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'23皐月賞、アーリントンカップ(G3)、山藤賞の高スコア馬

スコア3位ソールオリエンス (1着)
スコア5位ファントムシーフ (3着)
スコア6位ショウナンバシット(5着)
スコア8位タスティエーラ  (2着)

スコア2位トウホーガレオン (4着)
スコア3位ショーモン    (3着)

スコア1位オールマイデイズ (4着)
スコア3位マイネルヴィジョン(5着)

レース結果の予想ではありません。
競走成績と関係なく、デビュー前日までに判明する客観的データから、成績予測モデル ”POGメトリクス+J ver2.0” / "POGメトリクス ver2.0" で計算したスコアを並べた記事です。


皐月賞(中山芝2000m・G1)
 
シャザーン     140 / 183
 ダノンタッチダウン 132 / 201
 ソールオリエンス  129 / 144
 フリームファクシ  128 / 179
 ファントムシーフ  126 / 117
 ショウナンバシット 126 / 157
 ラスハンメル    126 / 157
 タスティエーラ   122 / 174
 ウインオーディン  122 / 119
 タッチウッド    120 / 143

 メンバー中、POGメトリクス+Jのスコア1位はシャザーンです。
 7月の新潟芝1800mを福永騎手でデビューした高プロフィール馬ということで、世代全体の19位となるスコア140を記録しました。そのデビュー戦こそ、惜しくもダノントルネードのハナ差2着に敗れましたが、半年近くの休養を挟み1月に復帰すると2連勝しています。
 前走すみれSの上がり3F=33.1sは、上がりの出やすい新潟を除けば、今回のメンバー中最速タイです(もう1頭はダノンタッチダウンのデイリー杯で、新潟最速3Fもこの馬の新馬戦)。すみれSは1000m通過が64.4sという超スローペースでしたが、レース自体の上がり1000mは58.2sで逃げ馬から1s近く離れた最後方を追走していたことを考慮すると、本馬のラスト1000mは大外をまくりながら57s前半だったことになり、長くいい脚を使えていたと言えます。
 日曜日は雨の予報ですが、放牧明け2戦目を重馬場で勝っているように道悪もこなせます。逃げ馬、先行馬が多いメンバー構成で、展開利も見込めそうです。
 スローペースしか経験がないことと、ここで一生懸命字数を割いて書いた馬に限ってよく凡走することだけが気掛かりです😓

 スコア2位はダノンタッチダウンです。
 ニュージーランドTドルチェモアが大敗したことで、ますます朝日杯フューチュリティSのレースレベルが疑問視されています。
 先週のニュージーランドTの記事で、「ドルチェモアが何着になろうと、スコアが全然違うダノンタッチダウンを皐月賞で切るのは賢明ではない」と書きました。(ドルチェモアのファンの皆様、不躾なことで申し訳ございませんでした🙇)
 下表のように、朝日杯出走馬の次走以降の成績は+Jスコアと照らし合わせると、それほどスコアが高くない馬が凡走しているだけで自然な現象のように思われます(手前勝手な都合の良い解釈ですが)。
 本馬は、朝日杯では着順上位馬の中で1頭だけ後方から追い込んでくる他と違うレースをしていましたし、他馬のその後の成績は切り離して考えて良いのではないでしょうか。
 初の2000m、初の中山コース、4ヶ月ぶりの出走と、越えなければならない壁は高いですが、POGメトリクス 200越え(世代12位)の意地を見せてもらいたいものです。


アーリントンカップ(阪神芝1600m・G3)
 ティニア      127 / 120
 トーホウガレオン  123 / 124
 ショーモン     120 / 132
 タリエシン     120 / 114
 ドクタードリトル  119 / 126
 タイセイクラージュ 119 / 133

 ティニアは、朝日杯フューチュリティS後のレースで唯一連帯した馬です。
 名門池江泰寿厩舎の割には、POGメトリクスのスコアは120と低めです。理由は、出産時の母馬の年齢が4歳と極端に若かったことと、5月生まれだったためです。
 これほど若い母だと、普通は馬体が小さく出て成績も良くない傾向なのですが、この馬は前走496kgと大きな馬体で心配ないようです。遅生まれであることも、この時期になると逆に成長が見込めて期待できます。
 土曜日は雨の予報ですが、2勝とも稍重で勝っていることも心強いです。


山藤賞(中山芝2000m・1勝C)
 オールマイデイズ  125 / 202
 インスタキング   125 / 113
 マイネルビジョン  118 / 112
 ガレストロ     115 / 173

 オールマイデイズは3歳世代で12頭しかいないPOGメトリクス200越えの1頭ですが、11月と遅い時期にデビューしたことでPOGメトリクス+Jでは146位のスコア125となりました。高い素質が開花することを期待します。


 みんなのフォトギャラリーより、ご近所カメラマンツッシーさんの”エアリーな??写真”を使わせていただきました。この方の撮った写真は、みんなのフォトギャラリーで通算2000回以上使われているそうです。どの写真も画面の切り取り方が素晴らしいです。山藤ではなく藤の花でしたが、つい選んでしまいました。


POGメトリクス+J ver2.0:14ファクター(生年月日・性別/父・出産時の母馬年齢・母父・生産者・調教師・馬主・取引価格・クラブ募集価格・デビュー月・競馬場・レース条件・騎手・ファクターX)から計算

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
POGメトリクス+J ver2.0 スコア上位300頭 (2023年2月26日までの成績/近況/予定)


POGメトリクス
:9ファクター(生年月日・性別/父・出産時の母馬年齢・母父・生産者・調教師・馬主・取引価格・クラブ募集価格)から計算

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
POGメトリクス スコア上位300頭 (2023年2月19日までの成績/近況/予定)
 

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