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コーカサスから中東へのバイク旅行 (その44)

2023/9/8

朝から曇り
今回の旅行はほぼ晴天が続いているので珍しい
イランに入国できるかどうか、Facebookで繋がっているイラン人からの返事を待つ以外に特にやる事は無いのでのんびりする
イラン人の彼はどうやら旅行会社のエージェントっぽいけど、1日経ってまだ返事はない

ハンモックでタバコを吹かしていたらアレクシー達が今日出発すると言う
知り合ったばかりなのに、残念だ
もう1台のキャンピングカーのフランス人ジベと彼らを見送り、昼ごろに天気が良くなってきた
ジベはソロで犬と旅行している
アレクシー達と合流したり、別々で行動したりしながら、ほぼ同じルートで旅行をしているらしい

そういえば昨日の夕方、新しいキャンピングカーが到着していた
フランス人とドイツ人のカップルでザビエルとペトラ
彼らにコーヒーのお誘いを受けたので、コーヒーとパイをいただきながら少し歓談
彼らもイランを目指すらしい
アルメニアには何度も旅行に来ているようで、ここには1泊だけして明日出発するそうだ

天気が回復して気温が上がってきたので川で水浴びして体を洗い、洗濯も済ます
15時ごろ夕食のための買い出し
5km 離れたシシアンの町はあまり財政的に裕福では無いのか、飾り気がないというか、旧ソ連時代を思わせる作りでメインの通り以外は舗装もされていない
砂利道は深く抉れていて街の中なのに、何十年も整備されていないんじゃないかと思われる
あまりインフラにお金をかけられていない

夕方、キャンプに戻って、1日を起こして、肉を焼き始めていたらおーいおーいと呼ぶ声がする
どこから声をかけているかと思ったら、下流の方で酒を飲んでいた地元のアルメニア人2人組だった
こっちきて酒を飲まないかと誘われたが、いや自分も今肉焼いてるところだからと断る
それでも強く勧められてウォッカをいただいて、彼らが持参した豚のレバーのホロヴァツもいただく
友人か兄弟か関係はわからないがワーガンとワロージャは気の良いアルメニア人で帰り際に自分の電話番号を教えてくれ、何か困ったことがあったら連絡しろと言い、斧やハンマー、ペンチなどが1つに収まった万能ツールと残ったホロヴァツをプレゼントしてくれた
ありがたい

22:00ごろ迄焚き火を楽しんで就寝

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