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料理用語を正しく知ることが美味しく作ることにつながる

こんばんは!

またmikoはあさイチから情報いただいてきました。今日のテーマは料理用語です。

コロナウイルスの影響で外食より自宅で料理を作る人が増えましたね。いつも料理を作る時に便利なレシピ本やレシピ情報を活用している人もレシピに載っている料理用語どのくらい正しく知っていますか?

塩少々ってどのくらい?

水ひたひたってどのくらい水を入れればひたひたなの?

大体で作ってる人もいるんじゃないかと思います。私もそのうちの一人でした。という訳で知らない人はここで料理用語を学んでレシピのお手本通り美味しい料理を作ってみましょうか。



「塩少々」「塩ひとつまみ」はどのくらい?

なんと、塩少々を測れる計量スプーンがあるそうです。

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これをつかうとバッチリ塩少々が測れますね。

でもこれはどうしても必要なアイテムでも無いんです。簡易的にですが、塩少々を測ることが出来ます。

それでは問題です。塩を指でつまんで測る時に、「塩少々」は次のうちどれでしょう。

A. 指2本でつまむ

B. 指3本でつまむ

C. 指4本でつまむ










正解はAの指2本です

指2本  =  塩少々(小さじ八分の一)  

〔2本0.5g 3本1g 4本1.5g〕

これ、人によってそのつまむ量が変わってくるかと思ってしまいますが、こつは指の腹までしっかりつまめば、0.0…いくつかの誤差はあるそうですがだいたい測れるそうです。

「塩ひとつまみ」 =  指3本(小さじ四分の一)


豆知識 醤油少々ってどのくらい?

醤油小さじ八分の一は12滴に相当するそうです。ただ、醤油やそれ以外の調味料というのは他人が美味しいと思える振れ幅が塩よりも大きい為、塩程厳密にやる必要はないとのこと。

大さじ計量スプーンの使い方

ここで醤油大さじ一杯の分量を写真でみましょう。↓↓↓↓↓↓↓↓

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次は大さじ二分の一をみてみましょう。↓↓↓↓↓↓↓↓

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この写真の量を覚えて作る時にイメージ出来ると良いですね。私も覚えておきたいと思います。

沸騰とは?

また問題です。「沸騰する」とは、理科の実験ではなくて、料理の場合はどういう時のことをいうでしょうか。

A. シュワシュワ炭酸水の時(細かい粒が出てきた時)

B. ブクブクジェットバス(小さい泡が出てきた時)

C. ボコボコマグマ(大きな泡が出てきた時)









正解はCのボコボコマグマ(大きな泡)です。

沸騰とは大きな泡がボコボコしている時が100度なんだそうです。(シュワシュワは90度、ブクブクは95度)ブクブクした小さい泡から僅か1分半程度でボコボコ大きな泡になるので、泡が大きくなるまで少し待ってから材料を入れるようにします。

このように沸騰させることによって、素材を上手に料理することが出来るそうです。その例でいえばゆで卵を作る時に違いが分かりやすいのでお湯の沸騰具合とゆで卵の茹で加減で説明します。

ゆで卵の作り方は沸騰したお湯に7分入れると出来ると言われています。それを先ほどの問題の3つのタイプ(シュワシュワ、ブクブク、ボコボコ)であらわすと、

次の状態で入れて7分加熱した場合ゆで卵の出来具合はどうなるのか

シュワシュワの場合⇒黄味が全然固まらず

ぶくぶくの場合⇒黄味がトロっと流れ出ます

ボコボコの場合⇒黄味がほどよく固まります

同じ7分でも、こんな仕上がりに違いが出ます。

火加減の強火ってどの程度が強火?

強火⇒鍋肌全体に火があたる

 注意:この時鍋からはみ出ている程強い時ははみ出た分は調整して少し弱くします。はみ出たところは意味がなくてただのガス代の無駄になるのでやめます

中火⇒鍋に少しあたる

 火の先が鍋に丁度あたったくらいが中火の加減だそうです。

弱火⇒鍋肌にあたらなくしたもの

とろ火⇒なるべく弱くして火が消えない程度まで弱める加減

IHを使ってるご家庭は、メーカーによって全然設定が違うので取扱説明書を見ればちゃんと載っているので確認してください。


電子レンジのワット数

600wで1分加熱って書いてあるから、電子レンジで調理しようとしたら、自宅の電子レンジに600wは無くて500wしかありませんでした。

そんな時に役立つ計算式があります。レシピに記載されてない場合はこちら↓

レシピのw数 × 時間(分)÷ 家のレンジw数 = 家のレンジ時間

レシピの本に600wで1分加熱とされていて、家のレンジは500wしかなかった場合

600w × 1(分)÷ 500w = 1.2分 = 1分12秒


それでは問題です。レシピの本に900wで5分加熱とされていて、家のレンジは500wしかなかった場合、家のレンジでは何分に設定すればいいでしょうか








900w × 5(分)÷ 500w = 9(分)  答えは9分です。


ひたひたになるまで水を入れるとは?


