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公民館講座 第4回「てしかがの星空の楽しみ方講座」開催しました!+α

第4回講座はふたご座流星群

2023年12月14日(木)
弟子屈町の公民館講座を開催しました。
第4回「てしかがの星空の楽しみ方講座 ~ 流星群を楽しもう ~」です。

前回は、木星・土星を中心としたお話で、あいにくのお天気で、望遠鏡による観察はできませんでした。
今回は、ふたご座流星群に合わせた講座にしたので、前回以上にお天気が悪かった時のダメージが大きいことが予想され、2週間くらい前から、気が気ではありませんでした(笑)

予報サイトによって、大きく違う天気予報に一喜一憂しながらテキストの準備をしていましたが、2~3日前から、「まあ大崩れしないだろう」という予報に収れんしてきて、当日を迎えることができました。

前半は座学です

例によって、前半は座学。
最初に、弟子屈の星空の素晴らしさと、だんだん明るい空になってしまっているというお話をしました。
今回利用した、摩周観光文化センターの駐車場からは、東方向は摩周湖もある山側なので街灯の影響が少なく、反対側西側は、駐車場の照明が無用に明るいというシチュエーションだったので、光害という言葉を実感していただけるチャンスになったと思います。

本題の流星群のお話は、
流れ星とは何か? から始まって、流星群とは何か? どんなふうに見えるのか?
みたいなことをお話させていただきました。
日付が変わった早朝4時くらいがピーク予想だったので、おうちに帰った後、それぞれのご家庭でも楽しんでいただけるように、コツをお伝えしました。

座学の様子 (公民館スタッフ撮影)

先日弟子屈でも見られた、オーロラの話も交えて、40分くらいの座学の後、いざ、流星群観察へ!
すぐ裏手の第2駐車場へと向かいました。

後半は外で流星群観察

気温はおそらくマイナス10℃くらい。
参加した皆さんに最低1つは流れ星を見てほしい。というのが家内と相談していた目標でした。

観察会の様子(地域おこし協力隊 川上さん撮影)

お天気はOK!だったので、流れてくれるかが心配でした。
まずは見えている星空の解説からスタート。
天頂付近のカシオペア座から、北極星を探しているその時に、北極星の脇を流れ星が!!!
「わぁー!」という歓声とともに、最低1個の目標は、最初の3分でクリアできました(笑)
が、残念ながら、その軌跡をたどってみると、ふたご座流星群の流れ星ではなく、散在流星でした(泣)

といった解説をしているうちに、2個目3個目が次々と流れてくれて、群流星もたくさん見ることができました。

木星土星を含めて、星空解説が終わるまでに、何度も歓声を聞くことになり、お天気も流れ星の数も、心配は杞憂と終わりました。

駐車場の照明の状況

最初に書いた、駐車場の状況ですが、このような感じです。2枚の写真は同じ設定で撮っています。

山側の様子 まあまあ暗い
駐車場側の様子 駐車場の照明が目線よりも下にあるにも関わらずまぶしくて星は見えない

見やすい方向と見にくい方向を、わかりやすく同時体験していただける環境だったので、座学でお話した「光害」についても、直感的に理解していただく、よい機会になりました。

たくさんの流れ星

30分くらいの観察で、文化センターの中に戻りましたが、多い人は15個以上の流れ星を見ることができたようです。
そのあと、摩周湖に行ったよ~、とか、うれしいメッセージもいただきました。
私も含めて、多くの方に楽しい時間を過ごしていただけたようで、ほっとしました。
たくさん見られたというのもありますが、「みんなで星を見る」ということが、楽しいんだな、と実感しました。

今後の公民館講座

星空の楽しみ方をいろいろテーマを変えて、お伝えしてゆきたいと思っています。

第5回 3月11日(月) デジタル一眼による星空撮影初心者講座
第5回 3月11日(月) 星空撮影初心者講座
第6回 5月15日(水) 月をテーマにした講座(詳細検討中です)
できれば、夏前にもう一回やりたい・・・

を予定しています。
第5回の撮影講座は、カメラを持っていない人達から、「皆勤ねらっていたのに・・・」とちょっと残念そうな声をいただいたので、作戦を検討中です。スマホでも参加OKにしました~

深夜~未明のふたご座流星群

帰宅した後も、かみさんと流星群観察を継続しました。
写真の撮りかたもいろいろトライして、とても勉強になりました。
ピーク予想の4時前に起きだして、しばらく空を眺めるなど、流星群をここまでとことん楽しんだのは初めてでした。
写真にも40個以上の流れ星を収めることができました。

こちらに写真を少しはりました。

今回はここまでで。

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