育児と違って
今の私、何てボロボロでズタズタなんだろう・・・

夕陽をみて
ぽろりと涙がこぼれるなんてことも。


そんなつらかった日々のことを、お友達にちょっと誇張して話してしまうことがあるかもしれません。

そしてそれを聞いたお友達は、それをすっかり信じてしまって、育児に不安を感じてしまうこともあるでしょう。


確かに、育児は大変なんです。
でもね、それ以上に楽しいこと、うれしいこともいっぱいあるんです。

大変な日々が続いても、ちょっとしたひとときの赤ちゃんの笑顔にほっと癒されたり、それで疲れが吹っ飛んでしまうこともあるはずなんです。

なんですが、誇張された壮絶なお話の方が、人の記憶には残りやすいものなんですね。


何が育児を大変にしているのか


育児で大変なことって、大抵パターンが決まっています。
みんな同じようなことで悩んでいます。

育児のスタート地点でまずぶち当たるのが、母乳育児問題です。
私たち助産師は、それを日々目のあたりにしていますから、よくわかります。

母乳で育てるのってとっても大変、そう言われることが多いですよね。
でもね、本当はコツさえちゃんとつかんでしまえば、そんなに大変なことじゃないんですよ。

ただ、そのためには赤ちゃんが生まれてすぐからの対策が必要です。
そこさえちゃんと押さえておけば、母乳育児ってスムーズにいくのになぁ・・・もったいないなぁ・・・ 
そう、もどかしく思うこともいっぱいあります。


ミルクで育てたら楽になるんでしょうか?


完全にミルクにしたからって、それで育児が楽になるわけではありません。
昼も夜もなく赤ちゃんに飲ませなきゃいけないのは一緒です。
ミルクで育てても、育児は大変なんですよ。
ミルクにすることで、余計に大変になっちゃうこともいっぱいあります。

赤ちゃんを泣かせながらミルクをつくらなくても、母乳だったらそのままパッとあげられるのになぁ・・・

寒い夜にわざわざミルクをつくりにいかなくても、お布団の中でそのままおっぱいあげられるのになぁ・・・

母乳だったら、量がいくらとか気にしなくても、赤ちゃんが自然に調節してくれるのになぁ・・・

母乳だったら哺乳びんの消毒もいらないし、でかけるときにも荷物が少なくてすむのになぁ・・・

母乳だったら、アレルギーで病院通いしなくてすむのになぁ・・・

母乳だったら、保育所や仕事を休まなくてすむのになぁ・・・

・・・・・・・・・etc.



ミルクの方が楽なんじゃない? 
そう思って母乳育児をあきらめてしまうママが多いこと、本当に本当に残念です。

母乳育児も、そんなに大変じゃないんだよ!
コツさえつかめば、母乳育児の方が楽なこともいっぱいあるんだよ!
そう、声を大にして訴えたいです。



母乳育児を楽にしていくために


プロの力をかりよう


母乳育児を大変にしているものは何?
それは、母乳育児を楽に続けていくためのコツがわかっていないことです。

じゃあ、どうしたら良いんでしょう?

一番良いのは、私たちのようなプロの力をかりることです。


ひとりで頑張るなんて、無駄な努力はやめましょう。

母乳育児って、努力をすればするほどに報われるというものではありません。
軌道に乗るまでは、プロをどんどん頼って利用した方がうまくいきます。
コツがわかっていなければ、いくらひとりで努力しても疲弊してしまって、こころが折れるだけです。


母乳育児を楽に続けていくためのコツをプロに伝授してもらって、その近道をみつけていきましょう
それだけでも、時間の節約になります。
母乳育児の近道がわかれば、何とかやっていけるという気持ちにもなりませんか?

そして、できるだけ手抜きをして、いかに楽に母乳育児を乗り越えていくか、その方法を考えていけばいいのです。
自分の力で道を切り開こうなんて考えていたら、心が折れてしまいます。


あなたは決してひとりではありませんよ。

楽にやっていける方法を一緒にみつけていきましょう。

1日に8回以上の授乳に、無駄な努力をするのはばかげています。
せっかくの育児なんですから、楽しまなくっちゃ損ですよ。

楽ちんで、楽しくのんびり、お気楽な育児をしていきませんか?
そのために、私たち助産師はいつでもあなたのそばにいます。


私たち助産師はあなたのそばにいます


ママには、笑顔で無理なくお気楽に育児を楽しんでほしいです。
大切なのは、ママが赤ちゃんと一緒にいることであたたかな気持ちになれることです。

あなたは決してひとりではありません。

私たち助産師には、あなたが母乳育児を楽しくできるよう、いつでもお手伝いする準備ができています。


どうぞ遠慮なく、私たちの門をたたいてください。

いつでもお待ちしています。

ようこそ、お気楽な母乳育児の世界へ!

助産師ぽれぽれ




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