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北海道新聞に載せていただきました ~ ちょっと補足 ~

てしかが星空愛好会

ぽらりすのある弟子屈の星空を守りたいという思いを書いてきましたが、どうやって?という話を、ちゃんと書いていませんでした。
すみません。

その一つの動きとして、「てしかが星空愛好会」なるものを設立準備中です。
国内でもトップクラスの星空を楽しむ仲間を増やして、その星空を将来この町に住む人たちに残してゆくには、どうすればいいのか?をみんなで考えてゆくのが大きなテーマです。
町民の声を集めて、行政につなげたいという思いです。

という話を、公民館講座の第一回の時からしているのですが、

その時から取材してくださっている、北海道新聞が取り上げてくれました。

紙面の都合もあり、ちょっと言葉足らずのところがありますので、補足しておきます。

ちょっと補足

星空保護区について

星空保護区は、「環境省」が認定するものではなくて、「国際ダークスカイ協会が認定してくれるものです。

現在、日本では3カ所が認定されています。
西表石垣国立公園、東京都神津島、岡山県美星町の3カ所です。
そして、もう一カ所、福井県大野市が2023年4月に申請をして、認定を待っているところです。

弟子屈町には、星空保護区への認定に値する星空があります。
星空を守る究極の方法として、これを目指したいと思っています。

デジカメ星空診断

これは、環境省が実施している、光害の経年変化をモニターするための制度です。
「星空を見よう」というキーワードから、光害を含めた環境保全の啓蒙をしています。

その中で、以前は、例えば、オリオン座のどの星まで見えるか?という形で、目視による夜空の明るさ診断を行っていました。
近年のデジカメの普及により、定量的に測定する方法が確立してきました。
星空公団さんの研究の成果によるものです。

現在では、この「デジカメ星空診断」をメインにモニターが続けられています。

ぽらりすでも、デジカメ星空診断に参加して、毎年2回、測定データを報告しています。
これは、環境省から依頼されているわけではなく、自発的に手を挙げて、報告していることになります。
なので、日本全国を平均的に網羅しているデータではありません。

とはいえ、その結果、毎回国内ではトップクラスの数字が出ており、星空保護区になっている、沖縄などの絶海の孤島に次いで、天の川がとてもよく見えるということが明らかになっています。



という話を、限られた字数の中で表現する中で、ちょっと言葉足らずになってしまっています。

という補足でした。


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