見出し画像

対戦実績0の僕が登録者1万人と同接300人を達成した方法とその大きな代償

謝礼!ケビンです。SV発売から3ヶ月ですね、最後に記事を書いたのが発売直前だったので、久々の更新です!

今日のテーマは、、タイトル通りです笑

SV発売前は登録者2000人、同接20-30人だった僕が一気にチャンネルを伸ばした方法とその大きな代償について書きます。
どっちかというと後半の方が読んで欲しいです。

昨年12月にショート動画「ポケモンあるある」がヒットして登録者1万人を達成、順風満帆に思えた僕のチャンネル(配信)は、実は崩壊し始めていました。
ポケモンあるあるが廃止になった本当の理由、初公開です。

SVの波に向けた準備

一昨年、BDSP発売の波で登録者500人から一気に1000人まで駆け上がった僕は、新作の波をどう活用するかが、チャンネル成長の鍵だと考えていました。
昨年2月、SVの発売が決定してから、僕の1人作戦会議は始まりました。

当時僕は登録者1200人、Twitterでネタ動画「ポケモン勢の学校生活」が100万インプレッションを達成するも、Youtubeでは反響が少ない状態でした。

Twitterで100万人が見たネタを考える力があれば、知ってもらえさえすれば、Youtubeでも評価されるんじゃないかという考えを持ちました。
となると、動画形態はアルゴリズムの性質上、受動視聴になるショート動画にするべき。
横動画の場合、サムネを見てクリックする手続きがある以上、小さなチャンネルは不利に働くと考えました。

次はどんなネタが多くの人に見てもらえるかを考えました。「ポケモン勢の学校生活」はポケモンを知っている人の中でも、かなり対戦等をやりこんでいないとわからないネタ知識も含まれていました。(それでもTwitterで伸びたのはYoutubeよりフォロワーが多かったことと、リツイート機能のおかげ)

そこで生まれたアイデアが「ポケモンあるある」でした。ターゲットを絞った面白さよりも共感に比重をおくことで、より多くの人にネタが届く可能性がある。SVが1000万本売れれば、1000万人丸ごとチャンネルのターゲットになるという、ポケモンネタの中で1番海が広くなる戦略に出ることにしました。

あとは、発売までに繰り返し動画を作る練習をしました。シリーズ系企画の際、動画制作の再現性、つまりどれくらい撮影と編集にコストがかかって、ネタはどれだけ持続可能なのかをイメージすることは非常に大切だと考えています。

昨年11月の発売に向けて、8月頃からYoutubeにネタ動画の投稿を始めました。最初は僅かな反響を拾い集め、ネタの紐解き方をひたすら研究しました。「面白さよりも共感」を念頭に、どんなシーンにみんなが遭遇しやすいのかをイメージすること、自分がポケモンを人一倍遊びこむことで、あるあるのイメージが出来上がりました。

練習のおかげで、撮影編集は1本15分ほどでできるようになりました。18時投稿なら17時半からの撮影でも間に合います笑 
このコストの低さから、SV発売の1週間前から「ポケモンあるある」の毎日投稿を始め、ついに10ヶ月かけて作り上げたプロジェクトが始まろうとしていました。

共感が生んだビッグコミュニティとその代償

「ポケモンあるある」は想像以上の大反響を起こしました。再生数はどんどん伸びていき、今では10万再生超えの動画が50本以上、合計1300万再生を超えました。登録者も急増し、ショート動画だけで1日100人以上、多い時は配信も込みで1日400人以上増えた日もありました。

そのおかげで、配信にも人が沢山きてくれるようになり、同時接続100人を超える日がほとんどになり、非常に嬉しかったのを覚えています。

ショートから新しく配信に来てくれる方が増え、少しずつ配信コメントの色が変わっていきました。
最初は、僕に関する質問や〇〇やってくださいと、ネタをリクエストするコメントが増えました。そこで気づいたのですが、視聴者の年齢層が驚くほどに低年齢化していたんです。コメント内容や、アナリティクスからして学生、中でも小中学生の
割合がSV発売前より明らかに増加していました。

別に視聴者層が低年齢化すること自体は何も問題はありません。しかし、配信の流れを無視してコメントする人が増えたこと、精神的に幼い人が配信コメント欄に増えてきたと感じていました。(昨年12月下旬)
具体的にはランクマ配信中に、「誰か〇〇交換してください」「今日〇〇があって〜」「ランクマじゃなくて〇〇やってほしい」「今日は視聴者少ないですね」中には自分の対戦実績を語り出し「ケビンは初心者だからこうしろ」と強く指示する人まで現れました。
僕の配信は、誰かを傷つける内容でない限り自由にコメントしてねってスタンスでやっています。特別に単語や人をブロックすることもしてません。

