もう世界なんて救いたくない

ゲームの歴史についての記事にも書いたが、今、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』にハマっている。

オープンワールドを採用しており、どこに行くのも何をするのも自由。

広大な土地をプレイヤーの好きなように駆け回ることが出来る。

主人公のリンクは最初、パンツ一丁に記憶喪失と言うどうしようもない状態で目覚めるのだが、旅を進める程に様々な装備をそろえて強くなっていく。

中級クラスの敵に不意に出会って、全力で逃げていたのも良い思い出になる時が来る。

自由と言ってもある程度の縛りがなければ何をすれば良いのか分からない。

ゲームには「メインチャレンジ」「ミニチャレンジ」「ほこらチャレンジ」とあり、好きなように挑戦出来るようになっている。

「メインチャレンジ」はゲームのメインとなるもの。いわゆる世界を救うためのもの。ラスボスを倒すための課題になる。

「ミニチャレンジ」は人々のお願いをきくもの。例えば虫好きの妹の為にトンボを獲ってきて欲しいなどだ。クリアすると依頼者からお金やアイテムがもらえる。

「ほこらチャレンジ」は人々から聞き出すもの。暗号等を解いてほこらを見つけ出す。ほこらには宝箱があり、試練をクリアすると克服の証がもらえる。4つ集めればハート(HP)を増やしたり、頑張りゲージ(泳いだり崖を登る為に必要なもの)を増やすことが出来る。

他にも弓を使って狩りが出来たり、その食糧を使って料理が出来たり。

過ごし方は人それぞれだ。

天候の変化や気温の変化によって行動が制限されることもあるが、その為に薬を作ったり装備をそろえたりするのもまた楽しい。

そして、何よりこのゲームの一番の魅力は世界の美しさだったりする。

風にそよぐ草原。魚が泳いでいるのが分かるほど透明度の高い川や海。夜には満天の夜空が頭上に浮かぶ。

目の前に広がる光景が豊かで飽きることがない。

本当ならばすぐに世界を救わなければならないが、他のことが楽しすぎて私はもう世界を救いたくない。

少し前に発売されたゲームだが、未だに高値で売られているのも納得のクオリティだ。

今、一番おすすめのゲームである。




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