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徳島ヴォルティスの出会わなかった同級生たち 〜後編〜

はじめに

前編では1985年〜1988年世代の同級生について調べました。

前編はこちら↓

後編となる今回は1992年、1993年、1995年、1996年世代の同級生を調べていきます。

尚、2022シーズン開幕前現在徳島ヴォルティスに所属していない世代については、今回はパスしています。


1992年(松澤香輝、バケンガ世代)

1992年4月2日〜1993年4月1日生まれの選手は8人
ちなみにサラー、アラバ、柴崎岳などが同級生である。

2005年が13歳~2022年が30歳

1992世代が最初に加入したのは2011年で19歳の年。
キムジョンミンが高卒ルーキーとして徳島にやってきた。
同い年の佐々木陽次が大卒ルーキーとして23歳の年に加入したのが2015年。
翌年24歳の年に山﨑凌吾が加入。
2017年25歳の時に松澤香輝が、2019年27歳で河田篤秀が加入。
そして昨年2021年夏にムシャガ・バケンガが29歳の年に徳島へやってきた。

キムジョンミンは2022年から岩手グルージャ盛岡に加入し、久々にJリーグでプレーすることとなり徳島凱旋が非常に楽しみである。
そのジョンミンをはじめ、山﨑、河田、バケンガなど、同級生のFWが違う時代に徳島で活躍しているのが非常に面白い。

あのジョンミンが今年30歳というのは感慨深い。


1993年(内田航平、西谷和希世代)

1993年4月2日〜1994年4月1日生まれの選手は8人
ちなみにディバラ、ケイン、鈴木武蔵などが同級生である。

2005年が12歳~2022年が29歳

1993世代が最初に加入したのは2016年23歳の年。
単シーズンのクラブ歴代最多得点記録を持つ渡大生、年代別代表だった杉本大地、そして大卒ルーキーとして加入した井筒陸也先生。
2018年25の年には内田航平や杉本竜士、井筒と大学で共にプレーした呉屋大翔が加入。
2020年には西谷和希が27歳で徳島にやってきた。

大学の同期だった井筒と呉屋がプロ入り3年目でふたたび同じクラブでプレーすることになるというのが見どころだろう。


1995年(浜下瑛、白井永地、スアレス世代)

1995年4月2日〜1996年4月1日生まれの選手は12人
ちなみにニコラ・ペペ、マルシャル、守田英正などが同級生である。

2005年が11歳~2022が28歳

1995世代が最初に徳島にやってきたのは2014年。
高卒ルーキーとしてソンセファンが徳島に加入した。
翌年2015年には広瀬陸斗と内田裕斗が21歳の時に加入。
2017年には杉本太郎が22歳で徳島へ。
2018年にはブエノが、2018年夏には表原玄太が加入。
24歳の年である2019年に福岡将太とジエゴが加入した。
翌年2020年25歳の年には浜下瑛が加入。
そして2022には白井永地とJ.A.スアレスが27歳の年に徳島へとやってきた。

かつて水戸ホーリーホックでプレーした同い年の広瀬(2015~2018)、ジエゴ(2019~2021)、白井(2022~)が違う時代に徳島へやってきて、見事に入れ替わりで誰も一緒にプレーしていないというのは面白いところだ。
そういう意味では遅咲きと言える白井と、若くしてバルセロナのカンテラで育ったエリートであるスアレスが同じチームでプレーする事になったのだからサッカーは何があるか分からない。


1996年(長谷川雄志、新井直人世代)

1996年4月2日〜1997年4月1日生まれの選手は6人
ちなみにロドリ、デレ・アリ、板倉滉などが同級生である。

2005年が10歳~2022が27歳

1996世代で最初に徳島へやってきたのは前川大河、2016年21歳の年だった。
2019年には鈴木大誠と鈴木徳真のW鈴木が筑波大学から加入。
27歳のとしである2022年、長谷川雄志と新井直人が徳島へ加入した。

大誠と徳真の高校サッカー選手権決勝で対戦した2人が同じ大学へ進み、大卒で同じクラブに行きプロになったことはあまりにも有名である。
今年からは別々のクラブへ移籍したが、この2人がまたどこかのタイミングで、ピッチ上で巡り合う日を楽しみにしている。


高卒でセレッソ大阪に加入した前川が若くして徳島へやってきたのに対し、鈴木徳真は大学から徳島を経て今年からセレッソ大阪へ。
新井直人は大卒で加入した新潟からセレッソ大阪へ移籍し、今年から徳島へ。
徳島では一緒にプレーしていない(徳真は練習生としては前川とプレーしいると思うが)同級生3人が、別のタイミングで徳島とセレッソ大阪を出入りしているのは非常に面白いところだろう。


まとめ

この記事を書いていると、つくづく移籍とは巡り合わせとタイミングと運が複雑に絡み合った結末であるなと感じます。

サッカーを見ていると、ドゥシャンとバトッキオのかつてフランスリーグで対戦した2人が徳島の地でチームメイトとなるような思いもよらぬドラマを目にすることもあります。

これからも徳島ヴォルティスには多くの選手が来ては去っていくと思いますが、こういったピッチ外の物語もエンタメとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

~追伸~
徳島ヴォルティス記念日botというのもあるのでよろしくお願いします。


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