ただ、上に書いたようなコメントよりも配信に関するコメントが増えた方が、みんなで配信を楽しめると僕は考えています。
上のようなコメントをする人って、そのコメントをすると配信がどう変わるかを考えてないことが多いと思いました。特に「ランクマじゃなくて〇〇やってほしい」や「今日は視聴者少ないですね」などは、それを思っても、発言すべきではないと個人的には思ってます。(音楽ライブに行って「野球が見たい」、太って見える人に「太ってますね」というのと同じ)

この問題には2つの解決策があると考えました。1つは発言にまつわるリテラシーを身につけてもらうこと。もう1つは、「話の流れ」を理解してもらうこと。
僕が選んだのは後者でした。コメントを制限せず、配信コメントの軌道修正をする秘策を僕は思いつきました。

配信崩壊、軌道修正はあのネタに頼るしかなかった

そんな流れで12月下旬〜1月上旬は精神的に幼いコメントが多く飛び交い、僕の中では配信が崩壊していました。
それによりSV以前の古参の方から「その影響で前よりコメントしづらくなった」という相談も複数いただきました。古参の中で、僕と同じことを感じている方がいてくださったことは本当に心強かったですし、この問題に真摯に向き合う必要があると強く感じました。

僕が選んだ解決策は「話の流れ」を理解してもらうことでした。厳密には、話の流れを理解できる人が集まりやすいチャンネルにすることです。

具体的な決断は「ポケモンあるある」を廃止し、「ポケモン勢の学校生活SV版」をカジュアルにショート動画形態で投稿することでした。
「ポケモンあるある」が共感なのに対して「ポケモン勢の学校生活SV版」はストーリー、つまりお話です。
ある程度、話の流れを理解できないと面白くないコンテンツって訳です。(もちろん話を理解した上でネタが詰まらないケースもある笑)

加えて経験上、こういうネタを好きになってくれる人は熱狂的なファンになってくれることが多いです。
これを投稿し続ければ、以前よりは「話の流れ」を理解できる人がチャンネルに集まり、配信を一緒に楽しむコメントがしやすい雰囲気になると考えました。

しかし、この作戦により視聴者が離れるリスクがあるのも覚悟の上でした。
それでもケビンがきる無言の抵抗は、これしかありませんでした。

1月下旬、その作戦は始まりました。
もちろん今までの経験から、あるあるをやった方がウケが良いのも、チャンネルが伸びることも重々承知しています。
覚悟していた通り、最初は「あるあるに戻せ」「詰まらないからやめろ」と猛バッシングが続きました笑
動画を投稿するたびに登録解除が起こり、かなり焦ったのを覚えています。(10人解除、80人登録とかでトータルでは増えていた)

肝心の配信の変化はというと、今度は「あるあるをやれ」「あるあるは何でやらないんですか?」というコメントで溢れ、すぐに解決はしませんでした。
やっぱり「ポケモンあるある」に頼らないとダメか、、違う方法で解決するしかないと思い始めたのは、作戦開始から4日ほどは思っていました。
しかし5日目から、急激に動画が伸び始めました。面白い、続けてほしいという意見を言ってくれる方が増え、気がつけばどんどん10万再生を突破していました。

実は「ポケモン勢の学校生活SV版」、1年前に考えて、Youtubeで伸びずに没ネタになったもの、もしくは出し惜しみしていたが殆どなんです笑
それをSV風にリメイクしたものが、沢山の人に面白いと言ってもらえたのは本当に嬉しかったですし、自分が本来やりたかったことを思い出すきっかけにもなりました。
そして、作戦開始から2週間後、ついに変化は配信で起こりました。

荒療治の果てに、再出発!

作戦開始から2週間、「ポケモン勢の学校生活SV版」が少しづつ定着してきていました。
相変わらず投稿の度に登録解除は起きていますが、なんとか踏ん張り配信での変化を待ちました。
そして、2月上旬の配信でその変化は着実に起こっていました。配信のアーカイブを見返すと、関係ない自分語りやリテラシーの欠けた発言が減り、配信を一緒に楽しむコメントが増えてきていました!
ある程度配信を楽しむコメントが増えると、関係ないコメントが浮き始めるので、
そういったコメントがしづらくなるのも良い流れでした。

2月中旬になると、以前マイナス発言をしていた方達が、ついに共に配信を盛り上げてくれるようにもなりました。僕自身、前より配信がとても楽しくなっている実感もあります。
そして後の配信で僕は、同時接続340人、最大コメント数が1分間に120件、更にはYoutubeのポケモン同接ランキングで瞬間5位タイにまでなっていました。(教えてくれた視聴者の方ありがとう)

こうして苦戦しながらも、コメントを制限することなく、視聴者の皆さんと一緒に最高の配信を作り上げることができました。
今日まで見てくださった全ての方に感謝です。

終わりに

ここまで読んでくださりありがとうございます!
実は今でも投稿のたびに登録解除は起こっています笑
それでも毎日50人〜150人ほど増えている状況で、自分の出したいネタを好きに出せています。
これからもみんなで楽しくポケモンをやる場所であれたらいう願いを込めて、
謝礼!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?