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一人暮らし10周年。

今年5月で私の一人暮らしが10周年を迎えます。
早かったような長かったような、そこにたくさんの事が集約されていました。それまでダラダラと実家で暮らして社会人経験もなかった私が良くここまで…。
開始当時は貯金もなく仕送りを頼れるあてもなく、食に苦労をするという経験をして、病気もしたけど、それでもなんとかやって来れたんだなぁと。

一人暮らし10年漫画1S

一人暮らし10年漫画2S

一人暮らしを始める前の自分を振り返ると、全てが未熟で、わがままで、短慮で、卑下する意味ではなくとても欠点の多い人間だったように思います。
それでもあの頃の自分にも一緒にいてくれた人は確かにいたんだなぁと思うと、ありがとうとかごめんなさいとかたくさん浮かんで来てしまうし、もっと早く、せめて今の自分くらいの視点で物事が見られていたら…なんて思ったりもして。
この10年の間、傍で支えて成長させてくれた人たちに感謝を感じつつ。
それでも「怪我の功名。10年前にああなってよかった」なんて定石の言葉で締めくくってしまうには苦しかった思い出が多過ぎるし、昔の自分の傷だらけの気持ちを否定してしまいそうだから、「予想とは違う未来で、今は楽しく生きています」って言いたい。
今の自分が幸せだってのんびり暮らせているのは、昔の自分が一生分くらい泣いて怒って、頑張ってくれたおかげだから。

ありがとう。
あなたがこの暮らしを開始して初めて自分へのプレゼントに買ったシルバーは、今でも大事に身に着けています。

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未来の自分より。

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