コーカサスから中東へのバイク旅行 (その130)
2023/11/24 (その2)
走るのはもう3度目になるキルクークへの道をひたすら先を急ぐ
一昨日から、キルクークのグアランにメールを送っているが返事が来ない
もしかして都合が悪いのだろうか?
キルクーク行が1日伸びてしまったので、今日は金曜日でムスリムの休息日になってしまった
店に行っても閉まっているだろうし直接家に行くのも図々しく思える
なので今日はまたキルクークのチェックポストの手前のガソリンスタンドでキャンプさせてもらおうと思い、スタンドのマネージャーのモハメッドさんに連絡しようと思って路肩に停車する
グアランには明日の朝店に立ち寄って挨拶だけしてアルビルに向かおう
でもメールを送ろうと、スマホを見たらグアランからメールが届いていた
内容は歓迎するとの事
返事が遅いよ〜グアラン😮💨
18時にグアランの店に到着
今日は金曜日なのに仕事をしていたようで、店の前で客と話をしていた
久々の再会に握手をして喜びやった
店が閉まるまで少し待つ
スーリの店は今日は休みだったようだ
会いたかったのに、残念
店を閉めてグアランと家に行き2人ともシャワーを浴び、服を着替えて外出する
前回と同じように、今回もまた農園に行って酒盛りをするようだ
店の前でアカムが友人(親戚?) 2人と待っていて再開の挨拶の後出発
前回酒を飲んだのは自分だけだったが、今回は皆酒を飲む気満々
ビールやら、ウイスキーやら買い込む
そして、彼らの宴のお決まりのパターンなのか、マスグーフと言う魚の開きの炭火焼3kg を2つ買い込む
ついでに白子を焼いた物も購入
日本人として魚を望むところだが、前回食べるときに大量のレモン汁をかけられて酸っぱかった
今回はなんとかその経験を生かして、大量のレモン汁ぶっかけをどうやって阻止するか、頭の中でシミュレーションしていた
ところが今日魚を買いに来た店は前回とは違う店で、この店は焼きながらクエン酸の粉末のようなものを振り掛けてイラク人好みの味を強制的に完成させてしまう店だった
と言うわけで、密かに心に描いていた作戦は戦う前から負けていたので、一言だけ言わせてください
🤬余計〜なことすんなボケェェ❗️🤯
とは言え魚を食うことにかけては、世界一の日本民族の誇りにかけて、若干酸っぱかろうが魚に負けるわけにはいかない
やってやんよ
どっからでもかかってきなさい!
それに今回は人数も増えたことだし、まさかこの開き1匹丸ごと食えと無茶振りもされまい
必要なものは揃ったので、アカムの車で農園へ向かう
ーアカムの運転は相変わらずで前に車がいなくなるとアクセルベタ踏みでカッ飛ばす
市街地で130km/hとか出すのやめて欲しい
ただでさえ、意表をついた攻撃にHPが半分ぐらいになっているので事故でも起きたら真っ先にアッラーの御許に召されてしまう
農園に到着し暖かかった前回と違い、軒下では寒いので建物の中で飲むことにする
乾杯直後アカムはウイスキーの小瓶180mlをほぼ一気飲み
その後も特段酔った風ではなかったので、アカムは酒が強かったんだなと驚いた
グアランは友人たちもいるので、元気にジョークを飛ばしていた
今回初めて会った2人
落ち着いた感じで食べ物をとってくれたり、気配りのできるウマルランパ
初対面の人間、もしくは外国人とどうしてしていいのかわからないのか無口なシャプラン
後からやってきて合流したテンション高めのミムザ
計6人の楽しい夜は更けていった
宴会が終わるとドミノで遊ぶためにカフェに行った後ミムザは自分の車で、ウマルランパはアカムの車で自宅に送ってからグアランの家に戻った
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