ポケモンダイヤモンドで22224/22233のID調整(メロボ乱数)

ダイヤモンドで表ID: 22224 / 裏ID: 22233 のID調整に成功しました。起動時間をメモとして残します。
今回はプランと実操作に大きな差が生じていたので、PHSを用いてIDを近づけていく方法も記載しています。
※ DS Liteを使用

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目標ID
前回の記事と同じです。

成功時の操作
2052年9月10日6時8分11.12秒 DSのメニュー画面でゲーム選択
待機時間 1分26秒88(86.88秒)
2052年9月10日6時9分38秒 テレビの画面を消す(Aボタンを押す)

試行錯誤の記録

計算上のプランと実施結果
<プラン>
2052年9月10日6時8分15秒 DSのメニュー画面でゲーム選択
待機時間 1分23秒(83秒)
2052年9月10日6時9分38秒 テレビの画面を消す(Aボタンを押す)
※ 空白時間0で算出

<結果>
3回やってみたものの、IDリストに載っていないIDしか出なかった。
最後に出た表ID: 51625をもとに原因を追求する。

ID決定の要因となるもの(前提知識)
ダイヤモンド・パールでは下記2点の要因によりIDが決定する。
1. Seed決定日時、つまりテレビ画面を消した時刻
2. ソフト選択からSeed決定日時までの経過時間

PHSの準備
でてきた表IDと目標IDとの差を調べるためにPHS(4世代乱数用のツール。要PC)の"ID関連"タブを使用する。
ID関連タブはデフォルトでは非表示となっている。"実験用"タブのseedに 072 を入力し、その下の実行ボタンを押すと出現する。

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目標ID情報の確認
目標IDのプランをもとに、下記の項目を入力し実行ボタンを押す。
- 表ID: 目標ID
- 開始時刻: Seed決定日時(テレビを消す時刻)をもとに入力する。分+秒は±5の範囲を指定。今回は9分38秒(=47)をもとに入力。
- Fはプランを算出する途中に求める待機時間の±500程度を指定。今回の待機時間は4980。

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実行結果に目標IDの情報が出ていることを確認する。
ここで重要なのは"分+秒: 47"と"フレーム: 4980"となる。

出てきたIDと目標IDのズレを調べる
出てきた表ID(今回は51625)を入力し実行ボタンを押して結果を調べる。
※抹消ボタンを押すと前回実行結果を消去できる

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結果から下記2点がわかる。
1. 分+秒が一致していないので、テレビを消すタイミングがズレている。
目標が47なのに実際は48になっている。つまり消すのが1秒遅れた。

2. フレームが一致していないので、ソフトを選択するタイミングが間違っている。
目標4980なのに実際は4749。差分は-231なので経過時間が231足りないことがわかる。
※ PHSの右下にフレームと秒数換算する機能がある。231(フレーム)は約3.85秒

操作計画の練り直し
Seed決定時刻は固定(目標IDを出すためには変えられない)なので、ソフト選択時間を計算し直す。
- 待機時刻: 初期プランの83秒にズレたぶん(231 ≒ 3.85秒)を加算し86.85秒に変更
- ソフト選択時間: Seed決定時刻 - 86.85秒 で算出


以上の要領で目標IDに近づけることができる。



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