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ジャンプスタート入りヒストリックお勧めデッキ集その3

ここまで何度かに渡ってヒストリックのデッキリストを紹介してきたが、既に各所で行われた大会やランクマッチで結果を残したデッキリストによってアップデートが進みつつあるのでここで一度最新のお勧めデッキを再紹介したいと思う。

もしよければ前回・前々回の紹介も合わせて読んでいただきたい。ttps://note.com/pokkystrain/m/m9da401acad78
2020/7/23 ティムール原野再生を追記

1.バント原野

バント原野掲載用

以前からの主な変更点としてはテフェリーを減らしてアグロに強いカードを少し増やしたこと。2020/7/22現在、アリーナではゴブリンやサクリファイス系のデッキがトップメタといってよく、テフェリーはよくサイドアウトされるカードになっていた。

実は今このデッキは少し逆風に立たされている。このデッキはかなりデッキパワーが高いのだが、それゆえにこのデッキに勝てないデッキの多くは既に環境から駆逐されかけている。そして当然メタ上位に残っているデッキは概ねこのデッキに耐性があるのだ。

2.四色ケシスコンボ

ケシス掲載用

こちらも少し対アグロに寄せた構成に。

今のメタゲームでは上位のデッキに対して万能に戦えるので使いこなす難易度は高いが悪くない選択肢になるデッキと考えている。

3.ティムール荒野の再生

再生掲載用

スタンダートの王者であるこのデッキもかなりおススメできるデッキだ。

そもそもデッキパワーが高いことに加えて、今現在のメタゲーム上の立ち位置が良い。元来このデッキが苦手とする「大型のクリーチャーを使った早いビートダウンデッキ」と「打ち消しと《時を解す者、テフェリー》を多用するデッキ」が環境に少ないからだ。

最新の更新としては《本質の散乱》をデッキに加えた。このカードはゴブリンに対しとても心強い。《霊気の疾風》も悪くはないのだが、ゴブリンのキーカードはトップにバウンスしても根本的に解決できない場合が多い。

4.ジャンドサクリファイス

ジャンサク日本語

少し前まではサクリファイス系はラクドスが主流だったが最新の流行はジャンド。個人的にもこちらのほうが相手にしていてやっかいに思えた。

ラクドス2色のバージョンはどうしてもデッキ内に微妙なパワーのカードが入ってしまい、それゆえ引きムラが大きく、その時その時のマッチアップに適したカードをタイミングよく引けないとゲームを落としやすいピーキーなデッキだった。3色化しカードパワーの底上げがなされたことで一段階デッキが強化されたと感じる。

ただし、マナベースはそこそこ無茶をしている。赤マナと緑マナソースは本当に限界ギリギリの数で回している。

5.ゴブリン

ゴブリン日本語版

もはや押しも押されぬトップメタデッキ。単純なデッキパワーだけでいえば明らかにNo1。

リストについてはこれは僕自身が今日までしばらくランクマッチで使用していたものになる。サイドボードガイドも含めた解説を書かせてもらったので詳細についてはこちらをご覧いただきたい。

赤単ゴブリンデッキガイド【ヒストリック】

https://note.com/pokkystrain/n/n4bb5ded581ab

6.ティムール原野再生

再生原野

実は以前からアイディア自体はツイッター等で同時多発的に散見されていたのだが、具体的にリストがまとまって結果を出したことで7月22日以降急激に流行の兆しを見せている。基本は荒野の再生デッキでありながら荒野の再生と発破を引かなくても死者の原野で戦線を構築できるのがデッキの強み。

話題の《物語の終わり》は確かにヒストリック環境ではなかなかに優秀なカード。ただ、逆にこのデッキが流行するとメイン採用が躊躇われるようになるのは少々皮肉かもしれない。

ちなみにこのデッキ、グルールアグロや緑単アグロ(非エルフ)に弱い。もしこのデッキを倒したいのなら選択肢に浮上する可能性はある。

まとめ

以上が今現在(2020/7/22)のところ私がお勧めするヒストリックのデッキである。

まだまだこれから先も新たに強力なデッキが誕生することと思う。その時は更なる更新版の記事をまとめることにしよう。

それではここまで読んでくれてありがとう。ぜひMTGアリーナでよきヒストリックライフを満喫して欲しい。

万が一当方をサポートしたいとお考えの方がいらっしゃいましたら、それはもう大変光栄なのですが、できればもう少し記事が充実するのをお待ちいただけたらと考えております。もし今後自分の記事に自信が持て始めたら、改めてサポートのお願いを掲載するかもしれません。