『土台穴(基礎坑)』@プラトーノフ・フェスティバル(ヴォロネジ)2021

毎年ヴォロネジで開催される「プラトーノフ・フェスティバル」。『チェヴェングール』を翻訳中の今だから特に行きたい気持ちがありましたが、いつか行けるといいな……。今年はポリーナ・カルディモンという人の、三日三晩にわたりプラトーノフ『土台穴(基礎坑)』のテクストが流れるなか穴を掘り続けるパフォーマンスがあって、オンライン中継されていました(しかも、途中で必要な許可がないことがわかり1日めで中止になったという。なんだそりゃ)。今年はTシャツなんかもあって、とっても欲しい。
https://www.facebook.com/platonovfest/photos/pcb.1988780217937304/1988780107937315/
[*ちなみに、Котлованの訳語として「土台穴」は違う(建築用語で「土台」は構築物なので)と友人が指摘していて、それももっともと思うのですが、d-dとつながる禍々しい語感に対抗できる語が見当たらず。たぶん意味としては「基礎坑」とかが適当なのだろうと思います。]

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