第4話:自分も相手も正しい

何ヶ月ぶりかの再来、すきっぱあけっぱです。今回は、人の心理を自分で勝手に解釈してみたシリーズです。

「自分も相手も正しい」
最近つくづく思うようになりました。
なぜ思うようになったのか、自分の高校のクラスで、卒業まで後3ヶ月という状況で、自分と唯一仲の良かった友人が不登校になり、担任交代という前代未聞の事態が発生しました。
表面上では他人に流されているように見えてしまう私ですが、実はめちゃくちゃ頑固で、自分が信じてる信念を貫く性格です。
私は完全なる中立の立場をとっていて、不登校になってしまった友人とはお互いに相談し合う関係性でした。
過干渉が嫌な私と友人なので、1週間も話さない時もあったし、別々に行動していました。

夏休みが明けた直後から、クラスに居づらい相談を受けていたので、ある程度「学校に来なくなるだろうな」という予想は立っていました。そして10月から学年クラスの少ない火曜水曜木曜のみ来て、月金は学校に来なくなっていました。11月から不登校になって完全に来なくなってしまいました。自分のクラスは比較的うるさい子達が半数を占めていたので、居づらさを同様に私も感じていたけれど、来なくなったら負けだと思っていたので、ずっと1人で嫌だと思いながらも耐え抜いていました。
何も私は発することもなく、ただ1人で、耐え抜き続け、周りが悪口を言ったりしていても共感はせずにただ1人で中国語を勉強していました。

「自分も相手も正しい」というのは、相手の考えや価値観、自分の考えと価値観は全く違うけれども。
SEKAI NO OWARIの歌詞で、
「人はそれぞれ「正義」があって
争い合うのは仕方ないかもしれない
だけど僕の嫌いな「彼」も彼なりの
理由があると思うんだ」
とあるように、みんなには正義があるけど、それは自分の嫌いな人を同じように傷つけている。
「だけど僕の「正義」がきっと彼を傷ついているんだね」
私の解釈がセカオワさんと同じということにびっくりしてます。

自分と同じように「頑固な人」はたくさんいると思います。
「頑固」=「自分の信念を貫く人」と解釈すると、長所として見ることができるかもしれません。

「相手も自分も正しい」というのは
傷つけてないと思っていても、相手は深く傷ついてるかもしれない。
価値観を無理に合わせるのはとてもしんどいこと。それをわかっていながらも、時には意見の食い違いで喧嘩をしてしまうこともあると思います。でも、「自分も悪かったな」と、
冷静に考えることができるようになることによって、人は初めて「歩み寄る」ことができるのかもしれません。改めて見るとドラゴンナイトはすごいいい曲だなと思いました。(歌詞のリンクが下にあります)
以上で終わりです。月2回更新しようと思ってます。最後まで読んでくださってありがとうございました。

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