ひたひたになるまで水を入れるとはどの程度水を入れればいいのでしょうか。

辞書で、ひたひたとは海岸に波が打ち寄せてくることをいうとあります。

ということなので、ひたひたを忘れないためにも

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波打ち際にある貝とか、石ころをイメージしてひたひたインプットしてくださいね。

一般的な作り方として、ひたひたまで水を入れる調理の代表は肉じゃがですね。という訳で肉じゃがを例にして説明していきたいと思います。

肉じゃがをレシピの通りにつくったのに、煮崩れたり…

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逆に中まで火が通ってなくて生煮えだったことありますか。そうならないようにする為に、料理本のどこをみれば上手につくれるのかポイントがあるそうです。

そこで問題です。料理本のどこをみればいいのか、そのポイントは次のうちどれでしょうか。

A. 具材の大きさ

B. 鍋の大きさ

C. 鍋の材質










正解はBの鍋の大きさです。

小さい鍋で調理する時と大きい鍋で調理する時の実験を行ったところ、10分間それぞれの鍋で茹でた時に減った煮汁に大きな差が生まれました。

大きい鍋の時⇒ 2割程度減少

小さい鍋の時⇒ 半分近く減少

大きい鍋の時と小さい鍋の時のその煮汁の差は200mlも違ったそうです。

大きすぎる鍋で煮込むとなかなか汁が減らずに、減った時には煮込み過ぎて煮崩れしますし、小さい鍋で煮込むとあっという間に水分が蒸発してしまって野菜はまだ生煮えになることがあります。

レシピ本に鍋が載っていたら、その鍋の大きさを見て、作ればいいのですがもし鍋が載っていなかった場合はどうするのかというと…

具材は鍋に対して半分程度になる量と覚えればいいそうです。


ひたひたはわかりましたね。それでは更に、「水がかぶるくらい入れる」と、「水をたっぷり入れる」も確認しましょう。

水がかぶるくらい⇒具材がちょうど水に隠れるくらい

水をたっぷり入れる⇒具材が浮くぐらい(鍋の3分の2入れる)

肉じゃがを上手に作るには、レシピ本にひたひたになるまで水を入れるとあったなら波打ち際思い出してください。これで失敗なく美味しい肉じゃが出来ますね。

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調理用語二択問題

Q. 「ゆでる」と「ゆがく」という言葉、これは温度が違うのでしょうか、時間が違うのでしょうか

A. 温度が違う

B. 時間が違う








正解はBの時間が違うでした。


ゆがくとはさっと10秒です。ブロッコリーやホウレン草のお浸しをつくる時にやってみてね。

Q. 一口大とはどのくらいの大きさをいうのか

A. 3cm角

B.6cm角








Aの3cm角です。

口に入る大きさは3cmと言われています。


Q. ひと煮立ちとはどういうことをいうのか

A. 一呼吸

B. ひと眠り








答えはAのひと呼吸です。

ひと呼吸はだいたい10秒。ひと煮立ちはひと呼吸で10秒です

Q. 茹でこぼすとは何をすることでしょう。

A. ゆで汁を捨てること

B. こぼれる寸前








答えはAのゆで汁を捨てることです。


Q. ショウガひとかけはどのくらいのことをいうでしょう。

A. 親指の爪の大きさ

B. 親指の第一関節まで








答えはBの親指の第一関節までです。

ショウガ一片は親指の第一関節までです。もしショウガに出っ張りがない場合は、15g程度に切って使いましょう。


調理用語その他いろいろ

レシピ本に「しょうゆ」って書いてあったらこれは「こいくちしょうゆ」のことです。「しょうゆ」って表示があって薄口醬油を使う場合は、薄口醤油は塩分が多いので少し少なく入れましょう。

粗熱を取るというのは、湯気がもやもや出ないことを言います。

片栗粉をまぶすとは、具材全体に粉が付いた状態を言います。満遍なく粉をつけたら手で余計なこなをぱんぱんと落とした状態が良いそうです。

水溶き片栗粉は、水1に対して片栗粉1。1対1の割合です。

水溶き片栗粉を使う時は、片栗粉がすぐ下に沈殿するので使う直前によくかき混ぜてから使いましょう。


以上で料理用語の知識の話を終わりにしたいと思います。料理用語を正しく知ると今までよりもっと美味しいお料理作れそうですね。レシピを見て料理をする方は、これからもレシピみて美味しいお料理作ってくださいね。

それでは今日はこの辺で、また明日^^/



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