見出し画像

ポーカーだけで飯を食おうと思った結果~ポーカー専業の理想と現実~

画像3

こんにちは、こんばんはKuZです!

今回はポーカーの
戦略に関わる話とかではなく、

ポーカープレーヤーの理想と現実
「ポーカープロ、専業」になりたい!

って、人に自分の経験と今まで
見てきたことなんかの話を書こうと思います。


###

最近、世界のヨコサワさんのような
Youtube動画やプレーの配信等を
ストリーミングする人が増えてきた
おかげでポーカーをしてる
人の数が物凄く増えた
ように感じます!!

画像4



自分の周りでもポーカーを
始めた人がいたり、アミューズメントも

お客さんが増えている(コロナの前ですが)
ような話を聞いていたので、

もしかすると本格的にポーカーブームが
起こりつつあるのでは
なんて思ってたりしてます。

そういったこともあってか最近SNSなんかで、

「ポーカープロになりたい」
「専業になってお金を稼げるようになりたい」

こういうつぶやきを見ることが増えた気がします。


たまたま何回か

「Youtubeを見てポーカーの世界に憧れた」
「ポーカーが面白過ぎるから、好きなことを仕事にしたい」


といった話を聞く機会があって

ほんとポーカープロになる事に
思いを馳せている人が多くなったんだなと
体感しました。

画像5

余談なんですが、
僕自身も話してくれた子と同じように
思っていた時期があり、

6年前くらいに
「Poker無宿の世界旅」
「Pokerで世界を巡る夫婦の旅」
のブログや、
ひゃっほう掲示板の
木原さんのスレ
を眺めているうちに

「ポーカーで上手くなって、
 凄いプロになってやろう!!!」
こう思い立って、

長期的に勝ち越せたことも
ないのにも関わらず気づけば、
大学を辞めバイトとOnline Pokerを
やり続ける毎日がスタートしてました。

今考えると、
正気を失っていたんじゃないかと思います(笑)

まぁ僕の話はいいんですが、

最近では、
そのような理由から
PokerPlayerの輝いてる姿に憧れ
Pokerを真剣にプレイする人が
増えているようですね!

ただまぁ当たり前なんですが、
現実はそんなに甘くありません

画像13

勿論、努力して自分が理想としている
「プロ」
になれる人もいますが、

当然、ほんのほんの一握りで
僕の見ている限り、
ポーカー以外の「プロ」という職種と
同じように

殆どの人は理想の生活とは程遠い
結果になる事の方が多いのではないでしょうか。

なので今回はポーカーのプロというものを
自分が目指してきて、

自分が感じたり、思ったこと
ポーカープレイヤーの現実
ついて書いていこうと思います。

「勝ってるやつとか殆どいない」

画像7

いきなり過ぎて「え、どういう事??」
って思う人もいるかもしれないんですが、

僕の見ている限り、そもそもちゃんと
ポーカーで勝ち続けている人は相当少ない
と思います。

勝っているところの写真や、
グラフなどを上げている人が増えたので

「ポーカーって勉強したら普通に勝てるもんなんだ~」
って思っている方も多いのかなと思います。

画像8



ライブ(海外のカジノ)の事に関しては
僕はあまりわからないですが、

少なくともオンラインに関しては
相当なスキルレベルでないと
勝ちこす事は難しいですし、

最低限生活するには月$1800~$3000
くらい必要だと思うので、

それをクリアできる人は
正直日本だと殆どいないんじゃないかと思っています。

50NL Zoomの上位のプレイヤーが
4面を同時にプレーして約150時間で
ようやく1800$稼ぐことが出来るくらいなので
何となく難易度は伝わるんじゃないかなと思います。

