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【シティS3全勝優勝】シティリーグ優勝するまでのプロセス・思考のまとめ【全文無料】

初めてnoteを投稿させていただきます。オーキノ博士と申します。
主に綱島、横浜で活動をしております。ポケカ歴は約5年でブラッキー&ダークライのスターターでデビューしました。(TAGTEAMが懐かしい・・・)

幸いにもシティリーグS3で全勝優勝することが出来ました。

今回のシティリーグは自分の中でいくつか新しい試みをしたので、その備忘録としてnoteを執筆することにしました。
本noteはデッキ構築の解説の比重は少なく、自分がシティリーグに挑むために至ったプロセスや考え方をメインに記載をしていきます。本noteは全文無料で読んで頂けます。


1.目標設定

私はこれまで約10回以上シティリーグに参加してきましたが、その殆どが目標設定をせず、ただ「なんとなく勝ちたい」、「優勝出来たら嬉しい」程度の考えで挑んでいました。
またデッキ選択も同様に、その時に流行っているデッキ、自分が使い慣れているデッキを選び、明確な選択理由は持っていませんでした。
上記の形でシティリーグに挑み、幸運にもトーナメントに進出や入賞することは出来ましたが、「なぜ勝てたのか」「なぜ負けたのか」の振り返りや分析が出来ていないことに最近気づきました。
そのため、今回のシティリーグでは、先ず目標を設定し、目標に対して逆算し、どんな練習やデッキ選択をすべきか考えるようにしました。
結果の良し悪しに関わらず、自分の選択や取り組みを振り返ることが出来るような状態を構築するところから思考をスタートさせています。

初めに今回の目標を何にするかを決めます。
自分はプレイヤーとして、JCSに出場することを一つの目標にしています。
2024シーズンのシティリーグの成績はS1は3−2で敗退で0ポイント、S2は4−1オポ落で15ポイント。
JCS優先出場のボーダーはトレリ抜きでCSP200以上と予想していました。
そのため自力でJCSに出場するためには優勝が必須条件のため、今回の目標は「優勝」と設定しました。

2.練習方法の見直し

目標設定が完了したので、次は優勝するためには、どのような練習をするかを考えます。
私毎にはなりますが、今年から転職しフルリモートからフル出社に変更、仕事の難易度が上昇、日常の家事、猫のお世話(ホントに可愛い)など以前のように対面練習・リモート練習に割ける時間が減少しています。
そのため練習方法の見直しが急務であり、自分にマッチした練習方法を構築する必要があります。
そんな中、自分が意識して取り組んだ練習方法を3つご紹介します。

・環境考察の予測精度を上げる

現代のポケモンカードはTier上位のデッキパワーが非常に高く、どのデッキも優勝の可能性を持っています。
私はポケモンカードの勝率を以下の方程式で定義しています。

勝率=練度×デッキタイプ選択×構築×運要素

それぞれの指数は状況によって変動はしますが、練度・デッキタイプ選択・構築は自分の努力で改善出来るポイントです。
特にデッキタイプ選択は意識的に訓練をしないと養えない要素だと思っています。

環境考察の精度を上げるための取り組みですが、前週のシティや外部情報を踏まえて、翌週のシティのシェアを予測するようにしていました。
またその週に自分がシティに出るのであれば、何を選択するのかまで、落とし込んでいました。

例えば前回のCL福岡ではルギアVSTARが優勝しました。
環境の回りとしては、その週がルギアが増える→ルギアに有利なパオカイナを選択する。
このような環境予想とデッキ選択の流れを毎週行っていました。

また自主大会に参加する際は、可能な限り、選択したデッキを使用していました。

・環境デッキを作成し、練習する

デッキ選択を当てることが出来ても、選択したデッキを扱うことが出来なければ勝率を上げることは出来ません。
環境上位のデッキを作成し、7割程度の出力が出せるまで一人回しを繰り返しました。
環境デッキを満遍なく触ることで、各デッキ毎の最高出力、下振れの度合い、何をされるのが嫌か、などをひたすらにインプットしていきました。
また構築をアップデートしていくことで、採用率が上がっているカードの調査も進めることが出来ました。

実際に触ったデッキ
リザードン(ピジョ)、リザードン(ビーダル)、ロスト(青)、古代バレット、ルギア、ロスギラ、アルギラ、パオジアン、カウンターカイナ、サーフゴーパルキア、キバLO、カビゴンLO

