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2022年を振り返って

2021年より記事が少なかった2022年。読んだ本も見た映画も少なかった2022年。たぶん、YouTubeを多く見たせいかも。

実はあの日を境に、2022年前半のこと、あまり覚えてないのです。
その時に自分が何をどう感じたのか、思い出すのに時間かかっています。手帳や写真を見返したら思い出せますが、「あれ?今年だったのか」というのが正直な感想です。
誰だったか、「強いショックを覚えると他の記憶がぶっ飛んでしまう」と言っていましたが、そんな感じです。

新潟に来てから公私ともお世話になっていた人がこの世を去りました。もしかしたら?ということもなく、急に知らされた訃報。

あの日からずっとノンストップで、仕事の引き継ぎとか各種の手続きで奔走していました。現場に立つことができなくなり、周りは「泣く暇もないくらい忙しい」と映ったようです。確かに泣いてる場合じゃなかったし、身体と頭はもう次のステージを考えて動いていました。

でも、心は違っていました。あの日の夜、堪えきれない想いが溢れ出しました。

どうして急に去っていったの?
どうして、もっと話せなかったの?
どうして置いていったの?

どうして?の連続。そして、私はこれからどうすればいいの?

何度聞いても答えがないのは分かっているはずなのに、どこかポツンと置いていかれたようなこの感覚。

これを、人は「喪失感」「絶望」と呼ぶのかもしれません。人生で初めて湧き上がったこの感情、一人では抱えきれなくて押しつぶされそうになりました。急にいなくなったことのショックだけでなく、未来への重圧を感じた瞬間でもありました。

人との出会いには別れもある。
誰もがそういうことは理解しています。でも、頭と心は別々でした。
そんなの分かっているよ、と思う人もいるでしょう。少なくとも、訃報を聞いた瞬間、次の手立てを考えられるくらい頭は冷静でいられました。
でも、私の心はそこまで強くありませんでした。

幸い、泣きたい時に寄り添ってくれた人がいたおかげで押しつぶされずに済みました。

泣きたい時は泣いていい。というか絶対、泣いたほうがいいです。それで何かが解決できるわけではないものの、心の中にある感情に蓋をしてしまう方がよほど大変です。マグマが沸騰して大噴火しちゃいます。

おかげさまで今は少しずつ前向きに進められています。

今年もありがとうございました。
うまくいったり、うまくいかなったり。ジェットコースターのような波のある一年だったので来年こそは落ち着いて進めていきたいです。

来年もよろしくお願いいたします。


2023年は丈夫な身体作りをしたい!!

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