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過去にあった3つの面白いキャンペーン

 過去のプロモカード配布方法のうち、趣向に凝ったおもしろキャンペーンを3つ並べて紹介してみるnoteです。

面白い=チャレンジしている

「面白い」の定義が私の主観によるところですが、最初で最後だったり、前衛的と感じたり、コスト度外視に見えるだったり、私の中で「チャレンジしているなあ」と今になって思うキャンペーンから選びました。

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おもしろ1. ポケモンカード イラストグランプリ(IGP)

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プロモカード<サーナイト(408/SM-P)>に繋がる企画
(ILLUSTRATION GRAND PRIX:略してIGP)

IGPは、「ポケモンカードゲームの公認イラストレーター募集!」をタイトルに添え実施された、一般参加ありのポケモンイラストコンテストです。

受賞作品はポケモンカード化され、購買キャンペーンによって広く一般流通しました。これは過去のイラコンと大きく異なる攻めた内容に見えます

 現在この企画をきっかけに活躍されているイラストレーターさんがいるのも素晴らしく、一般からポケモンカードイラストレーターになれる間口を広げた前衛的で記念すべき第1回だと私は思います。

第1回に参加した公認イラストレーターさん(順不同)
・西田ユウさん(@nishida_yuu
・さとうなるみさん(@narumi_sato5v5
・軍島曹一郎 さん(@gunjima
・you8 | おかゆうや さん(@you8_pen
・古澤あつし さん(@full_atsushi)

抜けていたら教えてください。

また、イラコン企画でカード化されたプロモは対象者にだけ流通するのが今までの流れでしたが、IGPの「サーナイト」は、広く一般に流通したのも個人的にポイント高いし、好きです。

■第3回のイラストグランプリは?
今のところ3回目のイラストグランプリ開催告知はありませんね。通年イベントなら、もう募集していても良いころですが。

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おもしろ2. 「合言葉+とりかえっこ」系キャンペーン

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「指定されたカードとプロモカードを交換する」とりかえっこキャンペーンは、ポケモン「らしい」面白い企画だと思います。

ポケモンにとって「交換」は切っても切れない特別な機能で、その「交換」をポケモンカードでも再現したと言えるのが「とりかえっこ」でしょう。

「とりかえっこ」の歴史は長く、1998年2月ごろから始まり、小さな変更や名前の変化を重ねつつも「交換」キャンペーンとして続き、最近では"ポケモンカード20周年企画"や、"ポケモンセンター20周年企画"で実施されたほど、長くファンに愛されてきました。

古いカードを引き取り、新しいカードを配る、公式にとって何のメリットも無さそうなところに「コスト度外視でも楽しませよう!」という心意気を感じて私の好きな企画だったりします。

交換には、途中から「合言葉」も加えられるようになりました。

「合言葉を言って、指定されたカードとプロモカードを交換する」これは小さな子供も、大きな子供にとっても、とても勇気が必要だった、でも一歩前に出ることで笑顔になれる、まさにポケモンカードのプロモキャンペーンらしい面白い内容ではないでしょうか。

「ラジャー!」
「ポケんちは!」
「とりかえっこプリーズ!」

■25周年、30周年に「とりかえっこ」が実施されるか?
期待はしますが、今後は実施されないだろうと私は思っています。そういった趣を楽しむ余裕ある時代ではないのかなと。

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おもしろ3. 電話抽選キャンペーン

 2015年12月24日に放送されたテレビアニメ 第9話「ついの洞窟!動き出したZの謎!!」(ポケットモンスター XY&Z)の放送終了後に行われたキャンペーンです。事前予告の上。

このキャンペーンは、アニポケ放送終了後、内容に関する3択のクイズが出題され、その答えが指し示す電話番号に電話をかけて応募する方式でした。

 応募は音声ガイダンスで抽選方法を指示するようなものではなく、電話口では延々とアニポケの宣伝が流れていたと記憶しています(ユリーカかセレナの声だったと思う)

なので1-2分ほど宣伝をただ聞いて、ただ電話を切る動作をしただけという、よく考えたら抽選応募できていなかったかも?が拭えないで今に至ります。

今なら何らかの変化があるまで何度もかけただろうし、SNS上での声も凄そうですね。電話応募で再び実施されることは期待薄ですが、おもしろいキャンペーンだったと思います。Dボタンでポケモンゲットするアレを使った抽選ならありえるかもですね。

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3つの共通点

 これまた私の主観によるところですが、今回ご紹介した3つのキャンペーンは「もう実施されないかも」という悲観的な共通点を感じたものに限定してピックアップしてみました。時代と人の変化が理由です。

共通点:面白かったのにもう実施されないかも枠

もちろん普通に何事もなくまた実施されることを期待して、「良いキャンペーンだった」と声をあげてみました。良かったことには改めてでも「良かった」と声を出すようにしたいと思いnoteにまとめた次第です。(あんた何様だよ感と、単純に言葉にするの忘れがちですけどね。)

思い出あるキャンペーンは声に出してみるのが大切かもです。みなさんもnoteに書いてみてはいかがでしょうか。

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 ちなみに映画絡みのプロモカードは多いですが、「アニメ」絡みのプロモカードって意外と少ないんですよね(ポケブーン調べ)次回は「アニメ」絡みのプロモカードについて!

読んでいただきありがとうございました。
ではまた。

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