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9/3(金) 晴天の正午の日光のもとで仕事をしよう

 デスクライトの蛍光灯が切れたので新しいものを購入した。今までは昼白色だったが、今回はより青白い昼光色にしてみた。

 もともと穏やかな黄色い光よりもパキッとした青白い光の方が好きだったし、仕事をする場所には昼光色の明るさがおすすめだという話を聞いていたからだ。

 今まで使っていた昼白色に不満があったわけではない。昼白色も昼光色と同じく、どちらかといえば青白い光なので私の好みに合っているし、仕事をする上で暗いと思ったことはない。しかし、さらなる快適さを求めて私は昼光色に挑戦することにしたのだ。

 昼光色は「晴天の正午の日光の色(引用:wikipedia「蛍光灯」)」らしい。そんなご機嫌な光のもとでは仕事が捗るに決まっている。 

 今よりどれくらい快適になるんだろうとワクワクしながら蛍光灯を交換した。晴天の正午の日光をデスクに呼び出そうではないか。

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 なんだこれ。眩しすぎる。眩しいと涙が出るなんて知らなかった。机に反射した光がズキズキと目に刺さるようだ。これは仕事どころではない。なぜ昼白色を裏切って昼光色を選んでしまったのか。失ってはじめて昼白色がいかに私の目に優しく接してくれていたかを知った。

 そういえば晴天の正午はたいてい日傘をさして歩いているではないか。私は晴天の正午の本当の明るさを理解していなかったのだ。なにがご機嫌な光だ。たいてい日陰の涼しい場所で晴天の正午を過ごしてきた人間が晴天の正午の日光のもとで仕事をしたいだなんてどうかしていた。

 昼白色の蛍光灯を買い直すのは悔しいので、なんとか眩しさを回避できないかと以下の方法を試してみた。

①ライトの位置を机の左側から右側に変える。
➔効果なし。眩しい方向が変わるだけ。

②ライトの光を壁に向ける。
➔効果なし。壁に当たった光が反射して眩しい。

③ライトをつけない。
➔眩しくないという意味では効果あり。しかし暗くて仕事に支障がでるので不採用。

④ライトを高い場所に置く。
➔効果あり。これなら眩しくない上に広範囲が明るく照らされてよい。

 重要なのは高さだったのか。そういえば晴天の正午、太陽は我々のはるか高くで光り輝いているではないか。

 高さでこうも快適さが変わるとは思わなかった。ちなみに高い場所というのは急遽机の上に設置した段ボールの空き箱の上である。不格好なので近いうちに机の上に置ける小さな棚を購入しようと思う。

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