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コーカサスから中東へのバイク旅行 (その47)

2023/9/11

10:00出発
今日は忘れずに靴下を出しておいた☺️
ブーツで走るれるぞ
天気は雲が4割ほど
雲は全部東側にあってシシアンは相変わらず曇っている様だ

特に目標もないので、適当に面白そうなところを見つけたら、寄り道しながら進むことにする
おっと面白そうな脇道発見
Magellan渓谷
入り口がワイナリーになっている
ワイナリーに用は無いので、その渓谷に侵入
なかなかのロケーションで途中停まって、写真の撮る
晴れてないのが悔やまれる
ついに小雨が降り出したがすぐにやんだ
渓谷は川沿いに8km登坂して舗装路は終わり
そこから先はトレッキング用の道が続いている
舗装路の終点にNoravank修道院があり、そこを観光
ここも周りの岩山の景色と相まっていい雰囲気でやはり晴れてないのが悔やまれる
結構映えると思います此処
幹線道路まで戻って走る道端には果物や自家製ワインを売る店がちらほら
この辺はワインの産地なのだろう
途中気の良さそうなおばあちゃんが店番をしている。露天で例のみをして気に入ったワインを1リットル買った
1800ドラム
舌がお子様な自分用に少し甘めのワインを購入
日本人はsemisweet 位がちょうどいい
ワインの味がわからない。日本人にはdryは渋すぎる。

渓谷から西2kmの地点にAreni と言う町があって、そこの町に入って西に向かって川を遡ると5kmほどでアゼルバイジャンの飛地ナヒチェバンとの国境がある
金さんから気をつけるように言われていたのにいたずら心が芽生え、ちょっと国境の様子を見てこようと思いそこに向かう
道はすぐにダートに変わり、ぶどう農園を横目に川沿いを走る
国境にはすぐに到着
地図を確認間違いない
拍子抜けするほど何もなく、国境にはストップの看板だけがあった
今緊張状態にある2つの国の国境とは思えない
もしかすると、どっかで監視されてるのかもしれない
ひょっとして、どこからスナイパーが自分を狙ってるかもしれない
けれど、私は能天気な日本人旅行者気にせず記念撮影だ

Areni の町に戻って暇なこともあって、街の中を流していると、街から南に山を登るルートがあって、気になってその道を進んでみる
小ぶりの滝があって公園になっている
適当に登ってキリのいいところで戻ってこの公園でビールでも飲もうかと思って走り始めるとなかなか景色も良く楽しくなってそのままこの道の峠の頂上まで行こうかと言う気になった
走っていると左手に先ほど登った渓谷沿いの道が見える
その渓谷から見上げた山の上を今自分が走っている
楽しいので、もうこのまま行き着くところまで走ろうと思って一番どん詰まりの村まで走る事にした
Areni から22kmのKhachik の村が最南部の村でアルメニア軍の駐屯所があり村から国境まではまだ少し距離があるが、駐屯所から先にはいかせてもらえそうにない雰囲気
Uターンして戻るときに、村外れに角座している証拠者があって、近くに村人がいたので、声をかけて写真を撮っていいかと聞いたら、オーケーと言ったので、写真を撮ってると別の村人がやってきて写真を撮るのをやめろと言う
まぁ無理指定取る必要もないので、オーケーと言ってそこを立ち去って村のスーパーでビールを買って中心部にある公園で飲もうと思って公園の横にバイクを停めると村人が集まりだした
どうも雰囲気がおかしい。何か問題があるのかとGoogle翻訳でコミュニケーションを取るとどうやら先ほど撮った装甲車の写真が問題のようだ
語録人の住民が集まってていて、そのうち2人ぐらいが電話でどこかと連絡を取り合っている
あれあれやっちまったかな
ここは紛争地帯の最前線、少しなめていたようだ
とりあえず村人の目の前で問題の写真を削除し、向こうの指示通りゴミ箱からも削除し写真を復活できないように完全に消去して村人に納得してもらった
その後村人は解散となったので、公園の東屋でクラッカーをつまみにビールを飲む
その間も2人の住人はずっと自分の目の届く範囲にいて、こちらを監視しているようだ
休憩も終えてビールも飲み終わったし近くにいた村人の1人に 騒がせて申し訳なかった、そんなつもりはなかった、今からAreni 戻ると伝えると、彼の表情にも笑みが浮かんだ
この年配の村人も、何か普通の農民では無いような雰囲気を感じる
元軍人かな?
軽はずみな行動で村を騒がせてしまった
今は反省している

Khachik から14km戻った景色の良い高台でキャンプ
Areni に戻ると言いながら、こんなところでキャンプをしてたらまた問題になるかなぁ
少し心配しながら就寝


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