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RSGT2024 推しは世界を救う編

RSGT 2024 の参加ブログ第二弾。
前回は、ざっと参加してみて感じたことを書きました。

今回は学んだこととして、『推し』をテーマについて書きます。

学びに繋がったセッションと感想

Bad プラクティスを選んで失敗しながら勧めた新規プロダクト開発

X で最近良くイチャイチャをみる KAKEHASHI のみなさんの発表。

1列に並べただけのバックログだと、ストーリーが見えづらいので、ユーザーの物語の横軸・プロダクト開発の物語の縦軸で並べた全体マップは見ていて真似したくなった。

見積もりをせずに取り組んだり、追加開発の相談をしたり。プロダクトを前に進めるためには、こうしたほうがいいんじゃないか?という考えに対してチームからの信頼関係が素敵に感じたし、それに応えているのが素敵。背中を任せているのが発表から伝わってきた。

Outcome に向き合う中で出会っている出来事とその解決策

毎年見させてもらっている中村洋さんのアウトカムシリーズ。
去年の話もチーム内で共有して、スプリントレビュー改革やってみたりしたので今年も楽しみにしてました。

ここで気になったワードは違う職種に対して関心を持とうという話。
関心を持って、学習するのが大事で、プロ級になる必要ではなく、協働するための知識を付けるのが大事。ここらへんから相手に対するリスペクトの気持ちが大事だなぁ〜とぼんやり思い始めてきました。

よいチームをよい雰囲気を保ったままよい組織にスケールさせていくためにできること

およべさんのセッションは毎回元気もらえる。

チーム内で週一 OST をやっているというのが、真似したくなった。
「盛り上がらない」という現象が起きた時も、それが組織(チーム)の現状であるということが分かるのでオッケーという話を発表の後に聞けた。
イベントからチーム観察することの大事さに気づけた。

終わった後、所属している人たちが、自分たちのチーム(Silver bullet club/Unmage)のことが好きなんだなぁというのを横にいた risa さんと話してた。risa さんもハロヲタなので、推しが尊い派閥の人間で、自チームやプロダクトが推しになるって尊いのでは?みたいな会話をしました。

エンジニア組織の経営論

夢中だからエモさが生まれて没頭することができる。
没頭できるものがあるのは非常に尊いことだと思う。
エモさがなくならないように、目先の数値(売上目標)を管理するんじゃない。顧客満足のために今の自分達ができることはなにかについて本気でぶつかり合う。

この時点で、ここまでの各発表につながるわけですよ。
技術屋さんは形にする力があるから、そのエモさをプロダクトという形で表現できる。ただそれ以外の営業の方やマーケの方だって、「エモさ」は持っている。そのエモさのぶつけ合いが大事だし、チームとして尊い時間なのでは?という話。
自分もモーニング娘。'24 に没頭して無限に自分のリソースを注ぎ込んでいる今日このごろであるわけですが、その夢中の没頭するエネルギーをプロダクトに向けることができるってマジで尊い。

プロダクト開発って、総力戦じゃん。所属している個々が持っているエモさと、会社のやりたい方向性のベクトルの内積とって、最大値にするのがマネージメントなのかなぁということを考えてました。

最後に

自分のプロダクトでも「エモさ」を大事にする取り組みどこかでやってみたいな。フェーズ的に 0->1 ではないからこそ、次の部分がどこに価値を見いだせるか?みたいなとこを真剣に話し合ってみたい。
そして、自チーム・プロダクトが推しとして語れる時、さらなる成長がそこにある気がする。
推しについてなら無限に語りたくなるのがヲタだし、推しなら常に考えることが当たり前だし、推しが世界を救うっていう話ですね。

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