とある作品の掲載終了に関して

久々に、某マンガアプリを起動させたら、自分が昔読んでた漫画が掲載終了になっているのを見た。といっても自分は紙でも電子でも持っているのでいつでも読めるのだが、少し寂しい気持ちになった。

その作品は、読み切りが掲載された時に一目惚れして、人生で初めてアンケートを書いた。「この作品は絶対本連載してほしいです!」みたいな内容だったかな。他にもそんな人が沢山いたのか、無事連載を勝ち取った。自分は毎月それを楽しみに読んでいた。

だが、ある時プツッと連載が止まった。作者のTwitterを見るとどうも、精神的に参ってしまい、漫画が書けなくなってしまったそうだ。あと、今後もおそらく続きが書けることはないだろうとのこと。

残念だった。作者の回復を祈ると共に、ほんの少しだけ、もしかしたら遠いいつか、続きが載る日が来るかも、という淡い期待も持ちつつ。

連載が止まって2年半経って、その作品は掲載終了となった。これで本当に終わりなのかもしれない。ただ、作者はイラストや動画といった別の媒体で今も活動しているのを見かける。生きていれば、またいつか読めるのかもしれない。そんな微かな期待を胸にしまう。

だった三冊の単行本でこれだけ思い入れのある作品というものは他にない。もしかしたら完結を見届けることよりも、その作品を読んでる瞬間の熱、みたいなものの方が大事なのかもな、とか思った。

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