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それぞれの仕事をする

ライブを観に行ったら、途中で近くの座席の人が倒れました。
たまたま通路に面した席だった私は通路に飛び出して係員を呼びに走りました。


その時はスイッチが入り、完全に頭が仕事モードになり、仕事中に不意の出来事が起こった時並みのフル回転でした。

あまりに必死すぎて係員さんによけられて、トイレに誘導されそうになったくらいでした(笑)


係員さんが倒れた方を連れて行かれた後は、気になりつつも、目の前のライブに集中して楽しみました。


振り返って、あの時咄嗟に動けた自分はすごいと自分を褒めたくなりました!
本当によく判断して動けたと思います。

これはデイの仕事をして、日々咄嗟の出来事に対応しているおかげだなぁと、自分の仕事を誇らしくも思いました。

また、ステージからは何があったのか丸見えだろうに、動じずにパフォーマンスを続けていくメンバーは本当にすごいと感心しました。
そこで動揺したり、下手に中断なんかしてしまうと、大多数のお客さんに迷惑をかけてしまうことになります。
倒れたお客さんのことは気になるかもしれないけど、それは他のスタッフが何とかすることで、自分たちはアーティストとして、たくさんのお客さんを楽しませる仕事をする。

プロとしての判断をして行動しているなぁと思いました。

そして、ライブには、当然ながら裏方のスタッフの方がいて、常に気を配ってくれていることに気づかされました。
私が通路に出てぐるっと見回した先にいてくれて、ライブ中に素早く対応をしてくれて本当によかったと思いました。

おかげで、私たちは楽しい時間を過ごすことができました。


それぞれの仕事にはそれぞれの役割があり、みんな自分の仕事を責任を持って遂行している。
いろいろな人がそれぞれ動きながら、世界は回っているんだなと思いました。


ちなみに、後でパフォーマンス中に近くを通ったメンバーと目が合ったように感じましたが、私の勝手な妄想では、私の行動をよくやった!と褒めてくれたように感じました(笑)


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