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令和の夏はマイストローがアツい

夏はアイスのドリンクが美味しいですね。

氷の入ったグラスやカップにストローを差して、一気にチューっと冷えた飲み物を飲むと幸せな気分になります。


最近、プラスチックストローの廃止をよく聞くようになりました。

実際どのくらい深刻なのかな?

代替品はどうなのかな?

と思い、マイストローを持ち歩く生活をしてみました。


プラスチックストローの問題

プラスチックストローに関して、何が問題なのでしょうか。

色々調べてみるとわかるのですが、賛否両論あるそうです。


早い話、マイクロプラスチックの問題です。

マイクロプラスチックと関連して注目されるのは、ゴミ問題です。

プラスチックゴミが海に流れ込んで、海洋生物が飲み込み体が傷ついたり死んでしまったりする。そうすると海の生態系が狂う。という問題です。

世界中の海には、5ミリ以下の「マイクロプラスチック」が5兆個あると言われ、海に残留している有害な化学物質を吸着することも問題とされています。

ここでわかりやすく解説されています。

家庭のプラスチックゴミはリサイクルに回しているため国内でもなんとかなるが、事業系のプラスチックゴミは行き場がなくなっていることを指摘しています。

様々なプラスチックゴミがある中で、ごく少量のストローが注目されているのは、普段の生活シーンに登場しやすく消費者の行動に影響を与えやすいからということも分かりました。


一方、『大嘘だらけの「プラスチック製ストロー有害説」』として、このような記事も出てきました。

ここで指摘されているのは、「プラスチックは土で分解できる」「プラスチック消費量の中でもストローはごくわずか」「正しいゴミ処理がされれば問題ない」という3点です。

「プラスチックは土で分解できる」という点に関しては、専門家ではないので分かりませんが、そもそも作らなければ土に還す云々も考えなくて良いので、不必要なものを生み出す必要性は感じません。

「プラスチック消費量の中でもストローはごくわずか」に関しては、上記に書いた件でもわかるように、消費者の行動につながりやすいため、ということでしょう。

「正しいゴミ処理がされれば問題ない」ということは、なんとも言えません。正しいゴミ処理がされる世界を目指すのはとても難しと思います。人が多ければ多いほどポイ捨ては無くせないと思いますし、ゴミ置場をカラスが荒らすこともあります。イベントがあれば公共のゴミ箱はすぐにいっぱいになります。田舎だって、少量・大量問わず、不法投棄されている場所はあります。

ここまでくると「ああ言えばこう言う」の世界になってきますが、そもそもプラごみが出なければ問題は起きませんし、消費者の行動で減らしていこうという気質は、今の時代大切にしなければいけないのではないかと思います。

世界各国では取り組みが盛んですし、スターバックスやマクドナルドでのプラストロー廃止宣言は世の中に大きく影響を与えていることも事実です。

少しの努力で良いので、プラスチックを減らす生活を心がけることが大事なのではないかと思います。


代替品はたくさん!何が良いの?

プラスチックストローがダメなら、もうストローなしで良い!なければないで平気!という考えもありますが、今の時代、そう上手くいきません。

スタバのドリンクはクリームをふんだんにのせているものが多く、ストローで混ぜながら飲むことが基本ですし、流行りのタピオカドリンクは、ストローがないと水分を先に飲んで最後にモチモチのタピオカを食べるものになってしまいます。

小さな子供や寝たきりの生活をしている方、手が震えて容器を上手く持てない方にとっては、ストローが必需品です。

単純に考えれば、アイスのドリンクは氷が入っていることが多くストローがないと飲みにくいです。

ストローを使わない生活には無理がありそうなので、代替品を検討しましたが、これも調べるとたくさん出てきます。

今のところ実用的なものとしては、

生分解性プラスチック、紙製、木製、竹製、金属製…

本当にたくさんあります。「プラスチックストロー 代用品」で調べてみてください。

タピオカ用の太いストローまでありました。

現在の流通から考えて購入しやすいものは、紙製と金属製だということが分かりました。

紙製は100均で12本入りのものを見つけました。プラスチック製は100本程入っているものがあったので、コスパがぐっと悪くなることが分かります。

考えた結果、お試し気分で1000円程のステンレス製品(ストロー4本と専用の袋付き)を購入しました。


マイストローかっこいいじゃん!

購入してみたのですが、純粋に「かっこいい!」と思いました。

こんな感じです。

写真には揃っていませんが、付属品含めて以下のものが入っていました。

ステンレス製のストローが4本(うち2本がまっすぐで2本が先端の曲がったもの)

ゴム製のストローキャップ4つ

ストロー洗浄用のたわし

持ち歩く用の布袋

使用済ストロー袋


購入して間も無くルンルン気分でスタバに行き、「ソイラテのアイス、トールサイズで」と注文し、受け取る際に「ストローはいりません」とドヤ顔で行ってきました。

長い…笑

ひとりで笑いながら写真を撮りました。側から見たら変態です。

家に帰ってサイズを測ってみると、

27センチ程あったのです。これは本当に長い。

スタバのトールサイズでは長すぎです。

まあよしとしましょう。

ちなみに、出先で使用すると持ち帰りが不便なのではと思うかもしれませんが、

このように使用済みと未使用を分けて持ち運べるので、苦労はしませんでした。

袋は汚れても丸洗いできますし、もちろんストローも専用のたわしで中までキレイに洗浄できます。たわしの品質も悪くありませんでした。


ちなみに、前回マイボトルの記事を書きました。

https://note.mu/poipoikaiketsu/n/n553ab99eb523

極力ペットボトル製品は購入していませんので紙パックの飲み物を購入するのですが、コップやグラスに移さなくてもストローで飲むことができます。

プラストローに慣れているとステンレスのストローは硬くて少し違和感を覚えましたが、すぐに慣れることができます。ステンレスストローの方が冷たく感じやすいように思います。


ストローを持ち歩くとゴミも減る

先ほどスタバの長いマイストローの写真を紹介しましたが、このあとゴミを捨てる際に一つ気づきがありました。

スタバが混んできたので席を立ってカップを捨てようとしました。フタ・ストローと、カップを捨てるところが分かれているのですが、フタ・ストローのゴミ入れは溢れかえっていました。中を見ると、ストローがかさばってゴミ箱の内容量に余裕があるのに溢れているという状況が確認できました。

ストローがなければ、ゴミのかさばりがなくなるんだということに気づいたのです。

ただ、カップもフタもプラスチックなので、本当はタンブラーを持っていかなければならないと反省もしました。まあ、出先でフラペチーノを飲むためにタンブラーを持って行き、さらに汚れたまま持ち帰るには少しハードルが高いのですが…

いずれにせよ、ストローを持ち歩く程度ではさほど負担にならないことは確かです。


令和の夏はマイストロー!

さて、熱心に記事を読んでくださった方は、マイストローをamazonで検索したくなっている頃でしょう。

プラスチック製品の抑制が注目されている中、マイストローは比較的取り組みやすいものです。

マイストローを持ってお出かけすると何故か気分が上がります。

令和の夏、マイストローで心踊らせましょう!


※マイストロー購入以降、外でアイスドリンクを飲む頻度が増えて身体も懐も冷えました。


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