ポケモン化石博物館-新潟県立自然科学館-
現在開催中の新潟県立自然科学館の特別展「ポケモン化石博物館」についてお知らせしたいと思います。
1.「ポケモン化石博物館」って何?
ポケットモンスター、略してポケモンは、みんなも知っての通り、1996年に発売された「ポケットモンスター赤・緑」から現在の「ポケットモンスタースカーレット・バイオレット」に続く、ゲームです。ゲームも本編の他、「ポケモンGO!」や「ポケモンUNITE」といったゲーム、アニメやポケモンカード等、世界的に知られたコンテンツです。
ポケットモンスターには、「カセキポケモン」と呼ばれる古代のポケモンがいます。初代赤・緑からたびたび登場していて、カセキを復元することでポケモンをゲットすることができます。古代のポケモンが「進化?」して現代のポケモンにつながって行く・・・。ただし詳しいところはまだまだ未知の世界で、その時々の博士が研究を続けています。
ポケモン化石博物館は、そんなカセキポケモンにピックアップし、リアルな世界での「化石」や恐竜等の地球に存在したと言われる生き物とリンクすることで学習できる特別展示会です。
今開催しているのは2023年3月4日~6月25日 新潟県立自然科学館で開催されています。まだ1か月以上開催しているので、機会があればぜひ行ってみてください。
2.ポケモン化石博物館へ行ってみた
ゴールデンウイーク中のため、観覧客が多かったと思います。到着した時は午後の1時過ぎでしたが、入場するために整理券が必要でした。少し間をおいて入ったため、すぐに展示会場へ向かうことができました。
ガチゴラスの復元?模型がお出迎えをしています。おそらくポケモン化石博物館目当て来場している人が多いと思いますが、その他プラネタリウムが様々な展示コーナーがあります。知らない人が見たら、ディフォルメされたティラノサウルスなんでしょうか・・・小学生未満ぐらの子供たちはこの前でポーズをとって記念撮影をしていました。
特別展会場に入って出迎えるのは、このプテラに乗った発掘ピカチュウです。ここも多くの子供たちが記念撮影をしていました。ライドポケモンに乗ったような感じを思わせて可愛く感じました。
基本的な展示の仕方は、ポケモンの世界でのカセキポケモンの紹介とモデルとなった実際の世界の生き物についてパネルで紹介しています。
これはとてもよい比較で勉強となります。ポケモンについては、古代ポケモンについての解説。元になった実際の世界での生き物について詳しく説明しています。わたしもあまりカセキポケモンについては詳しくはなく、オムナイト、オムスターが祖先でオクタンは現在に生息しているポケモンだと書かれています。知らなかったです。でもそれならテッポウオは一体・・・
アマルルガの復元?模型です。アマルガザウルスという元になった恐竜がいたのですね。大型の恐竜をモチーフしたと思われてブロントザウルスと思っていました。首長竜には違いはないですが、背ビレをさらに強調したデザインにしたのがよくわかります。
ポケットモンスターソードアンドシールドでは、カセキポケモンは、6ばんどうろでウカッツという女性によってカセキを組み合わせてカセキポケモンが復活しました。ただ昔に存在していたとは到底考えられないパッチラゴン・パッチルドン・ウオノラゴン・ウオチルドンという4種類のポケモンに復元されました。ウオノラゴンは、アニメでもサトシの手持ちポケモンとしてチャンピオンにもなった愛嬌あるポケモンです。ランクバトルでも隠れ特性のすなかきからのエラがみが強力でよく採用されていたポケモンでした。
今後のシリーズでも同じような組み合わせのパターンが登場するかもしれませんね、
3.今後開催されるポケモン化石博物館の予定
このポケモン化石博物館は2021年から各地の博物館等で開催されています。
スケジュールは以下の通りです。
新潟も6月25日まで、その後、群馬や岩手で開催されるので、出かける機会がありましたら是非行ってみてもらえればと思います。
ゲームの中だと実物大の感じがわかりずらいですが、「あー、こんなに大きいんだ」「意外と小さいんだな」って感じられる良い機会です。同時に地球の生物史も学べるいい機会です。大人も子供も楽しめる企画だと思います。
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