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【CL札幌16位】WCSBest8の使うミライドンexのデッキレシピとJCS環境のリスト

割引あり

はじめまして、keroです。
いつも読んでいただいている方もありがとうございます。


はじめに

今回はリスト共有していた友人が、
CL札幌にてミライドンexを使い予選12-2
 、惜しくもトナメ1回戦で敗れてしまいましたが、最終順位TOP16という結果を出しました。
一部有料部分もありますが、rtでお安くお読みできますのでぜひ拡散していただけると幸いです。
リストやカード解説は勿論、よく聞かれる疑問点やプレイング等までしっかり解説するので、ご覧ください。

自己紹介と実績

普段は東京で練習をしており、来週からオーストラリアに移住するのでCL参加はしばらくありませんがポケモンカードは続けると思います。
以下実績となります。

CL2021愛知 3位(エクストラ)
PJCS2021 TOP8
NAIC2023 TOP16
PWCS2023 TOP8

見ていただければわかる通り例のオーストラリア人です。
色々言われてますが、ポケモンカードに対する熱量、考え方は誰よりも勝つ思考を1番としてるのでそこを信じていただければと思います。

ミライドンの強さとは

カードゲームの大会において強いデッキとはなんでしょうか。
それは、その大会において勝てるデッキ。に他なりません。
2022のWCS、優勝、準優勝はパルキアではなく、
アルセウスピカチュウでした。

今回のCL札幌において、その位置にいたのはミライドンだったのはいうまでもありません。

まったりしたゲーム展開と雷弱点のルギア

ミライドンの強さを一言で言うなら
「相手にポケモンカードをさせずに勝つデッキ」です。
安定した速度とパワーカードで、自分の土俵に無理やり立たせ、対応できなかったらそのまま閉幕まで持っていけるデッキです。

CL札幌時点での環境考察

新弾による主な追加要素
・ドラパルトex
・ゼイユ
・レガシーエネルギー

軽く説明していきます
・ドラパルトex
ファントムダイブ+デヴォリューションによりリザードンex、ロスト系統が大きく不利になるデッキが登場しました。
エネ加速が弱点ではあるもののネイティオやリザードンex、メロコ等で加速できるため偵察指令などで面を作られると最後何かしらのアクションがない場合高打点&高耐久、システムカード、エネ加速カードが揃い手がつけられなくなります。
そのためリザードンex等ゲームが長くなれば長くなるほど強くなるデッキは早い段階で面を崩されて太刀打ちできなくなる環境となりました。
逆を言えば面を作られる前にゲームを終わらせるようにすればドラパルトexは怖くないとも言えます。
(手裏剣やロストマインでドロンチを借り尽くすやごっつぁんプリファイでサイドをどんどん取る)

・ゼイユ
あまり関係なさそうに見えますが、ルギアVstarが先行でもアーケオスを落としに行けるカードとなるため先2アッセンブルスターを言いやすくなりました。
それにより、ルギアVstarがより攻撃的なデッキになったとも言えます。
個人的な感想としては、博士でいいと思っていますが、ギフトがしっかり機能する前提であれば、番を返すタイミング、つまり、先行1ターン目にサポートを使えるメリットのみで、のちの博士の7枚ドローになる、2枚の差に勝てるかどうか。

・レガシーエネルギー
ルギアVstarがオーガポンいどのめんexによるベンチ狙撃、
ネオラントVによる無限サポート回収&エネキープしながらの攻撃、
テツノカイナexによるゲームスピードアップとゼイユ+でルギアVstarがさらにゲームを早めてくるデッキになりました。
ちんたらこちらの面を作れても上記のカードに解決されゲームすらできなくなることもあります。
また、倒してもサイドを1枚取れなくなる効果もあるため、倒したとしてもそこまで痛手ではないパターンもあります。

長くなりましたが纏めると
・ドラパルトexの面が完成するとこちらは太刀打ちがかなり難しくなる
面を作られさえしなければそこまで脅威ではない。
・ルギアがアッセンブルできるとゲームが早くなり追いつけなくなり逃げ切り勝ちされやすくなる。

以上が新弾による追加要素で起きた現象でした。

4.候補デッキの検証からミライドン発見までの道のり

[ドラパルトの面を破壊しつつルギアに勝てるデッキとして、まず初めに、パオジアンexが候補になりました。]

しかし考察を進めるにあたって以下の課題点が挙げられました。
①面を作るためにボールに頼りすぎてるせいで、初手でボールが引けないとあっさり負ける
②ビーダルに手札補充を依存してるためビーダルラインが消えるとあっさり負けることがある
③70セビエ、ビッパを採用したことによりパオジアンを前に出すことがより困難になった。

③は構築を変えればなんとかなりますが①.②に関してはデッキとしての懸念点でありどうしようもなく、
また過去のCLではパオジアンがTOP4に入った前例が確認した限り1つもなく、どうしようもない事故が起こりやすいデッキのため、大型大会に持っていくにしても、自分が上振れる確率と、事故のリターンが見合っていないと判断しました

そこでこれらを満たすデッキとしてミライドンexが挙げられました。
・ラッシュCSで有名プレイヤーが使用していた
・同日シティで優勝していた
・その2日後の滋賀のシティでミライドンシェア率が1位だった

上記の理由からミライドンを選択しました。
ここから現在のリストに辿り着くまでは紆余曲折あるのですが、
以上が使用するまでの経緯です。

ということで、以下有料部分となりますが、改めてガードが下がっている今こそ刺さるデッキです。こんな直前に出してすみません。
また、JCS環境でも十分戦えるデッキだと感じており、現在握る場合のデッキレシピも記載をさせていただきます。

優勝リストとはかなり思想の異なるデッキレシピ

Day1

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