感情

恋が、恋愛がしたい 無条件に与えられる愛が欲しい。恋愛に付きまとう性欲がどうこうではなくただただ無条件に与えられる愛が欲しいのだ。
ここ数年、距離が近くなる異性はいたものの私があまりにもちゃんとしていないばかりに全てが流れていってしまった。本末転倒である。

ひとまず有り得ないレベルで汚れているお部屋をすこし片付けてみたらすこしこころが明るくなった。1月の元恋人の命日に飾ったまま花瓶に放ったらかしてしまっている枯れてしまったスイートピーも泣く泣くゴミ袋に入れた。スイートピーを袋に入れた途端自分が今何をしているのか途端に分からなくなった。

断捨離とかいう都合のいい言葉を使って大事な思い出を捨てていってしまっているのだ。なにが断捨離だ。わたしの記憶も全て断捨離してほしいな、などと思ったが捨ててしまいたくない思い出ばかりでなにもかも嫌になってしまった。

ただ2人ベンチに座って公園で月を見た日のこと、お腹が空いているのにわたしが目覚めるのを待っていてくれて寝惚けたわたしの手を繋いでラーメンを食べにいった雪道、帰路。魘されている時に撫でてくれたわたしより少し大きな手、もう触れることのできない手のひら。

もう何も失いたくない、思い出以外何も要らない。など考え感情になりまくっていたら恋愛なんてどうでもよくなってしまった、だってわたしのことを愛してくれているみなさんが居るだけで幸せだし。

今日は嫌な夢を見ないといいな 今日だけは、せめて今日だけは。
みなさんも良い夢を、せめて今日だけは、苦しい夢を見ませんように。それでは。

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