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ゲッコウガexの解説 全文無料 

初めまして。岐阜県で細々とポケカを楽しんでいる
ホルードおじさんと申します。

今回は自分がクリムゾンヘイズ発売以降ずっと使ってきたゲッコウガexに関する色々を自身のアウトプットを含めnoteにまとめようと思います。
ゲッコウガexを使いたいなーと思っていたり、既にゲッコウガexを触ってる方々の少しでもお役に立てればいいなと思っています。


ゲッコウガexを使っての成績としては、
クリムゾンヘイズ環境のシティリーグでベスト4
変幻の仮面環境のシティリーグで前日にリストを渡した友人がベスト4
なのでゲッコウガexに関しては最低限の知識はあると思います。


▶︎環境山との相性

ポケカブックさん(@pokeca_book)さんのxからお借りしました。

僕の体感ではありますがまとめますと

リザードンex            微有利
タケルライコex        微不利〜五分
ドラパルトex           五分
レジドラゴvstar      微不利〜五分
サーナイトex           不利
ルギアvstar              五分
ロストバレット  五分〜微有利
団結の翼     微有利〜有利
パオジアンex          微有利
ミライドンex   微有利
トドロクツキex      五分〜微有利
古代バレット   微不利〜五分

といった感じでリザードンにはやれるけど、TierAにいるような山には若干不利寄りだと思うので本音は環境的になんとも言えない立ち位置だと思います。
それでもサーナイト以外はこっちがちゃんと回ればそれなりにやれると思うので十分パワーのある山だと思います。

▶︎最近使っているリスト

では早速最近使っているリストです。

ヨノワール入りじゃなくてすみません

ヨノワールラインの不採用理由については、不採用カード解説に記載してあります。ヨノワール入りで組むならって形の60枚は最後に載せて改めてちょろっと説明しようと思います、、、。

採用カード解説

ゲコガシラ(ひるがえす)
ゲコガシラに関してはしびれみずを採用している人がほとんどだとは思いますが、ひるがえすにしている理由はカビゴンloに採用されているミミッキュが殴ってくる事があった時代にひるがえすで殴りながら逃げる為だったと思います。もう今のカビゴンはミミッキュで殴る事がほとんどないのでしびれみずでもいいかもしれません



ボールの数、ロトム2枚、ペパー4枚採用
上記に関しては完全に安定に寄せたからです。
僕はゲッコウガという山はピジョリザほど捲る能力は高くないと思っており、1ターンぐらいの遅れなら捲れるかもしれませんが、理想はやはり2ターン目にピジョットexを立てて、相手の殴るペースに追いついていきたい、対面次第では先に忍びの刃宣言していくべき山だと思っているので、その行動を安定させる為に上記の採用枚数にしてます。
新弾発売以降見かけるヨノワールを採用した形だと序盤の安定札を減らす形になりがちなのでヨノワールラインを採用していない理由の1つでもあります。


ガチグマex
・終盤にたねポケモンexや分身連打等で削ったvstar等を倒す為
・ミュウexへの返し
流行りのタケルライコ対面では絶対に使いたいカードです。あとはルギア戦とかでもチラチーノを分身連打で取るついでに後々2体目のアタッカーとしてバトル場に出てくるであろうルギアに100点載せておくと後々ガチグマで回収できます。
ガチグマを警戒していない人もいるので隠す意味も込めてできればハイボ等のコストにしたくないですが、大体コストになり使う時は釣竿で戻します。
あとはスタートしてしまったら対面次第ではありますが無理にフトゥー等で回収するのではなく、相手に取らせてあげてその間に後ろの盤面を強くするといいかもです。


エネルギー転送2枚 水エネルギー4枚
この枚数に関してはずっとゲッコウガを使ってきて試合の中で使うエネルギーの現物が釣竿込みで4枚程度あれば足りると思ったので、使用後の山札圧縮も兼ねて5枚目以降を転送にしています。
ただゲッコウガは手張り権をちゃんと使っていきたい山ではあるのでエネの枠を増やしてもいいかもしれません。タケルライコ等、相手は早いけどこっちも絶対に分身連打を撃ちたい対面では手張りができてるかどうかは重要になってしまうので、、、。


改造ハンマー
対ルギア用になります。基本はレガシーエネに当てたいですけど、サイドレースがきつすぎる時は手札干渉絡めてギフトエネに当ててボス触らないでねお祈りする時も記憶ではあったと思います。でもそういった試合は多分負けてます。あとは最近は減りましたがピジョリザ等に採用されているミストエネも割りたいです。


