意匠権、複数取得。意匠権を取得すると良い理由とは?
この度、無事に複数の意匠権を取得いたしました。
そして、意匠登録証が届きました。
今後特許庁の相談窓口や、ビジネスについて相談にのっていただける公共の窓口がございますので、徐々に有効活用していきたいと思います。
意匠権とは、販売する商品、つまり工業製品のデザインを保護するものです。
できるだけ簡単な表現で説明しますと、
絵画みたいに1点物ではなく、商品として量産できる物のデザインのことです。
世の中に出ていない新しいデザインで、尚且つ簡単に考えつかないデザインであることが条件。
意匠権を取得するのに、全て補正もなく審査が通ったのですが、1つの意匠権は時間がかかりました!
また時間があるときに、日数の謎ついてブログに書きますね。
これは戦略を練る上で、知っておいた方が良いです。
ポイントは、補正がなく再提出をしたわけでもないのに時間がかかった。
私も、一度特許庁に問い合わせしてしまいましたもの。
事情を知り、え〜っ!って思いました。
過去にも意匠権は取得した経験があり、そのときは補正がありました。
それで学習しましたので、今回は補正なし。
ところが!
時間と労力とお金がかかった意匠権ですが、取得する価値はあるのか?
私は、非常にあると思っています。
意匠権は非常に効力が強く、尚且つ権利が明確であると解釈してます。
最長25年保護され、類似の範囲まで保護される。
この類似の範囲まで、というのが大きい。
例えば、デザインの色変えたから、形をちょっと変えたから模倣ではないと主張するのは、通用しないのです。
ハンドメイドの世界でも、Instagramを眺めていますと、度々模倣では?
と思うようなことは見かけますね〜。
模倣にならないように、少しだけ変更したりしてる方もいらっしゃいますが、類似の範囲だなあ、とあくまで私目線だとそう見えます。
だから、意匠権の類似の範囲まで権利を保護というのが、効力が強いと思われる所以だと思います。
商品を模倣された場合はどうするか?
販売中止をさせたり、損害賠償請求をしたりできます。
自分のデザインを守るための強力な権利が、意匠権ですね。
どこかで見かけたのですが、ハンドメイド作家さんで、意匠権を取得したにも関わらず、私は喧嘩が嫌い、戦いが嫌いという理由で、全然有効活用しなかったという方がいらっしゃいました。
ハンドメイドを販売して対価を得ているのであれば、自分のデザインを守るために戦いましょうよ。
別にそれは喧嘩ではないのです。
ハンドメイドの世界も、競争社会ですので、
いくらハンドメイドがほっこりしたものであっても、それはそれ、これはこれ。
ほっこりはほっこり、権利は権利。
合法的に、権利を主張した方が良いと思うのが私の考えです。
どうするかは自由ですけど。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?