よくPoker Proの税金がどうとか、
といった話が話題になりますが
正直ほぼほぼ心配する必要なくて

そもそも税金払う必要あるほど勝ってる
人なんて殆どいないです。

「ほとんどが自称プロ」

画像9



専業(ポーカーしかやってない人)って
言ってるけど全然勝てていない人の割合は
ポーカープロを夢見ている人たちの想像より
確実に多いと思います。

オンラインの世界に関して前項で
書いた通りですし、

よく、
「オンラインとライブならライブの方が簡単に勝てる」
みたいな事が書いてあるのを
見かけることがありますが

ライブポーカーの世界も
当然簡単なわけはなくて
経費も多くかかる上に、
異国の生活での精神的な
ストレスも多く、

オンラインと違い多面をして
効率を上げることも出来ないので
長時間のプレーをする必要があり、
相当キツイです。

ハンド数の少なさによる影響で
分散がオンラインに比べて大きく、
最低レートも高いため

ただの上振れで2~3ヶ月勝ち越してしまい
まとまったお金が出来て会社や学校をやめて、

(自称)プロを名乗り始めるひとは結構いて
そのまま実力を勘違いして
結局破産する事が多いと思います。

画像10

まぁポーカーに限ったことでは
ないとおもうんですが、

成功している人の姿に憧れて
安易な考えで、見切り発車で
目指してしまったりと...

これ自体、悪いことではないんですが
その挑戦は、ただ単に"ラクをしたい"ことに
理由をつけている場合もありますからね

(まさしく自分のことなんですが)

