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2023年”も”生きるということ

2022年どうだったよ問題

2023年が始まって、早くも半月が経過してしまった。
理想としては12月末に2022年の振り返りnoteを、
1月頭に2023年の抱負noteを投稿したかったのだが、
新年早々、夢物語となったあたり、とことん私らしい。

とはいえ、記念すべき(?)今年一発目のnoteである。
遅ればせながら、note書初めとさせてほしい。

まずは2022年について、
「できたこと」「できなかったこと」
という2つの視点から振り返ってみる。

できたこと

①思っている以上に己が見えていなかったし、今も色々と見えていない

2022年を通して、感じる機会が多かったこと。
特に仕事を辞める前の私は、行動も思考も完全におかしかった。
それなのに当時はまともに判断できて、動けていると思っていた。
誰も私を非難こそしなかったけれど、周囲にどれだけ迷惑や不安感を与えていたのだろう。
考えるほど居た堪れなくなるし、認知の歪み具合にぞっとした。

自分自身を見失っていた私が、今ようやく過去をまともに見つめられるようになったくらいだ。
現在進行形で、自分のことも周りのことも分かっていないことばかりにちがいない。

その無意識が怖い。私はまた知らぬ間に選択を間違えて、誰かを傷つけて、ずっと後になってから気づくのだろうかと。

けれど、怖ささえ覚えなかったころに比べれば、少しはマシなのかもしれない。
1ミクロンほどは成長しているのかもしれない。
だから、あえて「できたこと」に加えておこうと思う。

②好きなものが増えた

一番大きかったのは、文具を好きになったこと。

とあるオウンドメディアさんに携わる中で、
どんどん文具への興味が高まり、ついにはイベント参加も果たした。
本屋や雑貨店の文具売り場を覗くようになった。
気になる文具店に、足を運んだりもした。

おかげでnoteやTwitterで呟きたいネタも増えた。

「かわいい」「使ってみたい」「持っているだけでどきどきする」

文具は、そんな風に私の気持ちを揺さぶる。
私のそばに寄り添ってくれる。
私の心を晴らし、世界を広げてくれる。

好きなものがあるって、それだけで、すごいことなんだ。

③好きだったものを思い出した

好きなものが増えると同時に、自分が好きだったものを思い出すようになった。

例えば、よく聞いていた音楽。洋楽ロックとボーカロイドは学生時代のBGMだった。
美術館に行くのも、映画を見るのも好きだったよね、と私が私に語り掛けてくる。
そう、そうだったね、と私は私に答える。

「なんで忘れていたんだろう」
狭まった視界で意固地になっていたから、抜け落ちてしまった感覚。
それをちょっとずつ取り戻しているのは、ある意味で生き直しているといえるのかもしれない。

できなかったこと

もちろん、2022年にできなかったこともある。
むしろこっちの方が多いし、問題としても大きいと思う。

特に拒食症は、私の抱える問題の根本だ。
低体重も体の不調も、拒食症によるもの。
ここを解決できれば、家族に心労をかけることもなくなるのに。

もう何年も引きずってきた。
いい加減、手放したい。さよならしたい。

そんな思いがぐるぐると巡って、
でも「拒食症じゃなかった頃の私」には戻れないとも感じている。

「拒食症の私」もどうしようもなく私自身なのだから、
ひっくるめて一緒に連れていく。
――向き合えなくても、手を繋ぐことはできる。
スケーターの鈴木明子さんがおっしゃっていた言葉。
私なりに噛みくだいて、落としこんで、答えを見つけにいきたい。

2023年どうしたいのさ問題

やりたいこと

2023年にやりたいことのほとんどは、2022年にやりたかったことの延長線上にある。
旅に出る。美術館に行く。本を読む。映画を見る。音楽を聴く。
舞台とミュージカルを観る。文具や美術の知識を深める。
私の興味をどんどん膨らませて育てていきたい。

そもそも私には知らないことが多すぎて、そのくせ何でも分かっているような顔をして生きている。
私の興味関心なんてほんとうにちっぽけで、
無知なんてきっと、一生かけても埋めきれない。
でも、だから、ひとは生きていけるのかもしれない。

去年も今年も来年も

去年の振り返りも今年の抱負も来年の夢もひっくるめて、生きていく。
私はわたしの世界をつくりながら、誰かの世界を知りたいし、そばにいてくれる人たちの世界を傷つけないひとでありたい。
強欲にもそう思うのだ。

意外と頑固、と昔言われた言葉を思い出す。
そう、変なところで頑固な私。
ともすれば融通が利かず、ひとり相撲ばかりの身勝手な私の本質。
そんな自分を嫌いながら愛してきた30年間を変えるのは、けっこう難しい。

射手座のB型は兎のように飛び跳ねられないけれど、馬のように一心不乱に駆け抜けることはできるはず。
だからやっぱり、2023年も精一杯生きていこう。

#note書き初め

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