げんきのハチマキ
主にHP280ラインのポケモン2匹に+10された忍びの刃を1回ずつ当てて後々の分身連打で回収したいです。あとは流行りのキチキギスexも弱点込みの分身連打で取れるようになるのでキチキギスが出てきた時には積極的に狙いたいです。
中々HP280のvstar連中にそんな上手く180ずつ入れれないのでもしかしたらキチキギス対策の方がメインかもしれません。
ルチャブルとの差別化はスタートしない事での安心とvstar対面等、10点を載せたい2体が揃って相手ベンチにいる事が少ないと感じたからです。
ルギア対面で後ろにいるチラチーノを分身連打で取るならルチャブルですけど、その時は大人しく後ろのチラチーノを呼びましょう


ACE SPEC  アンフェアスタンプ
ゲッコウガexは常に相手に要求を課しながら忍びの刃、マッハサーチでこちらの強い動きや理想の動きを通していくデッキだと思うので序盤から強く使えるハンド干渉として使っていきたいです。最近だとキチキギスexの採用が増え、アンフェアスタンプのバリューが少し下がった気もしますが、序盤に使う場合ですとゲッコウガの攻撃で前を削るだけとなる事もあり特性発動の条件を満たさない事もあります。ロスト等に採用されてる場合ですと逆に楽に取れるサイド2のポケモンが出てきてくれたとポジティブに捉えましょう。


デヴォリューション2枚
対リザードン、対ドラパルト、対ピジョゲコミラーで使いたいです。特に対リザードンは普通に殴りあっているだけではキツい寄りなのでデヴォ2枚で楽をしたいです。デヴォの2枚目を警戒されて上手く試合を運ばれた時は相手の方が実力で上手かったと反省します。汎用性で見るなら1枚をビワに変えてもいいかもしれませんがビワを空かしてしまった時が虚しいのでデヴォ2枚にしています。使わない対面の時はペパーで持ってきてハイボのコストとして使いましょう。

不採用カード解説

ヨノワールライン



新弾発売後大きな話題となっているヨノワールラインですがゲッコウガにおける1番の役割はマナフィを飛ばして分身連打を通す動きだと思います。
では環境でよく見かける山でマナフィを置いてくる山を見ますと
リザードンex、ドラパルトex、サーナイトex、ロストバレット、団結の翼
です。

リザードンex
→デヴォ2枚で厚めに見ている。手張り権も余裕ある為、ある程度望むタイミングでキャンコロ分身連打を撃ちやすい。

ドラパルトex
→ヨマワルを置けるタイミングが相手のファントムダイブの宣言前まで。仮に置けてもそれ以降もゲッコウガ自身が殴る為の要求、後続を育てる要求を考えたらファントムダイブで取られるまでに進化しきれない。

サーナイトex
→そもそも無理ゲーに近い。

ロストバレット
→相手とのスピード勝負、いかに盤面を破壊される前にゲッコウガやピジョットを立てられるかの勝負、ゲッコウガやピジョットが立ってしまえばサイドの数さえ気をつければハンド干渉も飛んでにくく、任意のタイミングで分身連打を撃ちやすい。

団結の翼
→こちら側が手張り権に余裕を持ちやすくハンド干渉も少ないので任意のタイミングで分身連打を撃ちやすい。

このように感じており、マナフィを飛ばす意味で使うなら山としての安定感を落としてまで使うべきでないと思っております。

他の役割としては火力補助としての役割もあると思いますが、
火力補助したい対面ですと

タケルライコex
→1度だけの火力補助ですと先にサイド1先行された時点でサイドプランで相手に1-1-2-2を許す事になり相手に完全に止まってもらうターンを2度ほど貰う前提になり大きく相手依存になる。後の対面解説で話しますが今回紹介している構築なら1ターン貰えれば良いので安定に寄せた方が勝率が上がると思います。

レジドラゴvstar
→ドラパルトexの時と同様で前提としてファントムダイブを宣言されるまでに進化しておかないといけないのがしんどいと思います。仮に2回ヨノワールを爆発させて2度vstarを忍びの刃でワンパンできれば大きなアドバンテージですが、こちらの要求も高すぎるので現実的ではないと思います。

ゲッコウガexという山がピジョットexとゲッコウガexを立てて、安定して自身の強い動きを通す事が強みだと感じており、僕自身が安定した山を組みたいと思っているのでボールやサポートの枠を削ってまでヨノワールラインを採用するメリットを感じなかったというのも大きな理由です。
ルギア対面で後ろのチラチーノを取れるのは大きなメリットだと思います

カイ
ペパーと代わり中盤にゲコガシラを確定でサーチできる事は大きなメリットだとは感じますが、最序盤を安定させる為にペパー4枚目になりました。枠があれば入れてもいいかもしれませんが現実的な枠もありません。友人のシティリーグの時にはペパー3、カイ1枚の構築にしていたのですが絶対にペパー4でいいと言われたのもあります。


