トレラン ヒヤリハット 山の生き物編
トレイルランニングする上で参考になる『ヒヤリハット』
そんなSNS投稿をまとめていきます。
皆さんも#トレランヒヤリハット集 タグをつけて
Facebook instagram ブログなど投稿して教えて下さい。
★熊の生活エリアに入るということ
クマがいるエリアに走りにいくということは生活圏内に入るということです。その生活エリアも毎年のどんぐりなど食料の状況により違うとのことです。里山トレイルのようなレースでは人間と熊が共存しているような地域もあります。必携装備にクマ鈴があるときは、『ああ。そういうことですね』と思って下さい。静かに走っていたら遭遇することもあるということです。
レース中の目撃情報は多くありますが何か被害があったことはありません。
昨年のOSJ真昼山地ではエイドにいてすぐ裏の茂みを何か生き物が転がり落ちるように逃げっていきました。熊さんでしたか?お騒がせしてすいません。
★カモシカとの遭遇でのエピソードと言えばこちら!!
ONTAKE100でカモシカアタックを受けたとのこと
アウトドアスポーツの聖地王滝村 野生動物の楽園でもあります。
★コース上を猪集団が横断注意
こちらも王滝村でのマウンテンバイクレース中ではありますがエイド近くのコース上をいのしし家族(複数家族かな?)が横断していったことがあります。デカい親?数頭にうりぼうがわんさか。こちらに突進してきたらどうする?と思いながら、周辺に確認にいきましたら水場で戯れておりました。しばらくしたら来た方向にコースを再度横断して帰っていきました。激突しなくて良かったと思わされるサイズ感でした。
★鹿は集団生活で夜行性?
夜間も走るレースですと配置場所への移動中に鹿が集団で飛び出てくるなんてこともあります。夜行性というわけではないですが、人間に遭遇しないようにするためか夜に行動することも多いようです。闇夜に光る眼が沢山という光景は何度みてもドキッとします。集団でも行動しますので一頭いたら複数いる場合も多いのでご注意下さい。
★何かに刺された!?蜂 あぶ ぶよetc
何かに刺されたけど何かは分からない。そんなこともレースはよくあります。刺された瞬間は痛みのみですが後からパンパンに腫れてくることもあります。蜂の場合は群れでいて複数に襲われる場合もあるので、まずはその場を離れること。出来るだけ早くポイズンリムーバーで吸引しましょう。効果があるというエビデンスがないとも良く言われておりますが、経験としては効果高いと思っています。
安達太良山トレイルエイド救護を短パンで実施しておりましたら虫刺されがヒドイ日がありました。その時にこれは実験の機会と思い片脚だけ刺された場所を吸いました。左右差ははっきりとありました。疑ってゴメンと思いながら逆脚も後ほど吸いましたが時間が経過しているからかあまり効果はなく。やはり刺されたら出来るだけ早く吸引することが大事なようです。
命に関わる緊急性があるのはアナフィラキシーショックというアレルギー反応が出ている場合です。蕁麻疹・血圧低下・呼吸困難感(気道閉塞)といった症状出ているか確認するようにしましょう。実際にレース中での蜂刺され緊急搬送事例もあります。
※アナフィラキシーショックについてはまた改めて紹介します。
★ヒルについて
ヒルについては白くま隊が救護をするレースでは少ないエリアなのか対応事例がありません’(たまたま)もちろん情報は調べておりますが経験に伴うものではないので今回は紹介しません。血を吸うなんて吸血鬼のような生き物がいるレースには行きたくないと思っているのは言うまでもありません。
思い出す限り書き出してみましたが町では遭遇しない生き物も沢山いるものです。野生動物や昆虫について学ぶ機会が来るとは自分の人生において想像もしませんでした。その地域に多い生き物系トラブルも詳しい方は知っているものです。気持ちの装備の準備をしてストレスの少ないトレランをお楽しみ下さい。
また動物や虫に関わる ヒヤリハット事例など是非コメント下さい。
追記したりして情報共有していきたいと思います。