・アウトプットの量を増やす

これまでは収集した情報やプランなどは自分の脳内に保管しているだけでした。
脳内保管に留まると解釈が曖昧になったり、必要な時に取り出せませんでした。
解決策として、今年の2月から自身のディスコードサーバを運用しています。
読んだnoteに対しての感想や各対面ごとのメモをDiscord内に溜めていくようにしました。
環境デッキレシピやそれに対してのコメントを残したりもしました。
アウトプットを増やすことで、自分の思考を整理することが出来、さらにインプットを増やす良いサイクルが出来たと感じています。

Discordの工事してくれたアキパカくんありがとう


3.デッキ選択までの過程・経緯

シティリーグS3の開始から自分のシティ当日まで約1ヶ月のため、デッキ選択をするまでのプロセスとスケジュールを設定しました。

【2月26日〜3月8日】
環境デッキへの理解を深める
とにかく様々なデッキを試す
各デッキへの理解は6割程度出来ていればOKとする

【3月9日〜3月15日】
デッキの選択肢を3つまでに絞る
絞ったデッキで各対面のプレイングや構築を詰めていく
8割程度の出力が出せるような状態にする

【3月16日〜3月18日】
デッキを2択までに絞る。環境に対してどちらを投げてもOKな状態にする

【3月19日】
デッキ選択

【3月20日】
シティ当日

以下、実際に自主大会で使用したデッキや使用理由を記載していきます。

2月26日〜3月8日:幅広いデッキを触る時期

・KATSUTA チャンピオンシップ(2/23)
使用デッキ:パオカイナ
戦績:1−6

CL福岡直後の大会のためルギアチラチーノが増加する予想でパオカイナを選択
不利対面の古代、キバLOを意識し対策カードを投入するも、安定感を欠いた構築になり惨敗

・KATSUTA チャンピオンシップ サイドイベント(2/23)
使用デッキ:ロストギラティナ
戦績:3−2

パオカイナの構築に課題があり、ルギアも見られなかったので、リザードンを意識したロストギラティナをサブイベントで選択。
構築はCL福岡で結果を出したレシピを使用。

・リリカルショット杯(2/24)
使用デッキ:ロストギラティナ
戦績:予選3−2、決勝トナメ4−0で優勝

KATSUTAチャンピオンシップの振り返りを活かし、リザードンを意識したロストギラティナで参戦。
リザだけではなくアルセともマッチしたので、デッキ選択としては◯。

・スクランブルバトル(3/2)
使用デッキ:ロストギラティナ、悪リザードン(ピジョ)、サーナイト
戦績:6−1(ロスギラ3−0、悪リザ1−1、サナ2−0)
スクランブバトルではいろいろなデッキを試したいので、ロスギラ、リザ、サナを持ち込む

ロストギラティナ

リリカル杯からレシピ変わらず

リザードン(ピジョット型)

この時期からチームアチャモのリザードンの構築が出回るのでお試しで使用。

サーナイトex

CL福岡Day2に進出した友人のレシピを参考に使用。

この時期の入賞デッキ数・デッキ分布

※画像はしらいしさんのnoteから拝借しております
カウンターカイナのシェアが高い。またロスバレも増加傾向である。また古代バレットが減少している。


3月9日〜3月15日:デッキを3択に決めるタイミング

候補①:ロストギラティナ
リリカル杯・スクランブルバトルで勝率が良く、環境に多いリザードンに有利が取れる
3月初旬の時点ではまだ入賞数が少なくマークされていないデッキでもある。
一方で増加中のロストバレットに不利であり、今後入賞が増え、対策される可能性が高いことが懸念。

候補②:ロストバレット
S3までの環境で最も速効性が高いデッキ。明確な不利対面が無く、どのデッキにも戦えるプランが存在している。
若干安定性に欠けているところがあり、またミラーマッチが発生することが懸念。

候補③:イダイナキバLO
シティリーグでロスト系統のデッキが増加しており、有利が取れる。
リザードンにも五分を取れるデッキであり、環境の立ち位置も悪くないと考える。
ルギアやアルセ系統など明確な不利マッチがあり、優勝を目指すという観点で疑問が残る。

