親友②

◆べーやん

べーやんという親友がいる
彼との付き合いは30年以上になる

彼はいわゆるエリートだ
しかしながら気の毒なことに
小さい頃に僕なんかと出会ってしまったが故に…
いつもごめんなほんまに

学生の頃はよく遊んでいたし
今も遊ぶとなったら真っ先に彼と遊びたいし
遊ぶ

お互い社会人になってからは
昔みたいに会えなくなってしまったが

この世にLINEが登場してからは
毎日LINEをしている

おじさん同士で毎日LINEする

彼には金を借りたことがあった

本当に昔から僕は金がないのに
すぐ飲みに行ってしまう
そんなこんなで色々あって
どうしようもなくなってしまった時があり

縁を切られるかもしれないと思いながらも
背に腹はかえられぬ状況に陥り


実はどうしても50万貸して欲しいと
LINEを送ったら
すぐ既読はつき
口座番号ぷりーず
と返信がきて
秒で振り込んでくれた

泣きながら電話したら

何泣いてんねんw
なんか色々あったんやろ
ちゃんと返せよw

とだけ言ってくれた
もちろん時間はかかったが
ちゃんと利息をつけてお返しした

僕は彼のことが大好きだ

そして彼はとてつもなく
破天荒だ

とある大型商業施設で激しく女性と愛し合ってみたり
(アンジャッシュ渡部みたいにトイレなどは使わない。理由はトイレやるなら外でやる意味が薄れるとのこと)

自分のハ◯撮りをみんなで鑑賞する会を開催したり

なので歴代の彼女のハメ撮りはすぐ送られてくる

彼と3Pしたこともあった

また、ある日は泥酔して帰宅し
当時同棲していた彼女が大丈夫?と
お水を持ってきたり
服を着替えさせようとして
ズボンをおろした時に
パンツを履いてなかったことがあった

翌朝そのことについて問い詰められた彼は

「言ってなかったっけ? 俺はその日の気分でパンツを履かないことがある」と

そして浮気相手から昨日うちにパンツ忘れてたけど大丈夫だった??

というLINEが来て

「なんとかなった」

とだけ返した

そしてその日以降、彼女から
パンツを履かない気分の日は
その日の朝に申し出ることを約束させられた

もちろん、その彼女とお別れの日まで
申し出ることは一度もなかったし

どんな時でもパンツだけは履いて帰るように気をつけるようになったらしい

彼はいつも優しく
そしてたくさん楽しませてくれる
本当にいつもありがと😊

僕ほどサポートし甲斐のない人間はいません。本当にどうかしていますよ。ありがとうございます。