23年・K-POPガールズソング 個人的ベスト10
23年のK-POP・ガールズソング。個人的ベスト10をまとめてみました。タイトル曲にかぎらず、純粋に印象に残った曲でランキングを決めています。ちなみに23年を一言で表すと・・・
「ソロ大豊作🌾」
です。
番外「This Wish」
ANYUJIN
IVEのユジンが歌ったディズニーソングの「This Wish」。K-POPじゃないので番外としましたが、めちゃくちゃ良かったです。ユジンはIZ*ONE時代から多彩な才能に溢れてましたが、いまはもうオールラウンダーの枠を超えてますね。ボーカルもダンスも堂々とメインを張れるレベル。すごいアーティストに成長したなと驚愕しました。
10位「HEARTRIS」
NiziU
最近のK-POPには少なくなっていた、元気いっぱいフレッシュな楽曲が、かえって新鮮に感じられました。懐かしのピコピコサウンドもNiziUの雰囲気とあっていて、絶妙なところ突いてきましたね。
完全な偏見ですが、韓国のグループのイル活って、本国で使えなかった3軍みたいな曲が利用されてる印象があって・・・。NiziUは日本→韓国の逆パターンとはいえ、ちゃんとしたクオリティのものを用意してもらえるのだろうかと、実はちょっと懐疑的にみてました。JYPさん、疑ってごめん。
9位「Happy Ending」
Kep1er
Kep1erのタイトル曲って、トレンドに乗っからない、でも攻めた曲ではない、かといって王道路線でもない、良くも悪くも既視感(既聴感?)があって、インパクトが薄い。そんなイメージです。
でもこの「Happy Ending」もそうですが、カップリングには良曲がたくさん揃ってるんですよね。アルバムを通して聴くとめちゃくちゃ良いのに、すごく損してる気がします。そういえばQUEENDOM PUZZLEで結成されたEL7Z UPも、タイトル曲よりカップリングのほうが好みでした。WakeOneってそういう事務所なの?
8位「Killin' Me Good」
JIHYO
クールなかっこよさが溢れるダンスナンバー。この曲にかぎらず、アルバム全体を通して良曲揃いでした。最近のTWICEは本当に僕の好みをよくわかってくれてますね(何様だ
今年のK-POPはソロ曲がすごい豊作だったなという印象です。ベスト10からは漏れましたが、ミジュの「Movie Star」、スアンの「Twenty」、イェリンの「Bambambam」、ユジュの「DALALA」、ジニの「C'mon」などもかなり聴きました。
7位「Rising」
tripleS
プロジェクトが始動したときからわかっていたことですが、このグループ人数増えすぎですよね。RisingのころはAcid Angel from Asiaの4人と、+(KR)ystal Eyesの4人と、新メンバー2名だったので、何とか覚えられたんですけど。新ユニットでカムバックするたび知らない顔が増えてるので、おじさんの僕はついていけません(笑) でも曲はいつも外さないので、信頼度は高いです。
6位「THIS IS LOVE」
Queenz Eye
最近のK-POPは変化球ぎみのお洒落な曲が多い印象ですが、この曲はシンプルにかっこいい。メンバーのなかではヘナがお気に入りです。小柄な体型を活かしたキレのあるダンスが良いし、なによりもかわいい(笑) 前作のUN-NORMALより分量が増えて嬉しいです。それとダミンがプデュ48に出ていたことに最近気づいて驚きました。
5位「Love War (feat. BE'O)」
YENA
イェナといえば元気ハツラツな姿が印象的。しかし個人的には、いつもと違う魅力を放ったこの曲がめちゃ刺さりました。作風にあわせて様々な顔を見せる、憑依型オールラウンダーの真骨頂ですね。イェナにしか表現できないハッピーウイルス路線ももちろん好きですが、こういう曲をもっとやってほしいです。
4位「Nokia」
HeeJin
作業BGMとして、モチベーションを上げるためにK-POPを聴くことが多いので、どちらかと言えばスローテンポの曲が苦手です。しかしこのNokiaは例外で、めちゃくちゃ聴いてます。
あと、このアルバムのタイトル曲(Algorithm)のMVをみたとき、あまりにも美人で衝撃を受けました。クォン・ウンビを美の神として信仰する僕ですが、これは心揺らぎましたね。
3位「Like a star」
GIRL'S RE:VERSE
サバ番・少女リバースの感想は過去に記事を書きました。ぜひそちらも読んでみてください。
現実世界の状況を含めて、一番応援していたのはジャルでした。演じていたスンウンは、この番組の撮影中に所属グループのBVNDITが解散。BVNDITはデビュー当時から応援してたので、とても残念です。それだけに、せめてバーチャル世界だけでもアイドルを続けさせてあげたいという思いで見ていました。錚々たる出演者たちと一緒に曲を紡ぎ上げた彼女は、ガルプラに出演したときとは比べものにならないくらい、生き生きとしていて嬉しかったです。結局デビューメンバーには選ばれませんでしたが、本当に良い番組でしたね。
2位「The Flash」
KWON EUNBI
IZ*ONEメンバーのなかで、もっともズワン時代のコンセプトを継承して活動しているのがウンビ。とくにこの曲はそれが顕著でした。12人の曲だったとしてもまったく違和感ないくらい。あのころの耽美でエモーショナルな雰囲気を纏ってます。もうティーザー公開の時点で泣いちゃったよね。最高に良い曲だと思うのに、世間はいまだにUnderwaterなのがちょっぴり不本意です。
平行宇宙で漂っていた自分の心を引き戻し、21年3月14日といまを結びつけてくれたような、そんな強烈な感覚を覚えました。いつかまた12人で揃うときがあったら、この曲みんなでやってほしいなあ。
1位「nevertheless」
Billlie
食傷気味のシティポップをハイブリッド化することで、あたらしいものに昇華させたような感じ。曲そのものが本当に好きで、毎日聴きつづけていました。そんななか突然飛び込んできた、まさかの訃報。それ以降、この曲の歌詞がまるでムンビンへの想いを綴っているように思えて、どうしてもリンクしてしまうんです。
僕が初めてK-POPに興味をもったとき、すべてが華やかに見えて、キラキラとした世界ばかりが広がっているものだと思っていました。しかし現実はそうではありません。体調不良で活動休止、カムバさせてもらえず放置状態、解散ライブもなく突然の契約解除…。光がまぶしすぎるほど、そこに落ちる影もまた深いことを痛感します。特別な事情が絡む曲だけに、順位づけに加えるべきか、とても迷いました。良い思い出としても、そうでない思い出としても心に突き刺さっています。
「花道だけを歩こう」
強い願いがこもった言葉ですよね。
R.I.P.
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