他は世間に出ているピジョット型のゲッコウガと大体内容は一緒だと思います。

▶︎各対面解説


各対面の解説の前にゲッコウガexを使う上での基本的な事や少し意識している事を書きます。

・ハイパーボールとペパーを一緒に使うターンはハイパーボールのコストにデヴォを使える事を忘れない

・後々に分身連打を使わないといけない対面の時には後続のゲコガシラへの進化より手張りを優先にする

・ピジョットでの技宣言が容易である山という事を忘れない 分身連打100×2=ふきすさぶ2回分

・忍びの刃の対象は次の番、最初に使いたい物をサーチしておく
盤面を安定させたい→ペパー
ハンドを増やしたい、干渉したい→ナンジャモ、ツツジ
サイドが取られそう→アンフェアスタンプ

・慣れてきたらサイドから拾える物を考えて忍びの刃の対象を選ぶ

・分身連打の為に毎ターンの手張りは大切だがエネがハンドに1枚しか無く仮に手張りしたケロマツが取られたりして、攻撃できなくなる可能性があるならハンドに抱えたまま待機し、ゲッコウガの忍びの刃から始める

・どのゲッコウガラインでどの技を宣言するかを考えて手張り、ハチマキを貼っていく

序盤の盤面の作り方は基本的にはピジョリザと同じでケロマツ、ケロマツ、ポッポ、ロトムvを目指します。ピジョットにはなれないけど、ゲッコウガにはなれるって時はハンド干渉等が少ない相手や後ろにポッポ2体いる場合はゲッコウガexに先に進化してしまい、忍びの刃を使ってピジョットを立てにいくこともあります。カウンターキャッチャーの権利を持つ事が大事な試合もあるのでサイドプランを考えつつゲッコウガに進化して攻めるのか、もう1ターン待ってピジョットを立てにいくのかは考えましょう。

対面解説
リザードンex
デヴォリューション2枚を上手く使い相手の飴の数と勝負しましょう。相手もゲッコウガ対面の場合は待って盤面を作ってくると思うのでその場合はリザードから取るなどして飴を使わざる得ない状況を作りだし、飴2枚を使ったらデヴォリューションを使用しテンポを取っていきましょう。サマヨールがヨノワールに進化する前にデヴォリューションを撃てると更に良いかもしれません。ビーダルが採用されてる場合は、途中ビーダルに分身連打を当てておき、「しまった!!弱点だと思っていたらベンチだから関係なかった」みたいな演技でもして、後々のデヴォリューションで回収しましょう。また今のリザードンは釣竿2枚、エネ6枚の構築も多くリソース管理も大変なのでマナフィを途中取ると、マナフィを戻す事も強要でき相手にリソース勝負をしかける事もできます。余裕が有れば保険の為にピジョットexを2体立ててもいいとは思いますが、お相手もデヴォリューションを使ってくる可能性はあるので常に頭の片隅に入れておきましょう。


タケルライコオーガポン
目指すサイドプランは2-2-2です
こちらから先殴りするなら、できればオーガポン以外の後々分身連打を当てれるサイド2ポケモンに忍びの刃170を入れたいです。相手から先殴りされるならサイド1のポケモンを取らせてから試合を始めたいです。
基本的にはオーガポン以外のサイド2のポケモン1体ずつに170、170と入れてその後分身連打で2体を回収、最後のサイド2をガチグマexで倒してサイドを取り切りたいです。
その為には1ターンこちらのポケモンが倒されない番を作らないといけないので序盤からアンフェアスタンプ、その後はナンジャモ、ツツジを使用し常に相手に要求を課していきましょう。こちらの1体目のゲッコウガがワンパンされた後はカウキャ等でイキリンコを呼びダメージを入れられると相手には入れ替え札の要求や入れ替えの為の手張りを要求できてサイドを取る要求を更に大きくできるのでよいと思います。ロストスイーパーは、最後ガチグマで取るであろうポケモンについているお守りを剥がす為に使いたいので基本温存しておきたいです。でずか170いれたタケルライコにお守りがついてしまった場合は分身連打でサイドを進める為にスイーパーを使用します。初期のライコポンはACESPECがシークレットボックスの採用が多く、オーリムを使いながらピジョットを取る動きがあまりありませんでしだが、今はプライムキャッチャーの採用が増えたおかけでピジョットが取られやすくなっているので常に相手との要求勝負だと思います。


