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意匠権申請後の最初の通知、登録査定通知書が届く時期の平均の6〜7ヶ月の真相


ハンドメイドマルシェ出店

ハンドメイド作品の意匠権を取得できました

複数のハンドメイド作品意匠申請していました。とりあえず1つは、補正もなく無事に登録査定の通知書が郵送で届きまして、意匠登録料を振り込みました。特許庁に問い合わせしましたところ、無事に意匠権を取得できている状態だそうです。

マルシェで知り合ったハンドメイド作家さんに公共の施設でビジネス相談に乗っていただけるところを紹介してもらいましたので、早速販売について相談に行こうと思っています。意匠権は時間とお金がかかりましたので、尚更嬉しいです。

商品によって、登録査定通知者が届く時期に大きな差がある謎について

一つ分からないことが発生しました。後に申請した商品の方が早く登録査定通知書が届きまして、先に申請した方は未だ届きませんでした。どうなったのだろう??と心配に思っていました。意匠登録料1ヶ月以内に振り込まなければ取り消しになってしまうため、万が一先に申請した物がもう郵送されていて、不在で郵便局に保管されたままになっていたら、意匠登録料の支払いが期限切れになってしまいます…。だんだんと不安が浮かんできました。登録査定通知書は確か手渡し郵便局から受け取りました。不在届はなかったけどなと思いつつも心配でしたので、特許庁に問い合わせてみました。

回答は、6〜7ヶ月で何らかの通知が来るというのは、実は1つの商品分類につき年に2回審査があり、運よく申請した月の後にすぐ審査がある場合もあれば、審査が終わったすぐ後の申請だったため、次の審査まで期間が開く場合もあるそうです。そのため、早くて3か月後、遅くて9カ月後に審査があるとのこと。6〜7ヶ月に何らかの通知というのは、3〜9ヶ月の間をとった平均のことだそうです。

意匠権を申請した後でも、作品を世間に公表しない方が良い理由

それは…予想外でした。間をとって平均…そういう意味でしたか…。申請をした後で、作品を世間に公表しても審査に影響しないそうですが、それは審査が無事に通過した場合です。もし審査に落ちてしまったら、世間に公表した作品が真似されたとしても権利は主張できないのだそうです。そうなると、やはり審査が通過するまで、念には念を押して公表を控えた方が無難ですね。

ハンドメイド販売をしていて思うことは、新作ができたらできるだけ早く販売して、販売機会を逃したくないんですよね。でもInstagramで公表したら模倣のリスクは避けられません。そもそも模倣を避けるための意匠権です。マルシェに出しても、お客さんがお店や作品の写真は頻繁に撮っていかれますし、主催の方も宣伝のために写真を撮ります。ですので、公表を避けたかっらたずっと家の中に置いておくしかありません。それを考えると、9カ月は長いですね。

昔からこの6〜7ヶ月という期間は変わっておらず、もうAIの時代ですし、もう少し審査が早くならないものかと思いました。でも、そう簡単にはいかない何らかの事情があって期間がかかるのでしょうね。膨大な申請があるとか、人員が足りないとか、後々審査に不備がないようにとか。


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