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推しの言葉を理解したいので韓国語を勉強します⑮願望「〜したい」~고 싶다/容認「〜してもよい」~도 되다

K-POPアイドルの推しができたので韓国語を勉強するおたくのドキュメンタリー。今回は、「〜したい」「〜してもよい」という二つの表現をまとめます。少々ややこしいところがあるので、違いをしっかり覚えましょう!

※当ブログは詳しい語学の解説を目的としたものではありません。筆者が韓国語を勉強していく過程の記録で、学んだことのメモや感想が中心になります。四苦八苦しながら韓国語を学んでいる同志と困難を共有する内容に出来ればいいなくらいに思っています。
使用しているテキストはこちら。
(記事内で使用している画像は筆者が独自作成したもので、テキスト記載の内容とは異なります)

願望「〜したい」

願望「〜したい」

願望を表す「〜したい」という表現の基本は、語幹+고 싶다という形になります。

敬語にする際は싶다を活用します。語幹末がパッチム且つ陰母音なので、ハムニダ体の場合は습니다を付け~고 싶습니다、ヘヨ体は어요を付け~고 싶어요となります。

(例)한국으로 가고 싶어요.「韓国に行きたいです」

この表現、私にとってはかなり馴染み深いものでした。
第一次韓流ブームで韓国ドラマにハマった母と祖母のお気に入りラインナップのひとつだったのが、『冬のソナタ』でもヒロインを演じたチェ・ジウ出演の『天国の階段』で、録画したものがリビングのテレビでよく流れていたので、私も一緒になってよく見ていました。
ドラマの中の感動的なシーンで流れ視聴者の涙を誘ったのが主題歌でもある『보고싶다(会いたい)』でした。とってもいい曲なので、ご存知ない方もぜひ聴いてみてください。

めちゃくちゃ"보고싶다"連呼しとる。

「見る・会う」といった意味の보다に고 싶다を付けて「会いたい」という意味ですが、同じ「会う」という意味を持つ만나다ではなく보다を使っているのがミソですね。
만나다は「お互いを認識し顔を合わせる」というニュアンスで英語ではmeetに近いですが、보다はseeに近く「一方的に見かける」という意味を含むようです。「自分に気づいてくれなくてもいい。一目でいいから会いたい」という切実さがあらわれていたのですね…意味が分かるとより泣けます。

薄っすらとした記憶でしか憶えていませんが、たしかドラマの内容も、今生の別れを経た幼馴染の二人がやがて再会し再び恋に落ちるというものだったはずです。「二度と会えないのはわかっていても、もう一度会いたい」という主人公の気持ちそのものを歌っているようですね。

本当にいい曲で今でもたまに聴くのですが、先日公開されたビハインド動画内でスキズちゃんがこの曲を歌っていて大興奮しました。当時君たちいくつだよ…名曲とは何世代にもわたって歌い継がれるものなのですね。

話が脇道に逸れました。本題に戻り、次は「~してもよい」という表現を紹介します。

容認「〜してもよい」

容認「〜してもよい」

願望の場合は直前に語幹に고 싶다を付けましたが、容認の場合は用言をパンマルの形に活用した上で도 되다を付けます。

「~してもよいですか?」という具合に許可を乞うようなシチュエーションで使うことも多いようです。願望の婉曲表現とも取れますね。
敬語にする場合は以下のようになります。語幹末が母音で終わるため、ハムニダ体にするにはㅂ니다を付け、ヘヨ体にする際は母音を変形させます。

ハムニダ体:パンマル+도 됩니다
ヘヨ体:パンマル+도 돼요

(例)촬영해도 됩니까?「撮影してもいいですか?」

今回は二つの表現をまとめてご紹介しました。似ているようですが、実は用言の活用の有無という大きな違いがあります。ややこしいですが、고싶다は語幹に付け、도 되다は活用形に付けるという点をしっかり押さえておきたいところです。

それでは、안녕👋


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