この時期の入賞デッキ数・デッキ分布・考察

ヨネダタクヤ選手のnoteの影響によりピジョット型の悪リザードンのシェアが急増しました。
noteの影響は大きく、リストだけではなくプレイングも開示されたことで、全体のプレイレベルも上がってくると想定しました。
またヤマグチヨシユキ選手の優勝の影響もあり、青ロストも増加するだろうと予測。
ロスギラもはるn選手が優勝した影響もあり、入賞が急増を予想。
自分がシティに出る3月20日はピジョリザ、青ロスト、ロスギラを強く意識する必要があると考え、最後の1週間を迎えます。

3月16日〜3月18日:デッキを2択に決めるタイミング

3月17日のトレカフェス(400人規模のチーム戦)を模擬シティと位置付けて大会に挑みました。
環境予測としては上述の通り、ピジョリザ・青ロストがTier上位。
この2デッキに対して不利を取らない且つ、ロスギラに有利な青ロストを選択しました。

当日使用したデッキレシピ

ピジョリザのミストエネルギーを意識してシンオウ神殿を採用
ミラーマッチはマナフィを入れても有利にはならないと判断したので不採用。

トレカフェスの結果は予選7−0、トーナメント1−1の8−1で終えることが出来ました。

ピジョリザと2回マッチして2勝、ビーダルリザと3回マッチして3勝とリザードンには1回も負けることなく大会を終えることが出来ました。同時にピジョリザに対してはシンオウ神殿を使用せずとも勝利出来たので、構築を見直す必要があると考えました。

この時点でデッキ選択の優先度は青ロスバレ>ロスギラになります。
キバLOは入賞数に対して優勝率が低く、優勝出来るデッキでは無いと判断して選択肢から外れました。

3月19日:デッキ選択

このタイミングで改めて環境の整理と目標の再確認をします。

■環境の整理
・ゲームのスピードがスローになっている
ピジョリザがTier1に位置していることで、準備のターンで数ターンかけてくれる。
エヴォリューション採用デッキやビーダルをシステムにしているので後1で強い動きをしてくるデッキが減少している。(カウンターカイナ、ロストぐらい)

・進化ラインに枠を使っているデッキが多い
アタッカーやシステムに進化ラインを採用することで、デッキのスロットを圧迫している。
対策カードや自由枠を入れることが出来ないので、柔軟な対応が出来るデッキが少なく、出遅れた時のリカバリープランがナンジャモ・ツツジぐらいで、お祈りになることが多い。

■シティリーグS3の目標
繰り返しになりますが今回のシティリーグの目標は「優勝」です。
優勝するには最大9戦中1回しか負けが許されません。
現代のポケモンカードは安定に寄せても事故で負けることもしばしばあり、それであれば少しリスクを取ってでもパワーが高いデッキを選択するのが良いと考えました。

■最終的なデッキ選択
最終的に以下の理由で青ロストを選択することにしました。
・速度が早くサイドレースを優位に進めることが出来る
・採用されているポケモン全てのパワーが高く、柔軟な戦術を取ることが出来る
・環境上位のデッキに五分で勝負することが出来る
・最低限の安定感がある
※noteを記載して思いましたが、最後少し強引にこじつけた感じもあります

ちなみにロストギラティナの不採用理由は以下です。
・入賞数が増え対策が進んでいる
・明確に有利対面が少なく、どのデッキとのマッチもギリギリの勝負になる
・増加中のロストバレットに不利である

シティ当日のマッチアップ
予選
①リザードン(ピジョット型) ◯ 先攻 サイド:6−4
②青ロスト ◯ 先攻 サイド:6−4
③アルセウスヌメルゴン ◯ 後攻 サイド:6−2
④パオジアン ◯ 先攻 サイド:6−5
⑤アルセピジョリザ ◯ 後攻 サイド:6−5

トーナメント
①カウンターカイナ ◯ 先攻 サイド:6−5
②青ロスト ◯ 先攻 サイド:6−5
③ディアルガ ◯ 後攻 サイド:6−4

リザードン、青ロストに2戦ずつ当たっており概ね予想通りのマッチになりました。
アルセ、カイナはフーパが活躍してくれました。

4.構築解説

クリムゾンヘイズ環境に既にシフトしているため、細かい採用理由は割愛します。
この項では私が構築において拘ったポイントや考えを記載します。

シティで使用したデッキレシピ

■タネポケモンの総数
私がロストで最も重要だと思っていることは「いかにキュワワーでスタートするか」です。
キュワワーでスタートするか否かで2ターン目の動きが大きく変わります。
先攻1ターン目でロストを3枚ためることが出来た場合、2ターン目に以下の動きを目指すことが出来ます。