しかもカッコつけて自称「プロ・専業」って
名乗ってしまっていることで
引っ込みがつかなくなってしまい、

見栄を張り続けるために余計に泥沼に
ハマっていくパターンもよくあります。

「ポーカーって見栄を張ってしまうもの」

画像11

泥沼にはまる一番の王道パターンは、
サイドギャンブル(バカラ・ブラックジャック等)にはしる、

そしてその時たまたま上振れたら、
そのお金は「ポーカーで勝った」

ってことにするし、負けたら

「ポーカーでは勝っているけど、
 ギャンブルしてしまったせいで負けた」


って事にして、さも自分が普段は勝っているけど
そのせいで破産した風に言う人は多いです。

よく聞きますし自分の周りにも
そういう人は居ました。

1回目に勝ってしまって、
そのまま味を占めてしまう事が多いです。

画像12

それ以外にも意外と多いパターンが
勝てているプレイヤーでもあることなんですが、

ポーカーって専業だったら
基本毎日プレーするものなので

同じプロやカジノディーラーとは、
ほぼ毎日顔を合わせることになります。

なので自分がもしレートを下げたりすると
全員が知ることになります。

コミュニティが狭い事もあり
プライドの面から、
どうしても耐えられない事が理由で

「バンクロール的にキツイ・あまりエッジが出せない」

にも関わらずレートを下げれない事が原因で失敗してしまう事もあります。

「自分の経験」

画像13

こんな風に語っている僕はどうかというと
「見栄を張って自称プロ」
って感じの人間でした。

思い返すと専業で
ポーカーをすることを舐めていた、
という感じです。

以前こちらのnoteにも書きましたが、
4年くらいバイトしながら
ポーカーをプレーしていましたが
想像以上に長期で勝ち越すことは難しくて、

周りの友達とかから「調子どうなの?」
とか聞かれると「まぁ、悪くはないよ」
みたいな感じで返して見栄を張ってました。

画像20

ちなみに当たり前なんですけど、
全然勝てない時でも、
その辺の腕自慢に負ける事は
流石になかったと思います。


上から目線とかそういうのではないので
誤解されると困るんですが

「ポーカーが趣味で好きな人の上手いのレベル」
とそれで「ポーカーで生活していく事の必要なレベル」

は大きく異なるものなのでもし
「俺にはセンスがあるんじゃないか?」
って事で専業になるか迷っている人が
いたら気を付けた方がいいと思います。

実際、4~5年前一緒に
プロになろうと語り合っていた
周りから上手いと言われていた
仲間が7~8人いましたが、

そのほとんどは勝つことは出来なくて
途中で挫折してしまいました。

「1度は諦めた」

画像18

僕は周りの友達が諦めたにもかかわらず
どうしてもあきらめきれなくて
そのままやり続けましたが
正直それでも思ったような結果は
出ませんでした。

どこまで打っても負けないまでも、
勝てるようにはならないし、
生活費はバイトで賄っていて毎日で何をやってるのか
よく分からない状況は
結構長い間続きました。

ポーカープロを目指す人は
何処かのタイミングでこういうフェーズが、
来るんじゃないかと思います

僕自身はそうだったので。

なので余計なお世話だと思うんですが、
ポーカーを生業にしたいと思っている人は
今一度考えた方がいいです。

「理想と現実のギャップに苦しむタイミングが訪れるので」

画像19



僕自身は途中でホールデムでの
上達をあきらめて
尊敬する先輩からOmahaへの
転向を勧めてもらい
教えてもらったおかげで、

50PLO~100PLOを勝てるようには
なりましたが、
※100は完全に勝ち越したまでは
怪しいがショートならって感じ

その時もう26歳という年齢の事もあり、
学歴もないわけですし、
社会経験もない状態で

このタイミングで就職をしないと
「取り返しがつかない事になるのではないか?」
というか今更間に合うのか?
このような事で悩んで、

一度はPokerの専業になる事をあきらめ
就職する事にしようと思いました。

会計系の会社に完全な無資格の状態で
Pokerでの今までの自分のやってきたことを
正直に書いて応募したところ、
面白い奴だなと思ってもらえたのか
優遇してもらう事は出来ました。

幸運で喜んだ反面
「本当に、ポーカープロになる夢をあきらめるのか」
という未練というか葛藤があり、悩んでいました。

世間的にいえばどちらを選ぶべきなのか
明らかだと思うんですけどね(笑)

数日間考えて、最終的に
迷惑をかけた方に謝りの連絡をして

もう一度ポーカーの道に戻ることにしました。
やっぱり僕はポーカーが好きだったからです。

「それでもポーカーは面白い」

画像15

まぁ周りから見れば
僕はただのギャンブル中毒
と何ら変わらない、
というか寧ろそのまんまかもしれませんが

でももう別に、そう思われてもいいかなって思っています。

だってポーカーって本当に面白いゲームなんですよ

「プロになろうとするかどうかは今一度考えた方がいい」
とかビビらせる事書いといてなんやねん!
って感じですが(笑)

まぁそんなこんなで
僕の場合はポーカー戻ってきてから
チームメイトのteruhisaKeisuke-aceから
コーチングをしてもらい、

ようやく50NL Zoomを勝ち越す事ができ、
今は100NL Zoomをプレーしています。

画像16

理想に届くまでには
まだ距離があるんですけど、
自分の目標としてるところに
徐々に近づけている感が
かなりあってワクワクしています。

途中、自分の話の部分が
長くなってしまったんですが、

個人的にポーカープロを
目指したいって人に伝えたいことは

「目指すのは自分が決めたらいいけど、
 嘘とか見栄が多い世界だから安易に決めない方がいいよ」

って感じでした。

あと誤解してほしくない事なんですが、
現実に、僕や皆さんが夢に描いているような
凄いプロも世の中にはいます。

画像17

フィルアイビー,ドワンのような、
誰もが知っている有名な海外プロもそうですが

あまりテレビとかには出ていなくても、
何億とかをポーカーで稼いでいるような
スーパープレイヤーとかは世界中にいます

なので勿論ポーカーで成功した人
がいないとかいうわけではないです(笑)

ただよっぽど覚悟がある人じゃなければ

そのレベルを目指していくよりは
ガチ目の趣味として真剣に勉強して
プレーするのはお勧めします。


スキルが上がれば上がるほど
面白さがわかるゲームですし

先ほど挙げた本当に
すごいプロたちともカジノに行けば
直接プレーする事が出来る事という事も
ポーカーの他にはない
大きな魅力だと思います。

まぁこんな感じで最後いろんな話が
混じりましたが自分の話も交えた、

ポーカープレイヤーの現実の話
それと「結局ポーカーってめっちゃ面白いよ」
って話でした。

長文読んでいただいてありがとうございます!

今回は告知があるのでよかったら
見ていってください!

「告知」~3Million Poker Club~

画像14

この度、
Team 3億円のKuZ
Team 3億円のteruhisa 200NL zoom
の2人で

「3Million Poker Club」

「Pokerを上達させたい方の
ためのオンラインサロンサービス」


をスタートします。

内容としては...
コーチング、オンライン講義、
毎週更新の座学動画等々
どのレベルの人でも
Pokerを上達させるための
サービスを用意しています。

公式のTwitter、Facebookページを
作ったので、下の文字をクリック
して飛ぶ事が出来ます。

Twitter : 3Million Poker Club 
Facebook : 3Million Poker Club 

ここでこのサロンに関する
詳細な情報を発信していきます。

もし興味のある方、
面白いと思ってくれた方は
フォローや話題にしてもらえると嬉しいです!

よろしくお願いします!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?