ドラパルトex
1番分身連打を通したい相手です。相手のスピードにもよりますがキャンコロ分身連打を当てる事ができれば大体勝てると思います。また先2後2で飴進化ドラパルトなどしてきた場合はデヴォリューションを使用し飴の数との勝負もできるのでこちらもハンド干渉絡めて勝負していきます。最近のドラパルトはポケモン回収サイクロンやフトゥーを採用している型も減ってきているので、フトゥーを上手く使い相手のサイドプランを崩していきましょう。ピジョリザ等を使う時にも言える事ですが、余分な小物ポケモンを置いてしまい最後楽にファントムダイブで負けてしまったみたいな展開にならないよう、ベンチの広げ方は気を付けましょう。あえでポッポ2体目を置いてファントムダイブの6点を吸わせて他にダメカンを置かせずに、サイドを取らせてカウキャの権利を貰うなんてプレイもした事はありますが、怪しいです。要検討かもしれません。


レジドラゴvstar
    
目指すサイドプランはタケルライコオーガポンと同じになります。レジドラゴ2体にそれぞれ元気のハチマキ込みの忍びの刃180を入れ、後に分身連打で回収、最後のサイド2枚をガチグマで取り切る形を目指します。レジドラゴの山はエネの付いていないレジドラゴを呼べればターンを貰えたりする事もあるのでそこも狙っていきたいです。元気のハチマキを付けたゲッコウガが一度しか技宣言できずにワンパンされてしまうと大分きつい試合になってしまうのでお祈りしましょう。


サーナイトex
こちらが先2分身連打を狙いつつ相手がマナフィサイド落ちをお祈りします。バルーンボムしてきたフワンテのダメカンがそのまま残っているならポッポの技で倒せる事、今のサーナイトは飴の採用をしていない構築が多いので、ダメージを入れたサーナイトexに対してデヴォリューションをしたらワンチャン生まれる可能性がある事は頭に入れておいてもいいかもしれません。それでも今はマシマシラの採用も増えて以前に比べてもかなり無理寄りな対面だと思います。

ルギアvstar
    
先2アッセンブルされつつチラチーノまで待機されると大分きつい試合になります。基本的には他の山で対ルギアで意識する事と変わらず、チラチーノを基本的には倒していきます。相手が後からチラーミィを置いてくる場合はそのチラーミィを分身連打で取るついでに後ろにいる新品のルギアに100点載せておくとガチグマで最後回収できるのでよいです。基本的には相手が相当分回ってこない限りは5分で戦えると思います。終盤の盤面でフトゥー絡めて相手にサイドを取らせない盤面作りも大事になってくるので余分なポケモンは場に出さない事も大切です。また余裕がある時は元気のハチマキ込みの忍びの刃で抵抗力を計算してもアーケオスを取れるので頭の片隅に置いておくといいと思います。最後チラーミィチラチーノを枯らしてサイド取れない盤面を作っても相手がアヤシシvを採用しており、急にワンパンされた時は相手の構築が一枚上手だったと思いましょう。

▶︎最後に

もし最後まで読んでくださった方がいましたら、ありがとうございました。

僕は自分自身ポケカをあまり上手いと思っていませんし、サイドプラン等も上手く考えれないプレイヤーなので色々おかしな点もあったとは思いますがご了承願います。

初めてのnoteになりますので至らぬ点など多いとは思いますが、もし質問や他の対面で聞きたい事などありましたら、

x ホルードおじさん@tadano_bonjin7

まで連絡いただければ答えられる範囲でお応えしようと思います。

▶︎おまけ

ヨノワールライン採用しての構築

全然研究してないので怪しい

根底として安定札は極力削りたくないって考えがあるのでこんな感じになりました。
ACESPECをアンフェアスタンプからプライムキャッチャーに変更している理由は、ハンド干渉絡めての後ろ呼び手段の数を減らしたくなかったので枠の都合上と言った感じです。
ヨノワールラインを採用しているのにも関わらずキャンセルコロンを採用している理由は、ドラパルト対面は分身連打を通さないと大分キツい試合になると思うからです。分身連打へのアプローチをヨノワールラインとキャンセルコロンの2つ用意しておきたいです。
回してないので実際の使用感も分かりません。
山として安定させてピジョゲコ本来の動きの再現性を高くした方が強くない?と思ってるので上のリストは多分強くないです。

もしヨノワールラインを採用してピジョゲコを組みたいならこのnoteに書いてあるサイドプラン等は一旦捨てて、もっとヨノワールラインを厚く入れて組んだ方がいいかもしれません。ボールの枠やメタカードが減ってその分をヨノワールの特性で詰めていく格好になると思います。

ヨノワール入りのリストも研究しようと思います。




初note終わり!!

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