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AIのべりすとと協同した小説「宮廷魔術師ソフィアさん」をAIのべりすと文学賞に応募していました(落選) #AIのべりすと

TL;DR

  • AIのべりすとに手伝ってもらって初めて小説を書いてAIのべりすと文学賞に応募しました(落選)

  • 現在のAIのべりすとはあくまで小説執筆を補助支援してくれるサービスであってすべてを任せられるサービスではありません

  • 感想をもらいたいので見てください

応募の経緯

自分は常々自分の脳内で作った妄想がこの世で一番面白いエンターテイメントだと思っているのですが、その脳内妄想を脳の外に持ち出す手段がこれまでの自分に無く他人と共有できないという問題がありました。
そんなある時AIのべりすとというサービスの存在を知り、とりんさま(AIのべりすとのAIの名前)の出してくれる続きに手を加えていたら思ったより書けそうな気がしてきたので書いていると、
AIのべりすと文学賞があるということも知りました。

なんか行ける感じがしたためそのまま文学賞に提出するための作品を書き提出しました。結果としては箸にも棒にもかかりませんでしたが…

AIのべりすとで小説を書いた所感

今回生まれて初めて小説を書いたわけなのですが、書いていて痛感したのは
脳内にある妄想の断片を一つの物語として成立させることの難しさです。
自分の脳内では常に一番面白いシーンの断片だけが流れていてその前後は非常に曖昧です。自分の脳内だけで閉じているのであればそれで良いのですが、その断片同士を繋げないとひとつの物語にはなりません。

自分もそこに一番苦労しましたが、詰まった時にとりんさまに続きの文章をいくつか書いてもらいそれらを元に続きを書きました。
とりんさまは書いた文章の続きを提示してくれるのですが、あくまでもそれっぽい続きです。それっぽい続きではありますが、それでも詰まったときには非常に重宝しました。
また自分は地の文というものを全然書けなかったのですが、そこについてもとりんさまにずいぶんサポートしてもらいました。

読み返していて思うところは多々ありますが、自分の脳内から妄想をある程度取り出せたというだけでもそれなりに満足しています。

AIのべりすとの現状について

AIのべりすとは現時点の段階でも実用的なサービスですが、人間の代わりに小説を書いてくれるサービスではありません。
AIのべりすとはあくまでもAIによる小説の執筆支援を行うサービスであり、その内容にはきちんと人間がロジックを組み立て制御する必要があります。
人間の手が入らなければ内容もまとまりもない文章らしき文字列が延々と並ぶことになります。(流石にワードサラダのたぐいではありませんが)
例えば下の記事はAIのべりすとで作られたJavaについての内容なのですが、わかる人が読めば内容が支離滅裂であることは一目瞭然であると思います。

そのような支離滅裂な出力を楽しむホビー的な利用を否定するつもりはありませんが、これからAIのべりすとを利用するならそこがこのサービスの本質ではないことを頭に入れておく必要があります。10割とりんさまに任せず、3~4割くらい助けてもらうという感覚でしょうか。
また昨今では一部の小説投稿サイトでもAIが出力しかつ人間が手を加えていないものについて規制を設ける動きもあるようですので、やはりそのような使い方が現状ベターではないかと思われます。

(なおAI拓也レベルの作品はAIのべりすとの各機能を使いこなした上で凄まじい試行回数をこなしてやっと出力できるものなので、あのレベルの内容をとりんさまから出してもらうのであれば自分の手で書いた方がおそらく早いと思います)

終わりに(感想募集)

せっかく自分の外に出した脳内妄想なので自分以外の他人が一人でも面白いと思ってくれれば自分としては満足なのですが、現実はそうもいきません。今回の結果もそういう結果です。

また正直なところ自分でも面白いのかどうかだんだんわからなくなってきています。脳内妄想というものは所詮自分の脳内で最適化されたぼんやりとしたものなので絵で言うところのラフと完成品くらいの違いがあるでしょうし、
そもそも自分以外の人間が面白いと感じることは無いのではないか?という気持ちが常にあります。

自分のような実績も才能も無い書き手が無料で感想をもらう方法を色々と調べていたところ複数のサイトに投稿することで感想をもらえやすいとのことなので、とりあえずカクヨムだけでなくなろう・ノベルアップ・ハーメルンに投稿してみるつもりです。
それぞれのサービスを利用した所感もそのうち書きたいです。

マシュマロも一応設置しておきます。

感想をお待ちしています。

おまけ(ヘッダ画像について)

ヘッダ画像はAIのべりすとが提供しているAIイラスト出力サービスTrinArtの「でりだ」(旧称キャラクターズモデル)で出力しました。各設定は以下の通りです。

プロンプト: {{{masterpiece}}}, {{{hyper extreme detailed}}},{Newly opened modern convenience store with blue square roof in a medieval fantazy town},{beautiful detailed glow},beautiful detailed sky,{{modern convenience store}}
画像のサイズ: 704x384
ステップ数: 25 steps
プロンプトの強さ: 12
重ね描きの強さ: 40%
固定シード: 826372924
参考にする画像のURL: 
参考にする画像ファイル: 
モデル/プロンプトタイプ: characters
拡張プリセット: landscapes
サンプラー: euler_ancestral

AIお絵かきにもだいぶハマっているのでそのうち記事を書きたいです。


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