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コーカサスから中東へのバイク旅行 (その72)

2023/10/7

7時ごろ外で人が動く気配がして起床
クルド人兵士が朝食を持ってきてくれた
昨日ここに泊まりように誘ってくれたクルド人兵士2人と一緒に雑談しながら朝食をとる

2人の名前はハサンとマフムード
この村で監視要員として、トルコ軍に現地採用されている兵士は全員で70名ほどいるらしく日勤と夜勤、それに休みになる隊も入れてローテーションしているようだ
この村だけで、結構な人数を雇用している
他の小さな村も同じように、現地の村人を兵士として雇用しているようで、村にとってはそれだけの人数を雇って貰って、随分助かっているだろうが国としてそれにかかる費用は、莫大になる
住人が主にクルド人の地域はトルコの国土の4分の1もある
国内の異民族に対する同化政策は、その国に大きな足かせになっている

8時になって、ハサンたちは日勤の隊員と交代になって帰っていった
昨日は夕食と一晩の宿ありがとうございました

自分ものんびりと出発準備を整えて9時に出発
今日の目的地は、Şırnak で距離は約150km
Şemdinli でお世話になった監督のアリーの自宅のある街
休日で自宅に戻った方は、もうŞemdinliの現場に戻っただろうか?
Şırnak に向かう
そういえば、昨日滝から帰ってきたときに、燃料タンクがリザーブになったんだった
スタンドを見つけたら、給油しなければならない
しかし、しばらく走るがスタンドがない
途中の小さい村でこの辺で1番近いガソリンを売っている場所はどこか聞くとまだここから30キロ以上先になるらしい。
仕方がないのでその村でキャリアに積んである予備のポリタンクに入れてる3リットルのガソリンを給油した

途中3台のバイクとすれ違い一旦止まって、彼らと少し立ち話
彼らは、トルコ人のライダーで、イズミルやアンカラの近く(街の名前を聞いたけど、忘れてしまった)から来た様で記念撮影と、そのうちの1人と連絡先を交換して別れる
Şırnakに到着
街の入り口で酒屋を発見、問答無用でビールとつまみにピーナッツを買って店の近くの木陰のある場所で飲んだ
ふー、やめられませんな
昼から飲むビールは

まったりとして酔いを覚ました後、再び走りだす
時間はもう16時
Şırnakの市内を通り抜けて、どこかキャンプできる場所を探しながら走るとほどなく幹線道路からピクニックをしている現地人たちが何組かいる小川を発見
良い場所を探して小川をチェックするが、やはり空いている場所は羊の糞だらけでよろしくない
と言うわけで、それほど遅くまでいないと思われる家族連れの場所が開くのを待つ
日没間際に場所が空いてテントを張り21時就寝

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