先攻1ターン目:
ロスト3枚

先攻2ターン目:
花えらび+入れ替え→おとぼけスピット(ロスト4枚)
花えらび×2回+アクロマ+入れ替え2回→ミラージュゲート(ロスト7枚)
花えらび×3回+アクロマ+スイーパー+入れ替え3回→ロストマイン(ロスト10枚)

先攻2ターン目のロストマインは要求が高いですが、相手にロストマインの可能性をちらつかせるだけで十分強力です。(相手はマナフィ、ジラーチ要求になるため)

キュワワー4枚の構築でタネポケモンが11枚の場合、キュワワーでスタートする確率は51.38%です

キュワワー4枚の構築でタネポケモンが12枚の場合、キュワワーでスタートする確率は49.36%です。

2%は誤差に感じる方もいると思いますが、自分はキュワワースタートする確率を50%を下回らないことを重要視しているので、タネポケモンの総数は11体以下にするようにしました。

■フーパの採用理由
この枠はライコウとの交代枠になります。
フーパ、ライコウを両方採用しないのかと、疑問を持つ方もいらっしゃると思いますが、上述のキュワワーでスタートする確率の観点から両採用は見送りました。

ではどちらを採用すべきか、活用シーンをあげていきます

・ライコウ
ピジョリザのピジョットをテツノカイナより要求を1枚少なく気絶させることが出来る
エネの要求が低く、手張りでスピーディに攻撃が出来る
瞬足でハンド補充をすることが出来る
雷弱点のポケモンを容易に気絶させることが出来る

・フーパ
アルセウス対面で弱点をつくことが出来る
テツノカイナに弱点をつくことが出来る

使用するシチュエーションとしてはライコウの方が汎用性があるように思いますが、アルセ/カイナ対面に強く出れることを私は高く評価しました。
トレカフェス、シティリーグでフーパで17戦しましたが、ライコウを使いたいタイミングは1度もなく、フーパを採用したことで勝利できたマッチが5戦ありました。

■カウンターキャッチャー
一度不採用で練習したが、遅れた際に裏呼び+ツツジで1ターン作らないとならないシーンが多発しました。
カウンターキャッチャーがない影響でワンチャンス作れないと、そのまま負けに直結する試合があったので採用。
シティ当日もカウンターキャッチャーを採用することで拾えた試合もあったので、採用してよかったと思えるカードでした。

■緊急ボードの2枚採用
私がロストバレット使用する際には「手張り」をするようにプレイングを意識しています。
特にS3の環境ではリーザドンやアルセウス系統にビワの採用が増えています。
ビワでミラージュゲート2枚トラッシュされた時、アタッカーの育成が困難になります。
そのためアタッカーに手張りをするために、キュワワーを手張りで逃げる回数を減らすことが大事だと考えました。
緊急ボードで逃げられることは、逃げ権を行使出来るだけではなく、手張り権も確保出来ていると考えることが出来ます。

■エネルギーの配分
エネルギーの配分は悪4:水3:雷2:超2、合計11枚の採用です。
悪エネルギーが4枚の理由は上述した手張りの価値を上げるためです。
超エネルギーを1枚の構築もありますが、私はヤミラミを使用するプランを放棄出来ないので超エネルギーは2枚採用としています。

不採用カード
■ポケストップ
グッズをハンドに加えられる効果は強力だが、サポートやポケモンがトラッシュされることが難点。
リーサルのタイミングでポケストップを使用することもあるが、その場合殆ど山を掘り切れているので、必須のカードではないと判断。
汎用性が高く、序盤の安定感・終盤の当たり札になるポケギアと交換しました。

■シンオウ神殿
ミストエネルギーがついたリザードンをトドロクツキで気絶させることが出来るが、利用シーンが限定的であり、ハンド干渉から全てを揃えるのは難しいと判断。
またシンオウ神殿がなくともリザードンへ勝つことが出来るので不採用。

■火事場の一発
280の打点が欲しいのは以下の対面
アルセウス、ロストギラティナ、ルギア、ピジョット
アルセウスはフーパで対策、ロスギラ・ルギアはこちらが有利のため不採用
ピジョリザへの勝率が著しく落ちてきた場合に限り採用を検討したい1枚です

■ミカルゲ
シティリーグ前日に採用を迷った1枚です。
自分がトレカフェスで使った60枚を友人がシティで使ったのですが、カビゴンLOに2敗。
優勝を目指すのであればカビゴンLOは無視できず採用するか最後まで迷いました。
ただ汎用性が低くデッキパワーを落とす、タネポケモンの総数が増える、カビゴンLOのシェア率を考え不採用としました。
直前で採用を止めてくれた練習メンバーに感謝です。

5.各対面について

ロストバレットは分岐が多く、厳密にプランを記載することは出来ません。
この項では各対面ごとに意識するポイントをざっくり幾つか記載します。

ピジョリザ対面:微不利〜五分
ライコウとシンオウ神殿を不採用にしていることから遂行出来るプラン数は減っていますが、それにより対面の有利不利が大きく変わるとは考えておりません。

ロスト側のポイント
・基本のサイド進行は1−1−2−2
・サイドレースを先行する
・毎ターンサイドを取ることを意識する

リザードン側がサイドレースにピタリとくっついてくる場合はロストが不利になります。
一方リザードン側の視点では2ターン目からピジョット、ミストエネつきのリザードンを準備することは困難です。
体感、サイドレースを2枚先行している状態でゲームが進行するケースが多いです。
アタッカーが途切れないように盤面を作り、テツノツツミやプライムキャッチャーで強引にサイドを取るターンを作るとサードレースで逃げ切ることが可能です

ビーダルリザ対面:五分〜微有利
ミストエネルギーの採用率がピジョリザに比べて低いので、ピジョリザより有利にゲームを進めることが出来ます。
テツノツツミもより効果的に働くケースが多いので、余裕があるときはツツミを置くようにします。
ハイパーブロアーの返しでかがやくリザードンを差し出してくるので、ゲッコウガに手張りをして置いて返せるように準備することも大切です。

青ロスト:五分
サイドを2枚取り続けた方が勝利するマッチです。
ミラーマッチの場合月光手裏剣からサイドを取り始めた場合2−2−2進行になります。(ウッウから入り1→1→2→2のパターンもあり)
そうすると自分:ゲッコウガ→相手:テツノカイナ→自分:フーパ→相手:ゲッコウガとサイド2を取るためのドミノ倒しになるケースが多いです。
自分のハンドと相手のハンドやトラッシュを観察し、お互いどんな要求あり、1ターン先にそれを超えられるのか/超えさせないためにどうすべきかを考えながらプレーをします。
先に手裏剣から入りカイナで返されるとゲッコウガを再度盤面に置く要求がありツツジからの復帰が困難になることもあります。

パオジアン:微不利〜五分
このマッチもサイド2枚取り始めた方が有利です。
パオジアンにサイド2枚先行された場合はカウンターキャッチャーやプライムキャッチャーを使い、相手の盤面の弱いところを枯らし、1ターン作る動きを目指します。

アルセウス:五分〜有利
フーパ採用の恩恵により有利にゲームを進めることが可能です。
ハンド干渉を意識してフーパを先置きするプレイもありますが、ボス+マキシマムベルトで先取りされる可能性もあるので、相手のハンドや盤面を観察しプレイします。
ビワの採用も増えてきているので、ミラージュゲートや釣竿の先打ちを頭に入れながらプレイします。

ルギア:五分〜有利
このマッチはチラチーノを取り続ける、もしくはルギアにごっつぁんプリファイを決めるです。
こちらは一方的に相手を気絶させることが出来ますが、ルギア側はチラチーノでしか230ラインを取ることが出来ません。
ロスト側はチラーミィラインを取る手段が複数存在しています。(手裏剣、ロストマイン、スピット)
自分のハンドの状況に合わせてアタッカーを選択します。

6.最後に

初めてのnoteでわかりづらいところがあったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
自分も初めての試みだったので、今後色々とアップデートしていきたいと思います。
noteを読んで質問がありましたら、気軽にX(@pokecajijii)でご連絡ください。

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